傾斜地が叶えた 2階リビングの開放感ある暮らし
~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~
積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第53弾として4月21日に、“高低差のある土地の特徴を生かしながら理想の家づくりを実現されたご家族”のストーリーを公開しました。
■家のスタイルを左右する、土地選びの重要性
「家を建てる」、そう決めてから、多くの方がまず考えるのは、「どんな住宅メーカーで、どんな家を建てるか」ということではないでしょうか。間取りや住宅設備など、建物にこだわる方は多いと思いますが、同じくらい重要なのが、土地選びです。
一般的に土地を購入する際は、職場や子どもの学校、実家との距離や周辺環境といった、立地を重視する方が多いと思います。次に全体の予算から、土地の価格を割り出し、リサーチを始めます。でもいざ探してみると希望の条件ではなかなか見つからず、家づくりが一向に進まない、という話もよく聞きます。
イメージの中のわが家は、四角い土地におさまり良く建てられたもの。ところが、限られた予算・希望の立地で土地を探していると、きれいな正方形ばかりではないことに気付きます。形が整っていない土地を「不整形地」と言いますが、例えば、三角形や台形、道路からの間口の狭い長方形、道路に面する出入口部分が細い通路状で、その奥が広がるL字型(旗竿地)などさまざまな形状があります。
また高低差のある傾斜地もあります。山手や坂に面した場合、建築時にどう解消するか、追加費用も確認が必要です。
不整形地は制限がある一方で、アイデア次第で土地の形状を活かした家を建てることもできます。さらに、整形地に比べ割安になることも。柔軟な視点をもって、家づくりを成功させたいものです。高低差のある土地の特徴を生かしながら理想の家づくりを実現された、京都府にお住まいのI様ご家族の事例をご紹介します。
■3mの高低差がもたらす開放感と、プライバシーの両立
京都府のI様ご家族が新居を建築したのは2022年。
リビングを2階につくり、前面道路側となる南側に備えた幅6mほどの大きな窓と、そこからフルフラットバルコニーにつながる開放感が特徴です。
自宅建築のために選んだ土地は、前面道路から奥にかけておおよそ3mほどの傾斜のある土地。
その高低差を活かし、まるで3階にリビングがあるような見晴らしと開放感を実現しています。向かい側の家と目線の高さをずらすことで、大きな窓にもかかわらずプライバシーを確保。断熱性能の高い窓にすることでZEH仕様も実現しています。
ご夫婦の要望だった窓が大きく明るいリビングに加え、水回りの動線、上から下に光を通す吹き抜けの階段など、随所にこだわりが詰まった住まいです。
理想の住まいを手に入れたI様ご家族ですが、この傾斜のある土地を活かした家づくりは回り道もありました。
はじめに建築を相談した地元の工務店では、擁壁による土地の造成を提案されたと言います。安心感はあるものの、想定外の見積もりにご夫婦は驚いたそう。また駐車スペースを確保しながら擁壁をつくる場合、デッドスペースが生まれ、自宅の建築面積が小さくなってしまうデメリットもありました。
その後、擁壁とは異なる手法で、高低差をクリアする提案をしたのが積水ハウスでした。
積水ハウスが誇る「基礎・地盤」の技術が、I様ご家族の理想の住まいを、安心・安全とともに実現させたのです。
■一邸一邸オーダーメイドで。幸せを支える独自の「基礎・地盤」技術
独自技術を数多く持つ積水ハウスでは、家を支える基礎に「上からの力に強い」という力学的根拠のある、大きな断面の「布基礎」を採用。地盤改良と合わせて、建物をしっかり下から支えます。
また積水ハウスの標準基礎は、フーチング部(ベース部分)の形状にも特徴があります。大きな鉛直力が加わると45℃の角度で割れる性質のあるコンクリートの特性を考慮した形状となっており、安定した強度が得られます。
さらに立ち上がり部とフーチング部を一体でつくる独自の一体打ち工法で、基礎全体の強度と信頼性も大きく向上しています。
(※上記I様邸は深基礎により仕様が異なります)
家族の幸せな住まいは基礎と地盤から。
積水ハウスでは、エリアや地盤条件を考慮し、一邸一邸オーダーメイドの邸別自由設計で構造計算を行っています。住まいづくりの際には、縁の下の力持ちである「基礎」の技術にもぜひ注目してみてください。
積水ハウスホームページ>暮らしを守る安心
https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/products/shawood/technology/anshin02/
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