【北海道 東川町】環境課題解決に挑む外国人留学生を育成する、...

【北海道 東川町】環境課題解決に挑む外国人留学生を育成する、世界初のプロジェクトが始動

鹿児島県大崎町との協働事業。2自治体で研修を受ける外国人Uターン留学生を育成

北海道東川町は、鹿児島県大崎町(町長:東靖弘)と協働し、慶應義塾大学SFC研究所(担当:社会イノベーション・ラボ(代表:玉村雅敏)。以下、SFC研究所)の助言のもと推進してきた、日本と世界の未来を育む『リサイクル留学生プロジェクト』の第一期留学生受け入れを行い、研修を開始しました。
また、5月15日(月)には、「リサイクルの町から、世界の未来をつくる町」と題して、鹿児島県大崎町の環境政策課 課長補佐 竹原 静史氏を招き、世界の環境課題解決に挑むための講演会を開催します。
東川町と大崎町が取り組む『リサイクル留学生プロジェクト』は、外国人留学生が2つの自治体で研修を受け、最先端の学びを得る機会の創出を想定しています。世界から留学生を受け入れ、日本初で唯一の公立日本語学校を営む北海道東川町にて日本語教育を行い、その後、 資源リサイクル率14年日本一を誇る鹿児島県大崎町において、資源リサイクルシステムの研修を行います。この研修を通し、持続可能な社会の形成およびグローバルに活躍する人材を育成する取り組みです。

5月15日(月)16時からは、せんとぴゅあⅠ講堂にて、プロジェクト発足に際しての講演会を実施いたします。ゴミの焼却をしないで分別をする低コストのゴミ処理方式「大崎システム」を生み出し、インドネシアなどにも展開している大崎町の取組みについても講演していただきます。町だけに留まらず、世界の未来のために、それぞれができることってなんだろう?を、考える場を目指します。

プロジェクトの背景

このプロジェクトは、鹿児島県大崎町と北海道東川町に加え、「未来を先導する実学と人材育成」を行ってきたSFC研究所の3者の連携でスタートしました。それぞれが異なる分野でこれまで培ってきた知識・経験を提供し合い協働することで、日本の社会とつながりながら、世界各地で直面する資源リサイクル問題に挑戦するグローバル人材育成のために、2018年11月27日に三者で締結した協定に基づく取り組みです。

現在進行している連携事業の概要

第一留学生の概要

国籍 インドネシア
人数 2名

第1期研修スケジュール

5/12(金)~5/14(日) 来日
5/15(月)~7/10(月) 東川町での日本語研修、文化体験、道内観光視察。主な研修施設:東川町立東川日本語学校(北海道上川郡東川町北町1-1-1)
7/11(火)~8/8(火) 大崎町でのリサイクル研修。主な研修施設:そおリサイクルセンター(鹿児島県曽於郡大崎町菱田1218番地48)
8/10(木) 帰国

講演会概要

講演テーマ:リサイクルの町から、世界の未来をつくる町
日 程 2023年5月15日(月)
時 間 16:00~17:00
場 所 せんとぴゅあⅠ講堂
参加費 無料

登壇者
■鹿児島県大崎町環境政策課 課長補佐|竹原 静史氏
■インドネシアバリ州 環境廃棄物処理員
 リサイクル留学生第1期生 |イ ケチュッ スアルナヤイ氏

主催:東川町・大崎町
問合せ:東川日本語学校 多文化共生室 担当 山口 / 経済振興課
電話:0166-74-6815
メール:kyouseishitsu.higashikawa@gmail.com

鹿児島県大崎町について

⼤崎町は広⼤なシラス台地が広がる⾃然豊かな⼤隅半島に位置し、⾃治体としてこれまで12年連続を含む14回リサイクル率日本一を達成し、「ジャパンSDGsアワード」内閣官房長官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「⼤崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる豊富な湧水で育む農畜産物は、⽣産量も国内最⼤級ながら、⾼い品質を求め常に挑戦し続けています。
・所在地:⿅児島県曽於郡⼤崎町仮宿1029番地
・代表者:町⻑ 東靖弘

北海道東川町について

北海道のほぼ中央に位置し、「写真の町」として東川町国際写真フェスティバルや写真甲子園などの取り組みを通したまちづくりを進めています。北海道第 2 の都市「旭川市」に隣接し、現在の人口は約 8,000 人ながら、この数年は移住者が多く、人口が年々増加していることで注目をされています。
上水道システムがなく、地下水で生活を行っており、米作りが盛んな場所にあって良質な水で育った美味しいお米はもちろん、その他の野菜、加工品、飲食店も大雪山系の雪解け水の恵みを受けています。
・所在地:北海道上川郡東川町東町 1 丁目 16 番 1 号
・代表者:町長 菊地伸

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