Absolute Software、Secure Accessの新アドオンとして Absolute Secure Web Gatewayサービスを新規にリリース
先進のSSEソリューションで、自然なブラウザ・エクスペリエンスを維持しながら、 組織のセキュリティを強化
自己修復型インテリジェント・セキュリティソリューションのプロバイダーであるAbsolute Softwareは、6月20日、Absolute Secure Accessの新バージョンであるv13を発表、7月1日にリリースいたします。このバージョンでは、新機能としてSSE(Security Service Edge)ソリューションが拡充され、Absolute Secure Web Gatewayサービスの機能がアドオンとして新規に追加されます。ハイブリッドおよびモバイルワークに最適化されたこの新しい拡張サービスは、Absolute Secure Accessの既存機能を基盤としており、セキュリティ強化、生産性向上、社内ITおよびセキュリティポリシーの遵守を支援します。
ハイブリッドワーク環境への移行が進む中で、電子メールのチェック、ファイルの共有、共同作業など、一般的な従業員が日々の責任を果たすためにはWebブラウジングが主要なアクセスポイントとなっています。また、組織のセキュリティチームの多くが、ブラウザを攻撃の主要なベクトルとして悪用するサイバー犯罪者に対する防御の強化に注力し始めています。最近の統計では、調査対象となった組織の90%以上がWebやモバイルの攻撃を経験していることが明らかになっています*。
*MENLO Security, 2023 Cyberthreat Defense Report
「Absolute Secure Web Gatewayサービス(Absolute SWG サービス)」は、Ericom社のセキュリティエンジンと連携し、複数のアンチウイルススキャン、リモート・ブラウザ・アイソレーション(RBI)、コンテンツ無害化と再構築(CDR)、データ損失防止(DLP)などのセキュリティと保護をクラウドテクノロジーによって提供します。Webコンテンツをクラウドコンテナ上で検査してからユーザーのWebブラウザに配信するため、ユーザーはリンクへのアクセスやファイルのダウンロードを中断することがなく、また組織のリスクを増大させることなく、Webブラウジングのセキュリティを高めることができます。
Absolute SWG サービスによる保護の流れ
Omdiaのサイバーセキュリティ担当シニアプリンシパルアナリストであるFernando Montenegro氏は次のように述べています。「ハイブリッドワークは今後も推進されることでしょう。それと同時に、組織は従業員に対して組織内リソースを活用することを推奨しています。通常の業務に支障をきたすことなくリスクを軽減する方法を模索しなければならないため、セキュリティやリスクの専門家にかかる負担は計り知れません。現代、そして将来にわたってビジネスを拡大させようとしている組織は、従業員の業務遂行能力を妨げることなく、ネットワークとインターネットへのアクセスを迅速かつ容易に拡大できるソリューションの導入を迫られています。」
Absolute Secure Accessの特徴として、「高度にモバイル化された分散型ワークフォースの複雑なニーズに対応するために設計された専用技術であることが挙げられます」と、Richard M. Hicks Consulting, Inc.の創設者兼主任コンサルタントであるRichard Hicks氏は述べています。「Absoluteの今回の機能拡張は、リモートワーカーの生産性を確保し、ユーザーとIT管理者の双方に優れたエクスペリエンスを提供するために必要な革新的機能となるでしょう。Absolute Secure AccessとSWGとの統合は、既存のレピュテーションサービスを更に強化するものであり、Web上の悪意のある活動からモバイルユーザーを保護するためのセキュリティがより強固なものとなります。」
Absolute SoftwareのSecure Access製品部門EVPであるJoe Savareseはこう言います。「不注意なクリックひとつで、悪意あるサイバー犯罪者が従業員のデバイスを悪用して、企業ネットワークを水平移動するために必要なアクセス権を得るための扉を開くこともあります。リモートユーザーやモバイルユーザーに焦点を当てて一から設計された当社の包括的なセキュアアクセスのテクノロジーにより、ITチームはZTNAセキュリティアプローチを採用しながら、エンドユーザーとITチーム双方のエクスペリエンスを積極的に向上させることができます。」
Absolute SWG サービスはAbsolute Secure Access管理コンソールのポリシー機能と緊密に統合されているため、ITセキュリティ担当者は、各ユーザーやグループのセキュリティレベルをきめ細かく調整でき、リスクレベル、業務内容、ロケーション、利用しているネットワーク、その他のパラメーターに基づいて的確に保護レベルを設定することができます。さらに、Absolute Insights for Networkのダッシュボードにデータがリアルタイムに連携されるため、組織のセキュリティ状態を迅速に把握し、脅威を軽減するための対策を講じる手段を速やかに策定することができます。
今回の拡張による主なメリットには以下が含まれます。
・最適化されたエンドユーザーエクスペリエンス ― 不健全なネットワーク接続やアプリケーションを自動的に修復する機能と、ネットワークの健全性やセキュリティ状態の可視性の向上により、エンドユーザーのエクスペリエンスを積極的に改善し、作業者の生産性と効率性を向上
・より高度なセキュリティとコンプライアンス ― ユーザーの意図的・不用意なファイルアップロードに起因する機密データの損失や漏洩のリスクを低減
・拡張的なマルウェア防御 ― Webページ、ファイル、ソフトウェア、アプリケーションのデータを評価してマルウェアの脅威を発見・排除し、マルウェア(ゼロデイ脅威を含む)がエンドポイントやネットワークに到達しないようにブロック
Absolute SWG サービスはAbsolute Edge パッケージのアドオンとして提供されます。すでにAbsolute Secure AccessのAbsolute Edgeパッケージをご利用のお客様は、2023年6月のアップデートからこの機能を使用することができます。
【参考情報】
Absolute Secure Access/Absolute Edge(SWG サービス アドオン)の価格は、デバイス数やオプション構成によって異なります。詳細はAbsoluteの販売パートナー各社までお問合せください。
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