50代でも総入れ歯！？右肩上がりのオーラルケア市場　入れ歯は着けて寝る時代、就寝専用「おやすみ入れ歯」が製作数7倍に！

2023.07.10 11:30

オーラルケアが注目される中、ナイトブラならぬ「おやすみ入れ歯」が人気です。歯科技工所を運営する株式会社お守り入れ歯(本社：北海道札幌市、代表取締役：池田昭)が製作している就寝用入れ歯型マウスピースが、直近6ヶ月で製作数が7倍と急増しています。

ナイトブラならぬ寝る時専用「おやすみ入れ歯」

【入れ歯は着けて寝る、が当たり前になる時代がすぐそこに】

オーラルケア市場は右肩上がりです。背景にはコロナ禍の健康志向や清潔意識の高まり、政府が骨太方針で国民皆歯科検診を打ち出したことがあります。そんな中、ナイトブラならぬ寝る時専用「おやすみ入れ歯」の製作数が6ヶ月間で7倍と人気です。

これまでは、夜は入れ歯を外して寝るのが常識。入れ歯の所有は一人一個が通常で、就寝時は外して洗浄する人が大多数でした。しかし最近は着けて寝る人もが増えています。歯科技工所を運営する株式会社お守り入れ歯が全国の50才以上の総入れ歯利用者270人に行ったアンケート調査では、就寝時に入れ歯を装着している人が約40％でした。(※2023年5月アンケートASPを使用し当社で調査)

【梅干しばあさんはイヤ！おやすみ入れ歯で口元のシワをケア】

おやすみ入れ歯とは寝る時専用の入れ歯型マウスピースです。一回り大きい通常のマウスピースに比べ、おやすみ入れ歯は今使っている入れ歯と全く同じ大きさで違和感がありません。指で挟むと少しの力でも曲がる柔らかさで、歯ぎしり癖がある人の歯茎への負担も軽減されます。形状データを読み取る際に約30分入れ歯を預けるだけで、約1週間、早ければ2～3日で完成します。

購入理由の上位は、就寝時に不測の事態が起きた時や突然の紛失時に安心、入れ歯なしだと翌朝あごがだるいし唾や水が飲み込みにくいなど。他に多かった理由では口元のシワが気になるから就寝時に利用するという声でした。総入れ歯の利用者は60代から増える傾向にありますが、アンケートでは50代も約17％と高く、おやすみ入れ歯が日々の美容の一つとなっています。

入れ歯は一つしかなければ十分な洗浄が難しく、不潔なものを着けて寝ると繁殖した菌が唾液と一緒に肺に流れ込み誤嚥性肺炎の原因になります。誤嚥性肺炎は認知症を悪化させることも分かってきましたし、毎年のように死因の第6位に入るなど今やメジャーな死因となっています。購入者からは「クッション性もよく翌朝の歯茎の痛みもなくなりぐっすり眠れるようになった、手放せない」「入れ歯を外すと梅干しばあさんみたいになるから息子にも見られたくなかった」という声もありました。

【思考の転換でうまれた、日本初の入れ歯型マウスピース】

誕生のきっかけは、昨年マリンスポーツ用入れ歯型マウスピース開発で柔軟度を試している際でした。寝る時専用なら食事はしないので柔らかくていいので、歯茎への負荷が減って快適な睡眠に繋がるのではと考えました。モニター8名の協力のもと、0.5ミリ単位で厚みを調整しながら試作を約50回繰り返してようやく完成しました。2023年2月に中空構造の特許を取得しています。

代表の声「おやすみ入れ歯を知った人の中には、寝る時に入れ歯を外さなくていいの？と驚く人もいます。おやすみ入れ歯があれば、日中使った入れ歯を就寝中にしっかりと除菌できます。今後はパジャマのように入れ歯も着替えて快適な睡眠と健康維持に繋げてほしいです。」

今後は提携歯科医院での提供や、誤嚥性肺炎予防の促進として介護施設などとも連携する予定です。

おやすみ入れ歯： https://pro.form-mailer.jp/lp/fec0b34e231881

《おやすみ入れ歯サービス概要》

内容　　　　：現存入れ歯の洗浄と除菌後、3Dスキャナーによる

　　　　　　　形状読み取りとデータのクラウド保管、

　　　　　　　 3Dプリンターによる複製、中空加工

所要日数　　：通常約1週間。お急ぎの場合は2～3日や翌日仕上げもできます

料金　　　　：中空加工 16,500円、通常加工 10,450円

　　　　　　　 (送料はお客様ご負担となります)

予約受付　　： 011-596-8814(平日9:00～18:00)

受付方法　　：電話にて受付後、提携歯科医院への来院か電話による