浦和大学主催「おもちゃコンテスト」　木材加工の部優秀作品を商品化、9月12日(火)より販売　高大産官連携による初の試み、埼玉高速鉄道の2駅で販売

2023.09.08 09:00

浦和大学(所在地：埼玉県さいたま市)は、全国の高校生を対象に開催された本学主催「第6回おもちゃコンテスト」にて、応募総数870点の中から「木材加工の部優秀賞」に選ばれた作品「三段転がし」を商品化し、9月12日(火)より埼玉高速鉄道「東川口駅」「浦和美園駅」で販売します。商品化に至るのは今回が初めての試みで、高大産官連携により実現いたしました。今後も行政や地元企業との連携を強め、本学ならではの取り組みで地域社会に貢献して参ります。

「おもちゃコンテスト」初の商品化された「三段転がし」

第6回おもちゃコンテスト開催概要： https://www.urawa.ac.jp/urawa-info/sonota/6299

■高校生の創意工夫が光る「第6回おもちゃコンテスト」

「おもちゃコンテスト」は、1～3歳までのこどもが遊べるおもちゃ、夢が膨らむようなおもちゃを募り、創意・工夫に秀でた作品に対して賞を贈る、全国の高校生を対象にしたコンテストです。本学が主催となり、埼玉県・さいたま市・埼玉高速鉄道株式会社を後援とする産官学連携で実施されています。“高校生がこどもとの関わり方を考えるきっかけづくり”という構想の下、全国的にも珍しい「こども学部」を有する本学として、2017年度より開始、北海道から沖縄まで毎年全国から多くの作品が寄せられています。

2022年7月1日(金)から9月21日(水)に開催された「第6回おもちゃコンテスト」では、過去最高となる全国74校、計870点の応募がありました。その中で「木材加工の部優秀賞」に選ばれた作品を商品化し、埼玉高速鉄道「東川口駅」「浦和美園駅」にて販売いたします。

■高大産官連携による初の商品化、販売

毎年優秀作品を表彰して参りましたが、それだけに留まらず、一般の方に実際に触れて遊んでいただく機会を作りたいとの想いから、高大産官連携によりこの度の商品化に至りました。兼ねてより検討していた商品化ですが、2020年より次世代の人材育成に向けての包括的連携協定を締結し、当コンテストの後援企業でもある埼玉高速鉄道より販売場所提供の申し出を受け、実現する運びとなりました。また、今回商品化する作品は、埼玉県産の木材を使用しています。木材の温かみや優しさに触れていただきたいのはもちろん、県産の木材を使用することで、埼玉県の林業や木材産業を知っていただく機会になればと思います。

＜高大産官連携先＞

浦和大学(コンテスト主催)

埼玉高速鉄道(後援、告知、販売)

埼玉県庁森づくり課(後援、製作企業のあっせん)

さいたま市(後援)

大宮工業高校(製作者の所属高校)

■商品化するおもちゃ詳細、製作者コメント

商品化する「三段転がし」は、最上部の穴から玉を入れ、本体を傾けて玉を転がし、各段にある穴を通して最下部を目指して遊ぶおもちゃです。各段にそれぞれ仕掛けがあり、玉の動きを妨害するようになっています。