「特別展 文化勲章受章・卒寿記念 上村淳之展」を開催します。

「特別展 文化勲章受章・卒寿記念 上村淳之展」を開催します。

昨年11月に文化勲章を受章し、本年4月に卒寿を迎えた 当館館長 上村淳之の90年の軌跡を紹介します

 近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、館長  上村淳之の文化勲章受章ならびに90歳の卒寿を記念して、2023年10月14日(土)から12月24日(日)まで特別展を開催します。

 日本画家 上村淳之は、昭和8年(1933)に上村松園を祖母に、上村松篁を父に生まれ、今年4月に卒寿を迎えました。また令和4年11月には、その功績により文化勲章を受章しました。日本画の分野で親子三代での文化勲章受章は日本初となります。

 本展では、「月の水辺」、「風渡る」(大分市美術館蔵)、「晨」(株式会社ヤマタネ蔵)などの大型作品のほか、通常は一般公開していない「青連院門跡  好文亭 襖絵」、「祇園祭 山鉾 大船鉾天井画」や当館初展示となる「春庭(白孔雀)」(京都花鳥館蔵)など、全国の関係先のご協力をいただき、館外所蔵作品も数多く特別展示します。東洋的感性の減退や現代の日本画について真摯に警告を発し、さまざまな鳥の姿を通じて、自然の叡智を示し、未来へのメッセージを送り続ける上村淳之の90年の軌跡を紹介します。

 詳細は以下のとおりです。


上村淳之「月の水辺」平成2年(1990)

[大分市美術館蔵]


上村淳之 襖絵「時鳥図」平成9年(1997)

[青蓮院門跡蔵]



1. 名  称     特別展 文化勲章受章・卒寿記念 上村淳之展

2. 開催期間   2023年10月14日(土)~2023年12月24日(日)

3. 主   催  公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社

4. 会  場  松伯美術館

5. 休 館 日   月曜日

6. 開館時間  午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)

7. 入 館 料   大人〔高校生・大学生を含む〕1,100円、小・中学生550円

        ・20名以上は団体割引(入館料1割引)

        ・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引

8. 展示作品数  約50点

9.  主な展示作品

 ●上村淳之 

【大型作品(縦・横1m以上)】

  「月の水辺」(平成2年)<内寸145×227>・「風渡る」<内寸160×228> 大分市美術館蔵、

 「晨」<内寸112×162> 株式会社ヤマタネ蔵、「雁金」<内寸223×181> 京都市美術館蔵、

 「水辺の朝」<内寸132×326>(平成4年)個人蔵

 「月明に舞う」<内寸181.8.5×227.3> 松伯美術館蔵 ほか

【通常一般非公開/当館初展示】

 襖絵「時鳥図」「蓮池図」「鶴図」青蓮院門跡蔵、

 「大船鉾天井画」 大船鉾保存会蔵 ※祇園祭  山鉾

【当館初展示】

 「春庭(白孔雀)」京都花鳥館蔵、「大和鶏」神宮徴古館蔵、

 「爽秋」(平成16年)・「錦秋」・「月の水辺」(平成27年)・「丹頂」個人蔵

【館外所蔵作品】

 「雪(鶫)」株式会社ヤマタネ蔵、「卯」京都花鳥館蔵、「佐保の詩」奈良県立万葉文化館蔵、

 「雪野」・「春鳩」・「雪中遊禽」・「早苗田」・「幼隼」・「爽秋」(平成5年)

   岐阜プラスチック工業株式会社蔵

【当館所蔵/管理作品】

 「四季花鳥図」(近鉄グループホールディングス株式会社蔵) ほか

[特別展示]

●上村松園 「楊貴妃」

●上村松篁 「笹百合」

 *  展示作品は、都合により変更する場合があります。

以 上

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イベント
タグ:
アート・デザイン
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