岡崎市中心部で「ウォーカブルなまちづくり」をテーマに公共交通の利用促進に向けた実証実験を実施
~マイクロMaaSの構築と自動運転バスの実証運行を通じたまちなか周遊の促進~
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)と株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)は、岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)において、岡崎市の提案事業が採択を受けた国交省「令和5年度共創モデル実証プロジェクト(共創による地域交通形成支援事業)」に参画し、「ウォーカブルなまちづくり」をテーマに公共交通の利用促進に向けた実証実験を2023年10月14日から行います。岡崎市では、大河ドラマ館の開館に伴い市への来訪者が増加し、従来から課題であった交通渋滞が更に激化しています。今回の実証では、「まちなか周遊の促進」を目的に、公共交通手段へのワンストップアクセスを想定したMaaSを構築します。また、自動運転バスの実証運行を活用し、パークアンドライドの促進に向けた実証(以下 本実証)を行います。
本実証のイメージ
1. 背景
岡崎市では、大河ドラマ館の開館に伴い市への来訪者が増加し、従来から課題であった交通渋滞が更に激化しています。NTT Comとドコモは、岡崎市が実施する国交省「令和5年度共創モデル実証プロジェクト(共創による地域交通形成支援事業)」に参画し、マイカーに頼らないまちなか周遊を促進し、交通渋滞を緩和することを目的として本実証を行います。
2. 本実証の概要
(1) 実施日程
・MaaS
2023年10月14日(土)から2024年1月8日(月)まで
・自動運転バス
2023年10月27日(金)から11月5日(日)まで
※ 天候等の条件により、内容が変更になる場合があります。
(2) 実施場所
・MaaS
岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)を対象としたサービスを構築
・自動運転バス
岡崎市役所から図書館交流プラザりぶらを結ぶルートで運行
(3)実証の特長
特長[1]:公共交通手段へのワンストップアクセスを想定したMaaSの構築
岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)を対象としたマイクロMaaSを構築し、webサイトとして公開します。MaaS上では、複数の交通手段の検索および予約が可能となります。また、商業施設等への誘因施策として、MaaS上で店舗・来訪スポットのクーポン配信を行います。
特長[2]:パークアンドライド促進
自家用車で岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)を訪れる人がパークアンドライドするための選択肢となることを想定し、自動運転バスの実証運行を行います。実証期間は岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)でのイベントが開催される時期に合わせて設定し、走行ルートは、岡崎市役所と図書館交流プラザりぶらを結ぶルートとなります。市営駐車場が設置されている岡崎市役所・籠田公園には臨時停留所を設置し、マイカーでの来訪者がパークアンドライドを利用できる環境を提供します。なお、駐車料金はご利用者負担となります。
特長[3]:事業効果を高めるための人流分析
モバイル空間統計データを活用し、岡崎市への来訪者の属性を分析します。分析した属性情報に基づき、来訪者に向けて本事業を周知するための情報配信ターゲットを設定します。また、AIカメラを活用して市営駐車場における駐車車両のナンバープレート読み取りを行い、個人情報に配慮しながら実際の来訪者の居住地推定を併せて実施します。
3.今後の展開
NTT Comとドコモは、岡崎市と協力し、本実証の結果を分析し、関係者とともに「ウォーカブルなまちづくり」に貢献します。
NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループとして法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/special/docomobusiness/
NTTComは、事業ビジョン「Re-connectX(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
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