イマジオム、ものづくり現場からのソフトウェア発注を 支援する技術サービス「ソフト発注士」を本格提供開始
ものづくり現場からのソフトウェア発注の成功率は現状わずか20%。 発注実務に伴走しながら総合的にサポートするメールコンサルテーションで 失敗を予防。
コンピュータシステム開発の株式会社イマジオム(本社:茨城県日立市、代表取締役:高木 太郎)は、ものづくり現場からのソフトウェア発注を総合的にサポートする技術相談サービス「ソフト発注士」の本格提供を2024年1月15日(月)に開始いたしました。ものづくり現場ではコンピュータシステムによる業務の合理化・自動化が急務となっており、業務に特化したオリジナルのソフトウェアを発注する場面も急増しています。しかしソフトウェア発注、特にものづくり現場からのソフトウェア発注には高度なノウハウが必要であり、それを持たずに失敗する例は後を絶ちません。ものづくり現場からのソフトウェア発注の成功率はわずか20%にとどまり、社会的に大きな損失を生み続けています。
本サービス「ソフト発注士」は、こうした現状を改善しようとする当社独自のサービスです。当社は約2年前から本サービスを提供しておりますが、知名度が伸びず、大きな貢献ができていませんでした。そこで今回、より多くの方に本サービスを活用していただこうと、サポート体制を強化して再スタートすることにしました。2024年3月29日(金)までのお得なキャンペーンも用意し、多くの方のご利用をお待ちしております。
■ものづくり現場とソフトウェア発注
近年国内のものづくり現場では、海外に押される形で業務の合理化・自動化が緊急の課題となっています。DX(digital transformation:ディジタルへの移行)、IoT(Internet on things:あらゆるものをインターネットに)といった取り組みが注目され、ものづくり現場から業務用ソフトウェアの作成をシステム開発会社に発注する場面も急増しています。
ところがものづくり現場からのソフトウェア発注は、その失敗率が非常に高いのが現状です。発注のうち約80%で、費用が予算を超過したり、完成が間に合わなかったり、役に立たないものができてきたり、開発会社との関係がこじれたりしています。この高い失敗率は、通常の購入契約では他に例がありません。ソフトウェア発注全般でも成功率(満足率)は約30%と全体的に低いのですが、ものづくり現場からのソフトウェア発注では、特殊な機器を使ったり、業務に特有の事情があったり、試行錯誤の要素が強かったりするために、ソフトウェア開発の難易度が上がり、失敗率がさらに押し上げられるからです。
こうした失敗の多くは、発注者がソフトウェア開発というものを深く理解していないことに原因があると言えます。しかしソフトウェア開発を本職とするわけでもないものづくり現場の発注者が、奥深いソフトウェア発注のノウハウを自力で獲得するのはほぼ不可能です。
■ソフトウェア発注サポートサービス「ソフト発注士」サービスの詳細
当社は国内で数少ない「ものづくりのわかるシステム屋」として、製造業の製品生産現場やクリエイティブワークの現場など、「ものづくり現場」で役立つコンピュータシステムを多数企画・開発してきました。そうした中で、ものづくり現場からのソフトウェア発注の失敗率がきわめて高い現状を知り、その現状を少しでも改善してものづくり現場の悩みを解消しようと、ソフトウェア発注サポートサービス「ソフト発注士」を考案しました。当社がこれまでに蓄積してきたソフトウェアやものづくりに関する専門的な知識を活用し、お客様ご自身が手がけるソフトウェア発注の実務に伴走しながら、裏方として総合的にお手伝いする技術サービスです。「ソフト発注士」というサービス名は、専門知識を生かして顧客の法務や税務をサポートする「弁護士」や「税理士」にならってつけたものです。詳細はウェブサイトをご覧ください。
「ソフト発注士」ウェブサイト
https://www.imageom.co.jp/SUSS/Hacchushi/
本サービスは、メールを活用したコンサルテーションが主体です。専用のメーリングリスト(所定のアドレスにメールを送信すると参加者全員に自動的に配信される仕組み)を設置してご相談メールを受け付け、それぞれに対してソフトウェア開発の専門家の視点から、迅速かつていねいに回答をお返しします。ご相談の内容は、ソフトウェア発注の実務に関わるものならどんなことでもかまいません。発注実務の進行に伴走しながら、たとえば次のようなご相談をお受けします。
【ご相談内容の例】
作業フェーズ :ご相談内容(例)
課題の整理 :抱えている課題は、ソフトウェアを作ることで解決するか?
概念設計 :どのような構成のソフトウェアなら無理なく作ることができるか?
開発会社の選定 :どのソフトウェア開発会社に発注するのがよいか?
プロジェクト管理:ソフトウェア作成をどのように進めれば失敗が避けられるか?
作業項目の整理 :作業項目のうち、どれをお客様ご自身でこなすべきか?
仕様の策定 :ソフトウェアの仕様書をどのように書けばいいか?
仕様書の作成 :発注仕様書や検収条件書には何を書けばいいか?
提案の評価 :ソフトウェアメーカからの提案内容や見積もりを承認してよいか?
費用の削減 :もう少し費用を抑える方法はないか?
受け入れテスト :受け入れテストはどのように計画すればよいか?
文書管理 :今後の運用を考えると、どのような文書を残しておくべきか?
「ソフト発注士」は期間制のサービスであり、期間中にはご相談メールを何度でも無制限にお送りいただけます。ソフトウェア発注の専門家を臨時で雇う感覚でお使いいただけますが、専門家を雇うのに比べるとずっと低コストですみます。たとえば2週間ご利用いただく場合の通常料金は11万円(税抜き)です。1週間単位でいつでも開始・終了することができるので、たとえば「仕様書の作成」だけをお手伝いするようなことも可能です。
「ソフト発注士」は、社内でソフトウェア発注チームを育てたいというお客様にも役立てていただいております。ソフトウェア発注の実務を通じ、当社からお客様にお伝えする実践的な発注ノウハウの数々は、そのままお客様にとっての知的な財産になるからです。本サービスはソフトウェア発注のスキルを磨くための教材としてもお勧めできます。
■キャンペーンについて
今回の本格提供開始を受け、本サービスを手軽にお試しいただけるキャンペーンを行います。2024年3月29日(金)までに問い合わせをくださった方すべてに、「ソフト発注士」のサービス料金が20%オフになる割引クーポンを即時に発行いたします。クーポンをお持ちの方は、2025年3月31日(月)までに始まるすべてのサービス期間をお得な料金でご利用いただけます。ご利用回数に制限はありません。またサービス期間が2025年3月31日(月)をまたぐ場合には、そのサービス期間全体が割引対象となります。
■株式会社イマジオムについて
設立 : 2004年4月
資本金 : 1,000万円
本社所在地 : 〒316-0024 茨城県日立市水木町一丁目11番10号
代表取締役 : 高木 太郎(たかぎ たろう)
ウェブサイト: https://www.imageom.co.jp/
工学・科学・芸術全般にわたる幅広い知識と独創的な技術を駆使し、ものづくり現場向けのコンピュータシステム製品を積極的に企画・開発している会社です。
■「ソフト発注士」サービスに関するお問い合わせ先
担当者 : 株式会社イマジオム ソフトウェアサービス係
電話 : 0294-28-0147(代表)
ファクシミリ: 0294-28-0148(代表)
電子メール : office@imageom.co.jp(代表)
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