電源不要!テスター感覚で使えるパソコンを使う記録計「PCレコ...

電源不要!テスター感覚で使える パソコンを使う記録計「PCレコーダ」が法人向けに販売開始

 株式会社エムジー(本社:大阪市中央区今橋、代表取締役社長:宮道 三郎、旧社名:株式会社エム・システム技研)は、テスター感覚で使えるパソコンを使う記録計「PCレコーダ」を2023年12月に発売し、法人向けに販売を開始しましたのでお知らせします。

 PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4)は、直流16点入力に加えてマイナスコモン(PNP対応)接点2点入力、フォトMOSリレー2点出力に対応しています。パソコン側のUSB Type-Cポートから電源供給できるため電源が不要です。ACアダプタが不要で、コンセントを探す必要もないため、タイプテストのデータ取りなど、場所を限定せずご使用いただけます。

 さらに、オーバービュー画面、イベント画面、帳票画面、トリガ記録画面などが操作できる便利なアプリケーションソフトウェアを無料でご用意しています。


PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4)

電源が不要なので、パソコンに接続すれば使用できます。


■PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4) 製品情報

品名  :PCレコーダ

形式  :R7K4GUS-G16D4

基本価格:70,000円~(税抜)

供給電源:USBバスパワードによる5V DC給電(ハイパワードデバイス)

サイズ :幅210mm 高さ53.5mm 奥行55mm

質量  :約150g

取付  :卓上、壁またはDINレール取付(35mmレール)

通信仕様:通信媒体 USB、接続台数 1


機器仕様:

<接続方式>

・供給電源・通信:USB TYPE-Cコネクタ(メス形)(USBケーブルはお客様ご用意)

・入出力信号  :スプリング式端子台接続

アイソレーション:アナログ入力-接点入力・出力-USBコネクタ(供給電源・通信)間


アナログ入力仕様(Ai):

入力信号    :直流16点入力(8点ごとに高・中・低電圧レンジの中から

         2種類をご注文時に指定)

         ・高電圧レンジ入力:±10V DC~±0.8V DC

         ・中電圧レンジ入力:±0.8V DC~±80mV DC

         ・低電圧レンジ入力:±80mV DC~±10mV DC

サンプリング周期:100ms


演算入力仕様(Oi):

アナログ入力値に係数と定数を用いて演算処理を行います。

演算式:加減算、乗算、除算、開平、移動平均、一次遅れ、exp、常用対数、

    自然対数、ピークホールド(最大・最小)、累乗、アナログ積算、

    F値演算、逆対数、スケーリング、時刻


接点入力仕様(Di):

コモン     :マイナスコモン(PNP対応)2点/コモン

定格検出電圧  :約5V DC(内部より供給)

サンプリング周期:100ms


接点出力仕様(Do):

フォトMOSリレー:2点出力

定格負荷電圧  :48V ピークAC/DC

出力タイミング :100ms


アプリケーション ソフトウェア仕様:

形式  :PC Recorder

     当社Webサイトより無料でダウンロード

動作環境:Windows11(パソコンはお客様ご用意)

ブラウザ:Chrome、Edge、Firefox

対応言語:日本語/英語



詳しくは、下記仕様書をご覧ください。

https://www.mgco.jp/mssjapanese/PDF/NS/R7/nsr7k4gusg16d4.pdf



■PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4)の主な特長

(1) 場所を選ばない機動性 - アプリケーション例 -

 場所を選ばない優れた機動性で、タイプテストのデータ取り、設備や装置の不具合解析、移動体などのラボ実験データ収集などにご利用いただけます。


(2) 無駄を削ぎ落とした機能美 - 各部の名称と寸法 -

 画像「各部の名称と寸法」をご覧ください。


各部の名称と寸法


(3) 記録だけにとどまらない充実した機能 - アプリケーションソフトウェア -

 PCレコーダの操作画面は、すでに多くの皆様にお使いいただいている当社製品の「Webロガー2」や「タブレットレコーダ(R)」の操作画面を踏襲しており、慣れ親しんだ操作性でご使用いただけます。

 アプリケーションソフトウェアは当社Webサイトから無料でダウンロードできます。


・トレンド画面

 ページあたり4ペンのトレンド画面を4ページ分表示します(合計16ペン)。各ペンには全入出力チャネル(Ai/Di/Oi/Do)が割付けられます。アナログ入力信号(Ai)と演算入力信号(Oi)には、領域名称、表示色、イベント文字列、警報出力、領域タイマ、トリガ、リセットを設定できます。

 画像「トレンド画面の機能と名称」をご覧ください。


トレンド画面の機能と名称


・トリガ記録

 アナログ入力・デジタル入力・演算入力の各チャネルにトリガ条件を設定し、その発生前および発生後に設定したサンプル数分のデータをファイル保存します。故障解析・監視などの際、必要なデータだけを保存できるため便利です。トリガ記録にはレベルモードとエッジモードがあります。


トリガ記録


・オーバービュー画面

 最新のデータを全点表示します。アナログ入力信号では、クリック毎に実量表示⇔%表示を切替えできます。

 画像「オーバービュー画面」をご覧ください。


オーバービュー画面


・新着イベント画面

 アナログ入力信号・演算入力信号で設定したイベントのほか、トリガ、アラームなど発生したイベントの最新500件を表示します。

 画像「新着イベント画面」をご覧ください。


新着イベント画面


・帳票画面

 毎正時に帳票用データ(1Hデータ)を作成します。サンプリング方式は、「瞬時値/平均値/最大値/最小値」から選択します。

 画像「帳票画面」をご覧ください。


帳票画面

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