<2024年版>花粉症に関する意識調査 病院に行かない人が多数派!
専門家監修の健康情報メディア「Hit the Knee」を運営するHit the Knee 運営事務局は、全国の10~60代の男女500名を対象に「2024年版 花粉症に関する意識調査」を実施いたしました。
同調査では、花粉症で悩んでいる症状や花粉症で病院へ行くか否か、またその理由や、花粉症への対策法を調査しました。資料として、ぜひご活用ください。
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【調査概要】
調査方法 :WEBアンケートツール
調査期間 :2024年3月1日~5日
有効回答数:10代~60代の男女500名
【調査結果抜粋】
◆花粉症に悩まされている方は83.2%。花粉症の症状が出ている方が91.8%。
◆気になる症状1位は「目のかゆみ」で68.3%
◆全体58.7%が「花粉症の症状が出ても病院へ行かない」と回答
◆病院へ行かない理由1位は「市販薬で対処しているから」
◆花粉症対策で重視されるポイントは「お金や手間がかからないこと」
■花粉症患者の割合と気になる症状
「あなたは花粉症ですか」との質問に対する回答は「花粉症である(診断済み)」が44.7%、「花粉症だと思う(診断されていない)」が38.5%と、合計83.2%の方が花粉症に悩まされていることがわかりました。
花粉症の気になる症状として回答が多かったのは、1位「目のかゆみ」68.3%、2位「さらさらした鼻水が出る」57.1%、3位「くしゃみが止まらない」54.7%でした。
また、「花粉症ではない」と回答した方が合計16.8%に対し、気になる症状が「特にない」と回答した方が9.2%であることから、花粉症ではない方でも過半数以上が何かしらの症状に悩まされていることがわかりました。
「花粉症ではない」と回答した人が気になっている症状は「目がごろごろする」「目のかゆみ」「鼻づまり」などが多く見られました。
花粉症の症状に近いものの、花粉症と公言している人と比べると症状が軽いと判断したため「花粉症ではない」と回答した可能性が高いと言えるでしょう。
■花粉症では病院へ行かない人が多数派
「花粉症が辛い時に病院に行きますか?」と質問したところ、病院へ行かないと回答した方が58.7%と多数派でした。
「病院へ行かない」と回答した人の意見で多かったのは「市販薬で済ませているから」「お金と時間がもったいないから」「そこまで酷い症状ではないから」などでした。
花粉症の症状には悩まされているものの、「病院に行くほうがコスパが悪い」と考えている方が多いと考えられます。
■花粉症対策は薬よりもマスクが主流!
実践している花粉症対策を聞いたところ、1位「マスク・眼鏡を着用する」75.4%、2位「薬を服用する」52.1%、3位「洗濯物を外で干さない」34.9%でした。
病院に行かない理由を聞いたところ、「市販薬を服用するから」という意見も多く見られたことから、病院で処方される薬を必要としない方が多いことがわかります。
また、花粉症対策で重視するポイントを聞くと「できるだけ花粉との接触を減らすこと」「お金や手間がかからないこと」という意見が多く寄せられ、「効果があること」と回答した方は少数派でした。
ある程度の症状は受け入れており、問題なく日常生活を送れるレベルまで症状が軽減されたら良いと考えているのでしょう。
■あり?なし?マイナーな花粉症対策
マイナーな花粉症対策についても調査しました。「鼻栓をしてマスクで隠す」「箱ティッシュを持参する」の他、以前TVや雑誌で話題となった「ヨーグルトをたくさん食べる」といった回答がありました。
花粉が体内に入らないようにする、症状が出ることを前提に行動する、身体の内側からケアするなど、マイナーな花粉症対策の方向性は様々なことから、多くの方が自分に合った花粉症対策を模索している様子が伺えます。
■今回のアンケート考察
「花粉症である(診断済み)」と回答した方が44.7%、「花粉症だと思う(診断されていない)」と回答した方が38.5%と、合計83.2%の方が花粉症に悩まされていることがわかりました。一方で、58.7%の方が花粉症の症状がつらい時でも病院へ行かないという結果となりました。
病院へ行かない理由としては「市販薬で済ませているから」「お金と時間がもったいないから」「そこまで酷い症状ではないから」という意見が多く、花粉症対策ではコスパを重視する方が多数派だと伺えます。
また、最も主流な花粉症対策が「マスク・眼鏡を着用する」でした。その一方で、マイナーな花粉症対策では様々な回答が得られたことから、多くの方が自分に合った花粉症対策を模索していると言えます。
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