『水車小屋のネネ』(津村記久子:著)が、 2024年本屋大賞第2位に! 同作は、累計発行部数13刷10万部を突破!
毎日新聞出版株式会社から発売した、津村記久子・著『水車小屋のネネ』が4月10日(水)発表の2024年本屋大賞にて、第2位になりましたことをお知らせいたします。
【作品紹介】
『水車小屋のネネ』(津村記久子:著)
「家出ようと思うんだけど、一緒に来る?」身勝手な親から逃れ、姉妹で生きることに決めた理沙と律。
ネネのいる水車小屋で番人として働き始める青年・聡。水車小屋に現れた中学生・研司……人々が織りなす希望と再生の物語。
2023年「本の雑誌」が選ぶ上半期ベスト1位、第59回「谷崎潤一郎」賞受賞、「キノベス!2024」第3位。
【書誌情報】
発売日 :2023年3月2日
定価 :1,980円(税込)
判型 :四六判並製 496ページ
イラスト:北澤平祐
https://mainichibooks.com/books/novel-critic/post-609.html
【著者プロフィール】
津村記久子(つむら きくこ)
1978年大阪市生まれ。2005年「マンイーター」(のちに『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で太宰治賞を受賞してデビュー。08年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、09年「ポトスライムの舟」で芥川賞、11年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、13年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、16年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、17年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞、19年『ディス・イズ・ザ・デイ』でサッカー本大賞、20年「給水塔と亀(The Water Tower and the Turtle)」(ポリー・バートン訳)でPEN /ロバート・J・ダウ新人作家短編小説賞を受賞。近著に『サキの忘れ物』『つまらない住宅地のすべての家』『現代生活独習ノート』『やりなおし世界文学』『うどん陣営の受難』などがある。
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