国内初(※)！学術誌向けのコンサルティングブランド「Seekl」を提供開始

2024.06.03 14:45

学術誌の制作を行う株式会社杏林舎(所在地：東京都北区、代表取締役社長：渡邊裕介、設立：1946年)は、国内の学術誌を対象に国際水準でのジャーナル運営を実現することを目的とした「ジャーナル・コンサルティング事業」を開始いたしました。

※当社調べ

「Seekl(シークル)」詳細URL： http://seekl.jp/

「Seekl」

■背景

これまで数多くのジャーナルをサポートする中で、わたしたちは国内の学協会には共通していくつかの構造的な問題があることに気が付きました。一つは学術出版やジャーナル運営についての包括的な知識を手に入れる手段がないこと。二つ目はジャーナル運営を多忙な日々の合間を縫って研究者や医師が行っており、その担当者も数年おきに入れ替わるということです。

このような状況においてお客様へ適切なサービスを提供するためにわたしたちは積極的な情報収集に努め、また編集事務など様々なサービス提供を通じ、ジャーナル運営のプロフェッショナルとして数々のジャーナルの飛躍をサポートしてきました。その中で培ったノウハウをもとに日本の全てのジャーナルの質と価値の向上をミッションとするコンサルタントチーム“Seekl”を立ち上げました。

Seeklは世界水準のジャーナル運営を実現するためのコンサルティングサービスを提供します。

■サービスの特徴

(1) 学術出版に精通した編集事務サルティング・チームによるプロジェクト実行

杏林舎ではこれまで70年以上にわたって国内学協会のジャーナル出版をサポートしてきました。またCSEやISMTEといった学術出版における国際的な編集者会議にも出席し、海外の最新トレンドの把握に努めています。こうして蓄積したノウハウを元に、Seeklでは経験豊富なコンサルタントがお客様の課題解決に向けたプロジェクトを実行していきます。またチーム制を用いることで主担当者不在の場合にもお客様とのコンタクトが取れる体制を作っています。

(2) ジャーナルの予算や状況に合わせたオーダーメイドプラン

目標は同じであってもジャーナルの状態によって目標達成までの道のりは大きく変わります。Seeklのコンサルティングではヒアリングや初期調査を通じてジャーナルの状態をチェックし、無理なく目標を達成できるようオーダーメイドのコンサルティングプランを作成します。

(3) 課題の発見から解決、目標達成までをサポート

Seeklではジャーナル・インパクトファクターの取得といった明確なゴールに向けたコンサルティングはもちろん、隠れた課題の発見を目的とした「ジャーナル診断」というサービスも提供しています。

コンサルティングというと少し身構えてしまうかもしれませんが、ジャーナル診断であれば低価格でジャーナルの隠れた課題を整理することができます。

(4) 最新の国際基準にキャッチアップ、タイムリーに情報共有

Seeklでは国内外のセミナーやカンファレンスに積極的にスタッフを派遣し、常に学術出版に関する最新情報を収集、サービスにフィードバックしています。また学術出版に関する豆知識から最新のトレンド変化までメールマガジンやブログ等を通じても積極的に発信しています。

(5) ジャーナル創刊からジャーナル・インパクトファクターの取得、向上まで実績多数

ブランドとしては新米ですが、杏林舎としてはこれまで70年以上にわたって国内のジャーナル運営を50誌以上サポートしています。年間投稿数も10程度から1,000を置けるジャーナルまで幅広く対応しています。またジャーナルの創刊からPMCやScopusといった著名なデータベースへの収載、ジャーナル・インパクトファクターの取得、投稿規程のアップデート、ジャーナルの広報などジャーナルの運用に関わるあらゆるサービスのご用意があります。

編集事務を承る会社はいくつもありますが、ジャーナル専門のコンサルティングを提供できるのは国内でSeeklのみです。

■ご利用の流れ

まずはメールまたは電話にてお問い合わせください。その後コンサルタントチームによるヒアリングを行い、ご要望とジャーナルの状況をお伺いさせていただきます。ヒアリング内容を元にコンサルティングプランを作成いたします。

■会社概要

商号　　：株式会社杏林舎

代表者　：代表取締役社長　渡邊裕介

所在地　：〒114-0024　東京都北区西ヶ原3-46-10

設立　　： 1946年(昭和21年)11月

事業内容： ●学術雑誌の製作全般業務

　　　　　 ●学術集会関連サービス全般

　　　　　 ●各種Webサービス及び、システム開発

　　　　　 ●学会事務支援業務全般