日本乳癌学会、理事就任のお知らせ　 ― 32年間の乳癌学会史上、民間から3人目の快挙 ―

2024.08.19 09:30

2024年7月10日、日本乳癌学会の理事選挙が行われ、医療法人啓明会相原病院(大阪府箕面市)理事長／ブレストセンター長・相原智彦が、日本乳癌学会(会員数8,000人強)史上、民間病院から、選挙で選ばれた理事としては2人目、通算では3人目の理事に就任したことをご報告いたします。

400人の評議員が選挙し、6人の理事選出に対して今回は13人が立候補。民間病院では相原智彦のみ。得票数第2位で選出されました。

病院外観

＜相原智彦からのメッセージ＞

乳がん患者さんの4割は地域のクリニックや病院が診察・治療を担っており、病院とクリニックとの病診連携や地域の診療レベル向上は非常に重要です。そのためには、大病院からだけではなく、地域医療の内情に精通している民間医療施設からも理事を置くことで、地域目線での医療の質の向上、乳がん診療のレベルの底上げにつながり、さらにその先にある患者さんのお役に立つことができると考えて立候補を決意しました。

乳癌学会の理事に選ばれたことは、地域病診連携や地域医療が乳がん診療に重要であることが学会でも共有されていること、これまで診療ガイドライン整備(薬物療法委員長)の実績や臨床研究の継続が評価されたと考えます。今後も日本乳癌学会の理事としての活動を通じて、乳がん患者さんの役に立つよう努めてまいります。