アルテック、医療向け3Dプリンター新製品 「J5 Digital Anatomy」(ストラタシス社製)の取り扱いを開始
~視覚的・機能的解剖モデルを造形できる3Dプリンター~
アルテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:池谷 壽繁 (いけや とししげ))、東証スタンダード上場: 証券番号9972)は3Dプリンター業界最大手*のStratasys Ltd. (Nasdaq: SSYS)社の医療向けPolyJet方式3Dプリンター「J5 Digital Anatomy」の取り扱いを開始いたします。
* 『Wohlers Report 2022』
■視覚的・機能的解剖モデルを造形できる3Dプリンター
「J5 Digital Anatomy」は独自の材料とソフトウェアにより、生体力学的正確さと機能性を持つ解剖モデルを造形できるコンパクトな高性能3Dプリンターです。この多色・多材料プラットフォームは、実際の臓器の外見だけでなく、質感や触覚フィードバックも再現します。ソフトウェアには、300以上の解剖学プリセットが設定されており、疾患状態や生理学的要因を模倣することができます。外科計画や訓練、医療機器の革新を目指す医療施設に最適で、動物実験等の使用を減らし、コストと環境負荷を低減します。
■視覚的・機能的解剖モデルを3Dプリント
J5 Digital AnatomyはUV硬化性アクリルレジンを使用するインクジェット方式のマルチマテリアル3Dプリンターです。シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ホワイト・クリアなどを混ぜ合わせて視覚的にリアルな臓器モデルを造形したり、硬質・軟質材料を混ぜ合わせて肉や脂肪、骨、皮膚などの機能的にリアルなモデルを造形できます。
■術前計画およびトレーニング
患者固有の臓器モデルを3Dプリントすることで、より良い手術計画とトレーニングを行うことができます。これによる手術時間の短縮は患者に対するリスクを最小限に抑えることができ、また手術の質を向上させることができます。
■研究および教育
実際の症例で見られた解剖学的構造を3Dプリント技術で複製し、生体力学的標本をつくることで、稀少な病態においても高い再現性と正確性のある研究を可能にします。また、動物実験等を減らし、倫理的配慮の向上や管理コストの削減を実現します。さらには、多様な事例の学習が可能となり、効率的な人材育成に寄与します。
■医療機器のV&V(検証と確認)
医療デバイスの開発に必要な検証を3Dプリントしたモデルを用いて行うことができます。開発期間の短縮や低コスト化だけではなく、試験の多様化やそれに伴う製品開発体制の強化や商品力の向上を図ることが可能です。もちろん、通常の3Dプリンター用途として、筐体試作なども行えます。
■「J5 Digital Anatomy」詳細スペック
■ショールームのご案内
当社ショールームにて様々なStratasys社製3Dプリンターの実機を展示しております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡お願い致します。
アルテック株式会社 東京テクニカルセンター
〒135-0016 東京都江東区東陽7丁目5番8号 東陽町MLプラザビル1F
TEL:03-5542-6756
■会社概要(2023年11月30日現在)
会社名 :アルテック株式会社
設立 :1976年5月15日(昭和51年5月15日)
資本金 :5,527百万円
従業員数 :単体/133名 連結/466名
連結子会社/15社 持分法適用会社/2社
東証スタンダード上場:証券番号9972
2007年 Objet社の日本販売代理店として3Dプリンター事業を開始。
2012年 Objet社と旧Stratasys社の合併を機にStratasys社3Dプリンターの日本販売代理店となる。
2017年 金属3DプリンターのDesktop Metal社の日本販売代理店契約を締結
2024年 CASTOR TECHNOLOGIES社の日本販売代理店契約を締結
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