JR大阪駅西口改札直結の新駅ビル「イノゲート大阪」1F 漫画家 荒木 飛呂彦氏ステンドグラス作品 「THE FOUNTAIN BOY」制作に協力
西日本旅客鉄道株式会社が推進する大阪駅西側エリアにアート作品を展示するプロジェクト「WARP(WEST ART PROJECT)」が、「イノゲート大阪」の開業に合わせて2024年7月31日(水)から公開されます。
JR大阪駅西口改札直結の新駅ビル「イノゲート大阪」1Fには、大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの作者である漫画家・荒木 飛呂彦氏のステンドグラス作品「THE FOUNTAIN BOY」が設置されました。本作品は、かつて大阪駅のシンボルであった「噴水小僧」をテーマに、噴水には欠かせない“水”に着想を得てその循環をデザインに取り入れた作品です。
株式会社エヌケービー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:外谷 敬之)が運営するクレアーレ熱海ゆがわら工房は、本作品のステンドグラス制作に携わりました。当工房が手がけるパブリックアートとしては559作品目となります。
直径1メートル98センチの円形のステンドグラスで、全42色・844ピースの手吹きのアンティークグラスで構成されています。ガラスを削って肌の陰影を表現し、斜線が特長的な原画のタッチに合わせて線の細さを調整するなど、原画の細部まで忠実に再現しています。さらに、球体の躯体に合うように制作寸法はミリ単位で調整を行い、高い精度で仕上げています。
◆作品概要◆
作品名 THE FOUNTAIN BOY
規模と仕様 直径1.98メートル、LED内蔵のステンドグラス
原画・監修 荒木 飛呂彦(漫画家)
企画 西日本旅客鉄道株式会社、株式会社JR西日本コミュニケーションズ
ステンドグラス筐体設計 株式会社大林組
ステンドグラス筐体施工 株式会社大林組、大鉄工業株式会社
ステンドグラス制作 株式会社エヌケービー
◆クレアーレ熱海ゆがわら工房◆
世界的建築家・隈研吾氏の設計によるクレアーレ熱海ゆがわら工房は、釉薬研究室、造形スタジオ、ステンドグラススタジオ、ショールームなども完備され、陶板レリーフ、ステンドグラスといった1000年変わらぬ美しさを生み出す技法と様々な分野のアーティストとのコラボレーションにより、数多くのパブリックアート作品を制作しています。
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