ユニ・チャーム、使用済み紙パンツからリサイクルで 分離したプラスチックを利用した「再生パレット」を導入 ~“RefF(リーフ)”マークを「再生パレット」に搭載~
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、使用済み紙パンツ(紙おむつ)のリサイクル過程で分離した再生プラスチックを、株式会社ワカクサ(代表取締役社長:安本 昌広/以下、ワカクサ)に提供し、ワカクサが容リ材※1と混合して製造した「再生パレット」を、資材倉庫と工場間の資材輸送に採用したことをお知らせします。
なお、「再生パレット」には使用済み紙パンツをリサイクルする取り組みである“RefF(リーフ)”※2ブランドのロゴマークを搭載しています。
※1 「容リ材」とは、「容器包装リサイクル制度で回収したプラスチック材料」の略です。
※2 RefFとは「Recycle for the Future」の頭文字をとったもので、ユニ・チャームが展開する水平リサイクルのブランド名です。当社は、持続可能な社会の実現に貢献するべく「使用済みの紙パンツを捨てないみらい」に向けてリサイクルに取り組んでいます。
uc_01
■取り組みの背景
当社は2015年に使用済み紙パンツの再資源化を目指す「RefFプロジェクト」を開始し、2019年にはオゾンを用いた滅菌技術によって未使用のパルプと同等品質の衛生的で安全な「再生パルプ」を生成することに成功しました。2022年5月には吸水紙の一部に再生パルプを使用した大人用紙パンツ『ライフリー RefF(リーフ)』を発売。2024年4月から『マミーポコパンツRefF(リーフ)』『デオトイレ消臭・抗菌シートRefF(リーフ)』商品を発売しています。また、使用済み紙パンツのリサイクル過程で分離した「再生プラスチック」を活用し、「紙おむつ専用回収袋」や「紙パンツ専用回収ボックス」へ再生を進めてまいりました。
そしてこのたび、さらなる資源循環の実現を目指し、リサイクル過程で分離した「再生プラスチック」を配合した「再生パレット」を導入することとしました。
■“RefF(リーフ)”について
「Recycle for the Future」の頭文字をとったもので、ユニ・チャームが展開する水平リサイクルのブランド名です。当社は持続可能な社会の実現に貢献するべく「使用済みの紙パンツを捨てないみらい」に向けてリサイクルに取り組んでいます。
(関連サイト)
ユニ・チャーム Kyo-sei Life Vision 2030
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/kyoseilifevision.html
ユニ・チャーム サステナビリティサイト
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco.html
ユニ・チャーム 紙おむつの未来を考えるnote
https://note.com/unicharm_reff
株式会社ワカクサ
■使用済み紙パンツから生まれた「再生パレット」を通じて貢献する「SDGs 17の目標」
この活動は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社では考えています。
12. つくる責任 つかう責任
これからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。
■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー
社員数 :グループ合計16,464名(2024年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売
ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
すべての画像