大学生が朝食を食べるきっかけに! 近大農学部とだし専門店がだし茶漬け「おだしとごはん」を共同開発
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2025年2月6日 14:00近畿大学農学部(奈良県奈良市)食品栄養学科准教授 森島真幸ゼミは、株式会社プレメーズ(京都府京都市)が経営する「おだしのテーマパーク 京都離宮~おだしとだしまき~」(京都府京都市、以下 京都離宮)と、だし茶漬け「おだしとごはん」を共同開発しました。令和7年(2025年)2月10日(月)から京都離宮オンラインショップほかで販売します。
【本件のポイント】
●大学生が朝食を食べるきっかけになるよう、だし茶漬け「おだしとごはん」を京都離宮と共同開発
●小松菜、ねぎ、人参などの乾燥野菜を入れて、食物繊維の摂取と減塩にこだわる
●卒業研究が産学連携の商品開発に発展、パッケージデザインも学生が手掛ける
【本件の背景】
近畿大学農学部の森島ゼミの4年生4名は、朝食欠食率や食事摂取による健康問題について卒業研究に取り組んでいます。
令和6年(2024年)の農林水産省の食育に関する意識調査によれば、20~39歳の若い世代で「ほとんど朝食を食べない」と回答した人の割合は18.7%で、全世代の10.1%を上回っています。朝食を食べるためには、「朝早く起きられること」「自分で朝食を用意する時間があること」「夜遅くまで残業するなど労働時間や環境に無理がないこと」を条件に挙げた人の割合が高いことから、低い朝食摂取率の原因として、若い世代特有の時間的制約や生活環境が影響を与えている可能性があると考えました。令和6年度(2024年度)に農学部食品栄養学科が農学部生257名を対象として行った調査研究では、ほぼ100%が朝食摂取の重要性を認識しているにも関わらず、朝食欠食率は29.7%であり、認識してはいるものの、実際の行動には結びついていないことが明らかになりました。このような背景から、個人の意志だけで健康問題を解決するのは難しいと考え、朝食を摂取するきっかけを提供するための取り組みとしてだし茶漬けの開発を企画しました。
【本件の内容】
産学連携包括協定を締結している京都信用金庫(京都府京都市)と近畿大学が令和5年(2023年)6月に開催した個別相談会において、京都離宮が近畿大学との研究開発を希望し、卒業研究で朝食欠食率や食事摂取による健康問題について研究している森島ゼミと商品開発をすることになりました。忙しい朝でもごはんの上にかけてお湯を注ぐだけで手軽に食べられ、美味しく栄養を摂取できるように、商品はだし茶漬けに決定しました。学生は、人気のだし専門店である京都離宮のだし粉末や乾燥野菜などを用いて、五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)に、香り、色、食感といった嗜好的な要素を加え、試行錯誤を重ねて「おだしとごはん」を完成させました。だし粉末をベースに、塩分濃度を0.8g(実測値)に抑えることで、類似商品と比べて約47%減塩したほか、小松菜、ねぎ、人参、ごぼうといった乾燥野菜を入れることで、不足しがちな食物繊維を摂取できるようにしました。パッケージデザインも学生が手掛け、若者が手に取りたくなるようなシンプルなデザインにしました。
本商品の開発により、手軽に健康増進につながる野菜や朝食の摂取が可能な食環境づくりの普及啓発につなげることを目標にしています。
【商品概要】
商品名 :おだしとごはん(内容量:8g)
発売日 :令和7年(2025年)2月10日
販売価格:292円(税込)※1食入り
販売店 :京都離宮オンラインショップ
https://kyotorikyu.shop-pro.jp/
おだしのテーマパーク 京都離宮~おだしとだしまき~
(京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町45)
ファミリーマート近畿大学奈良キャンパス店(奈良県奈良市中町3327-204)
ファミリーマート近畿大学病院店(大阪府大阪狭山市大野東377-2)
株式会社近大アシスト 東大阪営業所
(大阪府東大阪市小若江3-4-1 近畿大学31号館1階)
京都離宮~おだしとだしまき~※[京都ポルタ 京名菓・名菜処 亰(みやこ)]
(京都府京都市下京区東塩小路町901 京都ポルタ駅ビル2F)
※令和7年(2025年)3月下旬以降オープン予定
原材料名:だし粉末、だしスパイス、食塩、ゆず、山椒、小松菜、ねぎ、人参、ごぼう、
あられ、花麩、鰹節
お問合せ:株式会社プレメーズ 担当:宮永 TEL(075)622-8811
【株式会社プレメーズ】
所在地 :京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町72
代表者 :代表取締役 加藤拓也
事業内容:飲食事業、町家ステイ事業、物販事業、教育事業
設立 :平成27年(2015年)8月3日
資本金 :1,000万円
【関連リンク】
農学部 食品栄養学科 准教授 森島真幸(モリシママサキ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2297-morishima-masaki.html
農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/
【本件のポイント】
●大学生が朝食を食べるきっかけになるよう、だし茶漬け「おだしとごはん」を京都離宮と共同開発
●小松菜、ねぎ、人参などの乾燥野菜を入れて、食物繊維の摂取と減塩にこだわる
●卒業研究が産学連携の商品開発に発展、パッケージデザインも学生が手掛ける
【本件の背景】
近畿大学農学部の森島ゼミの4年生4名は、朝食欠食率や食事摂取による健康問題について卒業研究に取り組んでいます。
令和6年(2024年)の農林水産省の食育に関する意識調査によれば、20~39歳の若い世代で「ほとんど朝食を食べない」と回答した人の割合は18.7%で、全世代の10.1%を上回っています。朝食を食べるためには、「朝早く起きられること」「自分で朝食を用意する時間があること」「夜遅くまで残業するなど労働時間や環境に無理がないこと」を条件に挙げた人の割合が高いことから、低い朝食摂取率の原因として、若い世代特有の時間的制約や生活環境が影響を与えている可能性があると考えました。令和6年度(2024年度)に農学部食品栄養学科が農学部生257名を対象として行った調査研究では、ほぼ100%が朝食摂取の重要性を認識しているにも関わらず、朝食欠食率は29.7%であり、認識してはいるものの、実際の行動には結びついていないことが明らかになりました。このような背景から、個人の意志だけで健康問題を解決するのは難しいと考え、朝食を摂取するきっかけを提供するための取り組みとしてだし茶漬けの開発を企画しました。
【本件の内容】
産学連携包括協定を締結している京都信用金庫(京都府京都市)と近畿大学が令和5年(2023年)6月に開催した個別相談会において、京都離宮が近畿大学との研究開発を希望し、卒業研究で朝食欠食率や食事摂取による健康問題について研究している森島ゼミと商品開発をすることになりました。忙しい朝でもごはんの上にかけてお湯を注ぐだけで手軽に食べられ、美味しく栄養を摂取できるように、商品はだし茶漬けに決定しました。学生は、人気のだし専門店である京都離宮のだし粉末や乾燥野菜などを用いて、五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)に、香り、色、食感といった嗜好的な要素を加え、試行錯誤を重ねて「おだしとごはん」を完成させました。だし粉末をベースに、塩分濃度を0.8g(実測値)に抑えることで、類似商品と比べて約47%減塩したほか、小松菜、ねぎ、人参、ごぼうといった乾燥野菜を入れることで、不足しがちな食物繊維を摂取できるようにしました。パッケージデザインも学生が手掛け、若者が手に取りたくなるようなシンプルなデザインにしました。
本商品の開発により、手軽に健康増進につながる野菜や朝食の摂取が可能な食環境づくりの普及啓発につなげることを目標にしています。
【商品概要】
商品名 :おだしとごはん(内容量:8g)
発売日 :令和7年(2025年)2月10日
販売価格:292円(税込)※1食入り
販売店 :京都離宮オンラインショップ
https://kyotorikyu.shop-pro.jp/
おだしのテーマパーク 京都離宮~おだしとだしまき~
(京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町45)
ファミリーマート近畿大学奈良キャンパス店(奈良県奈良市中町3327-204)
ファミリーマート近畿大学病院店(大阪府大阪狭山市大野東377-2)
株式会社近大アシスト 東大阪営業所
(大阪府東大阪市小若江3-4-1 近畿大学31号館1階)
京都離宮~おだしとだしまき~※[京都ポルタ 京名菓・名菜処 亰(みやこ)]
(京都府京都市下京区東塩小路町901 京都ポルタ駅ビル2F)
※令和7年(2025年)3月下旬以降オープン予定
原材料名:だし粉末、だしスパイス、食塩、ゆず、山椒、小松菜、ねぎ、人参、ごぼう、
あられ、花麩、鰹節
お問合せ:株式会社プレメーズ 担当:宮永 TEL(075)622-8811
【株式会社プレメーズ】
所在地 :京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町72
代表者 :代表取締役 加藤拓也
事業内容:飲食事業、町家ステイ事業、物販事業、教育事業
設立 :平成27年(2015年)8月3日
資本金 :1,000万円
【関連リンク】
農学部 食品栄養学科 准教授 森島真幸(モリシママサキ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2297-morishima-masaki.html
農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/