俳優で画家の松本妃代による個展を 3月1日(土)~15日(土)渋谷 シソンギャラリーで開催
“Hideaway”と題した、内面に深く向き合う表現は 隠れ家のような森に籠って制作された光と影の絵画
株式会社シソン(所在地:東京都渋谷区)は、2025年3月1日(土)より、代官山SISON GALLERy(シソンギャラリー)にて、俳優で画家の松本妃代の個展を開催いたします。
「月をみる部屋」455x530mm acrylic,oilpastel
松本妃代は、10代の頃から俳優としてドラマや映画で活動する中、独学で絵を描き続けてきました。自身の内側を掘り下げた絵画は、動物や子供、自然など、おとぎ話のような世界観を描き出しています。
今展は、毎年数ヶ月海外にて環境を変えて制作する松本が、昨年末まで数ヶ月滞在したフィンランドの森で描かれた作品を中心に展示いたします。そこで表出した今までにない新たな表現も見どころのひとつです。
その作品からは、あたたかな、時として暗く静かな光と影に、死生観をも感じさせます。
「私の中には いつも思い浮かぶ景色がある
薄暗い森 静かな湖 そこに座る女の子
行ったことがないのに 懐かしい場所
「この場所に暮らしたい」
心の地図だけをたよりに みつけたのは
霧に隠れた フィンランドの森
湖のほとりの ちいさな隠れ家
水面に寝転び 自然と踊り
きらめきの音に 耳を澄ませて
この森の小さな魔法を たどってゆけば
木々の隙間に光る 一つの扉をみつけました
わたしの隠れ家にある作品たちは
そんな小さな魔法の記録
宝探しの地図のようでもあります
きっと あなたをあの森へ
導いてくれることを願いながら」
松本妃代
■アーティストプロフィール
松本妃代 | Kiyo Matsumoto
兵庫県生まれ。画家、絵本作家、俳優。
俳優として映画やドラマを中心に活動する中、20歳の頃から独学で絵を描き始める。
動物や子ども、自然を中心とした、自身の内側にあるおとぎ話のような世界観を描き出す。
2019年に初個展を開催。以後毎年個展を開き、2024年には台湾で初の海外個展を開催した。2023年、自身初の絵本である『わたしのせかい』が第19回タリーズピクチャーブックアワードで大賞を受賞。2024年には2冊目の絵本『月とはな』を出版。
■開催概要
会期 : 2025年3月1日(土)~15日(土)
月、火曜日休廊
会場 : SISON GALLERy シソンギャラリー
東京都渋谷区猿楽町3-18
時間 : 13:00~18:00