EC販売は微増の前年比約1%上昇 -2024年 主要ゴルフ用品市場-
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2025年2月13日 11:00 NIQ/GfK Japanは、全国の主要ゴルフ用品取り扱い店およびインターネット販売の実績をもとに、2024年の主要ゴルフ用品*1販売動向を発表した。
【概要】
・2024年の主要ゴルフ用品販売金額市場規模は、前年と同等の市場規模を維持する結果となった。
・販売チャネル別では、店頭での販売比率が減少した一方で、インターネットでの販売が上昇する結果となった。
・ゴルフクラブについては、前年を下回ったものの、わずかな減少幅に抑えられた。
・販売チャネル別では、店頭での販売比率が減少した一方で、インターネットでの販売が上昇する結果となった。
・ゴルフクラブについては、前年を下回ったものの、わずかな減少幅に抑えられた。
【主要ゴルフ用品販売動向】
2024年はここ数年続いている物価の上昇に加え、猛暑日や降水量の増加等によるゴルフ場における入場者数の減少が影響することでゴルフ用品全体の市場規模が縮小することが懸念された。
そのため、多くの品目において販売数量が減少したものの、平均単価は上昇しているため販売金額の大幅な落ち込みが抑えられ、図1の通り前年と同等の市場規模2047億円を維持する結果となった。
そのため、多くの品目において販売数量が減少したものの、平均単価は上昇しているため販売金額の大幅な落ち込みが抑えられ、図1の通り前年と同等の市場規模2047億円を維持する結果となった。
【インターネットでの販売比率が上昇】
主要なゴルフ用品に関する店頭とインターネットでの販売構成比では、図2にあるようにインターネットでの販売構成比が前年に比べ0.9%上昇した。
店頭での販売実績は2023年の水準を下回り苦戦を強いられた一方で、インターネットの販売比率が前年に比べて上昇する結果となった。特にゴルフクラブについては、どの品目においても販売数量が軒並み増加し、インターネットを通したゴルフ用品販売の拡大がうかがえる形となった。
店頭での販売実績は2023年の水準を下回り苦戦を強いられた一方で、インターネットの販売比率が前年に比べて上昇する結果となった。特にゴルフクラブについては、どの品目においても販売数量が軒並み増加し、インターネットを通したゴルフ用品販売の拡大がうかがえる形となった。
【ゴルフクラブの販売が微減にとどまる】
ゴルフクラブの販売は、年間を通じて新製品の販売が堅調であり、上期においては2月の新製品の販売が好調に推移し、年間で最も大きな盛り上がりを見せた。その後に発売された新製品も相応の売れ行きとなり、11月には新製品に加えセール品の販売も一定の好調ぶりを見せた。
しかし、2023年は秋商戦でのセールで大きな盛り上がりがあり、それに対して2024年の秋商戦ではそこまでには至らなかったことから、最終的には前年に比べて若干の減少にとどまる結果となった。
近年、新製品の価格が毎年上昇しているため購入のハードルが高まりつつあるが、発売前の事前予約は相当量あるとの声も多く、新製品に対するゴルファーの反応は依然として高いことがうかがえる。
しかし、2023年は秋商戦でのセールで大きな盛り上がりがあり、それに対して2024年の秋商戦ではそこまでには至らなかったことから、最終的には前年に比べて若干の減少にとどまる結果となった。
近年、新製品の価格が毎年上昇しているため購入のハードルが高まりつつあるが、発売前の事前予約は相当量あるとの声も多く、新製品に対するゴルファーの反応は依然として高いことがうかがえる。
*1. ゴルフクラブ、ゴルフボール、キャディバッグ、ゴルフシューズ、ゴルフグローブ