プロを目指す高校球児の肩と肘を守る 微弱電流療法を使用した活動を3月12日より実施
一般社団法人微弱電流療法研究会では、野球選手の投球障害や肘の痛みに対して微弱電流医療機器「NEUBOX」を活用した新たな通電方法を開発、2025年3月12日より選手たちの肘や肩の不調をケアする活動を実施します。この方法は、プロ選手からシニアの選手まで、その場で痛みと腫脹が緩和されるため、選手のコンディショニングに広く対応しています。
「NEUBOX」詳細URL: https://neubox.jp/
一般社団法人微弱電流療法研究会の活動
■背景
近年、若手投手の肘や肩への過度な負担が問題視されています。
ドラフト入りしたものの、学生時代の古傷が原因となり活動の自粛を余儀なくされるケースもあります。
甲子園を目指し練習に明け暮れる高校球児の中には、肘や肩に不調を抱えたまま練習に参加しているケースも少なくありません。その背景には、練習を休むことでレギュラー争いから振るい落とされる恐れがあるためです。
新潟リハビリテーション病院の田中康夫のチームの論文によると( https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2008/0/2008_0_C3P1458/_article/-char/ja/ )、学童新人野球大会に参加した51チーム中検診を希望した39チームの投手74名(5年生63名、4年生10名、3年生1名)に、大会会場にて医師、PTによる直接検診として四肢の理学所見および肘関節の超音波診断を行った結果、74名中23名以上初見が確認された事実があります。
野球の肘や肩の問題は、投球動作の繰り返しによって疲労が蓄積し、発症する傾向があり、練習による疲労の蓄積が今後の選手生命を大きく左右することとなります。
この現状を受け、当研究会では高校球児の選手生命を脅かす肘や肩への不調を未然に防ぐため、高校球児への無料施術を開始します。第一弾として、昨年プロ野球にドラフト1位で村上泰斗選手を輩出した神戸弘陵高校にて、3月12日より選手たちの肘や肩の不調をケアする活動を実施します。
■微弱電流医療機器「NEUBOX」について
当研究会が使用する微弱電流医療機器は、元レッドソックス所属の川畑健一郎氏も渡米中のコンディショニングに活用していた実績のある医療機器です。川畑氏は現在、微弱電流医療機器を取り扱う医療機器メーカー(株式会社プレシャスワーク)の営業部長として、医療機器の開発とコンテンツ開発、販売を担当しながら、当研究会のコンテンツ開発にも協力しています。
最新の研究により、微弱電流医療機器を用いて背中や首、肩の反応点に通電を行うことで、肩の可動域と筋出力が増大し、投球速度が即座に向上する効果が確認されています。実際のスピードガン測定では、施術直後に球速が3キロ上昇した事例も記録されています。
この効果に着目した神戸弘陵高校の岡本監督より、2025年の甲子園出場を目指す選手たちのコンディショニングサポートの依頼を受け、春休みの練習期間中に継続的なサポートを実施することが決定しました。
微弱電流医療機器「NEUBOX」
■一般社団法人微弱電流療法研究会について
一般社団法人微弱電流療法研究会は、全国の対人支援を行う医療従事者に向けた微弱電流医療機器の治験や症例の普及、そしてスポーツ選手やスポーツチームのサポート、救護活動を通じて、柔道整復師や鍼灸師、あんまマッサージ指圧師の先生方と共に学び、成長できる機会を提供することを目的とする非営利団体です。
これからも草の根レベルではありますが、スポーツ選手のサポートや救護活動を通じて社会貢献を継続してまいります。
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