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CRIF、日本の都市銀行・地方銀行・信用金庫向けに 新たなデジタル金融ソリューションを提供

企業動向
2025年2月26日 09:30
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東京、2月28日 - 世界的な信用情報・ビジネス情報ソリューションのリーダーであるCRIF Japan株式会社は、日本の金融機関が抱える課題解決を目的に、持続的な成長を遂げるための革新的なデジタル金融ソリューションを日本市場に導入します。


日本の金融機関(都市銀行・地方銀行・信用金庫)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展と顧客ニーズの多様化により、新たな課題に直面しています。これらを解決することが今回の導入の目的です。


製品イメージ画像

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■日本の金融機関が直面する主な課題

都市銀行・地方銀行・信用金庫は、地域に根ざしたサービス提供を求められる中、以下のような重要課題に対応する必要があります:


1. 高齢化社会への対応:高齢者にも使いやすいデジタルバンキングサービスの整備が求められています。

2. 金融リテラシーの向上:特に地方では、金融知識の不足が資産管理の障壁となっているケースが多く見られます。

3. 顧客エンゲージメントの強化:デジタル化の進展により、顧客との接点が減少し、地域密着型の金融機関としての役割が問われています。

4. 収益基盤の多様化:従来の融資業務に依存しない、新たな収益モデルの確立が不可欠です。

5. パーソナライズされたサービスの提供:データ分析を活用し、顧客ニーズに合った高度な金融サービスを実現する必要があります。



■CRIFのデジタル金融ソリューションによる解決策

CRIFのソリューションは、金融機関がこれらの課題に対応し、顧客との関係を強化することを目的としています。


1. AIを活用したハイパーパーソナライズ:顧客の行動データを分析し、個々のニーズに最適化した金融アドバイスを提供。

2. 予測分析機能の強化:データドリブンなアプローチにより、顧客の将来的なニーズを先取りし、適切な商品やサービスを提案。

3. 金融教育とウェルビーイングの促進:教育ツールやゲーミフィケーションを活用し、顧客の金融知識向上を支援。

4. エンゲージメント強化:デジタル上でのインタラクティブな仕組みを導入し、長期的な信頼関係を構築。

5. 迅速な導入とサポート:既存システムとの統合は4~6か月で完了し、導入後も長期的な支援を提供。



■実績が示す成功事例

CRIFのデジタル金融ソリューションは、世界各国の金融機関で顕著な成果を上げています。


● 欧州の大手銀行では、顧客エンゲージメントが47%向上。

● 英国の金融機関では、クロスセル(追加商品販売)の転換率が11%増加。


これらの成功事例は、日本の都市銀行・地方銀行・信用金庫が地域に密着したサービスを展開し、新たな収益基盤を確立するうえでの有力な手段となります。



■顧客に力を与えるデジタル金融体験

エンドユーザーには、以下の利点を提供します:


● 金融エンパワーメント:資産の可視化・管理を支援するシンプルなデジタルツールを提供。

● リアルタイム分析:状況や目標に応じたアラートや推奨情報を提供。

● インタラクティブな体験:金融サービスをより楽しく、継続しやすいものにするゲーミフィケーション機能を搭載。



■日本市場への期待

CRIFのデジタル金融ソリューションは、すでに45か国以上の金融機関に導入され、成功を収めています。例えば、トルコのアクバンク(Akbank)やポーランドのクレディ・アグリコル(Credit Agricole)などが成果を挙げています。


CRIFのデジタル金融ソリューション責任者、ベアトリス・ルービンは次のように述べています。

「私たちは日本市場にこの革新的なソリューションを導入できることを大変嬉しく思っています。このプラットフォームは、AIやデジタルバンキング技術を活用し、金融機関が顧客との関係をより深く、意味のあるものへと進化させることを支援します。日本の銀行がデジタルトランスフォーメーションの課題を乗り越え、信頼に基づく革新的なサービスを提供することに貢献したいと考えています。」


また、CRIF Japan代表のシモーネ・ロヴァーティは次のように語っています。

「日本の金融業界は、デジタル化と消費者ニーズの変化が進む中で、今まさに転換期を迎えています。CRIFの金融管理ソリューションは、こうした課題を乗り越え、金融エンパワーメントとエンゲージメントを促進するツールを提供します。これにより、金融機関と顧客がともに持続可能な成長を実現する未来型のサービスを構築していきます。」



■日本市場での事業展開

CRIFは、日本の金融業界におけるイノベーション推進の一翼を担うことを目指し、顧客エンゲージメントの強化、金融リテラシーの向上、持続可能なビジネス成長を支援していきます。また、デジタルソリューションを通じて、高齢化社会やESG(環境・社会・ガバナンス)といった社会的課題への対応にも積極的に取り組んでまいります。

CRIFのデジタル金融ソリューションを導入することで、日本の金融機関は、急速に進化するデジタル環境に適応し、顧客との信頼関係を深め、新たな成長機会を開拓することが可能となります。これにより、競争力を強化し、長期的な成功と持続可能な発展を実現していきます。



■CRIFについて

CRIFは、信用情報・ビジネス情報システム、分析、アウトソーシング・処理サービス、さらにはビジネス開発を支援する高度なデジタルおよびオープンバンキングソリューションを提供するグローバル企業です。CRIFは、消費者、企業、金融機関に対して、より効果的な意思決定を可能にし、信用へのアクセスを改善し、デジタルイノベーションを加速させる情報とソリューションを提供することを目指しています。


また、CRIFは消費者や中小企業(SME)向けに不正防止およびサイバーセキュリティサービスも提供しています。さらに、ESMA(欧州証券市場監督機構)から認可を受けた信用格付機関であり、ECAI(外部信用評価機関)としてEU内の非金融企業を対象に格付を行っています。


CRIFは、オープンバンキングにおけるPSD2(第2次決済サービス指令)が適用されるすべてのヨーロッパ諸国および英国において、AISP(口座情報サービス提供者)としても認定されています。


1988年にイタリア・ボローニャで設立されたCRIFは、現在、4大陸37か国で事業を展開しており、6,600人以上のプロフェッショナルが所属しています。現在、CRIFのサービスは、10,500以上の銀行・金融機関、450を超える保険会社、90,000以上の企業、そして100万人を超える消費者によって利用されています。


詳しくは、 https://www.crif-jp.com/ をご覧ください。



■注釈

● ESMA:European Securities and Markets Authority(欧州証券市場監督機構)

● ECAI:External Credit Assessment Institution(外部信用評価機関)

● AISP:Account Information Service Provider(口座情報サービス提供者)

● PISP:Payment Initiation Service Provider(支払い開始サービス提供者)

● PSD2:Payment Services Directive 2(第2次決済サービス指令)



■会社概要

会社名: CRIF Japan株式会社

所在地: 〒100-6908 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビル8階 xLINK

Tel  : 03-6824-5770

Mail : info@crif.co.jp

URL  : https://www.crif-jp.com/

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