農(みのり)の学校、3年連続の快挙! 卒業生・受講生が最高評価で最優秀賞を獲得
「身体に美味しい農産物コンテスト2025」ホウレンソウ・玉ねぎ部門でダブル受賞
サービス
2025年2月21日 13:00株式会社マイファーム(京都府京都市、代表取締役:⻄辻 ⼀真、以下「マイファーム」)及び丹波市は、このたび、丹波市立農の学校が出品したホウレンソウが、「身体に美味しい農産物コンテスト2025」において、ホウレンソウ部門の最優秀賞を受賞したことをお知らせします。
また同日、卒業生(第4期生)の平尾宗宏さんが玉ねぎ部門で最優秀賞を受賞しましたので、あわせてお知らせいたします。
また同日、卒業生(第4期生)の平尾宗宏さんが玉ねぎ部門で最優秀賞を受賞しましたので、あわせてお知らせいたします。
農の学校では、同コンテストにおいて、一昨年受賞した優秀賞(ロマネスコ部門)、昨年に受賞した最優秀賞(カーボロネロ部門)につづき、3年連続の受賞となりました。第一線の農家が競うコンテストにおいて、学校の受講生が主体となって栽培した農産物が連続受賞することは画期的な快挙です。さらに今回のホウレンソウ部門は栽培者の多い激戦区での受賞であり、受講生にとって今後の就農への大きな励みとなる結果となりました。
また平尾さんの受賞は卒業生から初めての受賞であり、今後さらに多くの卒業生が自分の栽培技術を磨き、賞に挑戦することにも期待しております。
また平尾さんの受賞は卒業生から初めての受賞であり、今後さらに多くの卒業生が自分の栽培技術を磨き、賞に挑戦することにも期待しております。
■身体に美味しい農産物コンテストとは
「身体に美味しい農産物コンテスト」とは、全国から有機農家が集まる有機農業の祭典「オーガニック・エコフェスタ」内で毎年開催されるコンテストで、持続可能な農業を志す全国の農家や農業学校から出品され、その美味しさと栄養価を競います。
今回の「身体に美味しい農産物コンテスト2025」は、通算12回目の開催となります。本コンテストは、食べる人の美と健康を支えることができる抗酸化力の高い農産物の栽培方法や土づくりの技術を確立することを目的に掲げており、有機農家はもちろん、様々な営農スタイルの農家の栽培技術向上に貢献してきました。
今回の「身体に美味しい農産物コンテスト2025」は、通算12回目の開催となります。本コンテストは、食べる人の美と健康を支えることができる抗酸化力の高い農産物の栽培方法や土づくりの技術を確立することを目的に掲げており、有機農家はもちろん、様々な営農スタイルの農家の栽培技術向上に貢献してきました。
【概要】
コンテスト名称 : 身体に美味しい農産物コンテスト2025
主催者 : 一般社団法人 日本有機農業普及協会
表彰式日時 : 2025年2月15日(土)9:30~12:00
表彰式会場 : みはらしの丘あいさい広場(徳島県小松島市立江町炭屋ケ谷 47-3)
関連URL : https://organic-ecofesta.jp/
コンテスト名称 : 身体に美味しい農産物コンテスト2025
主催者 : 一般社団法人 日本有機農業普及協会
表彰式日時 : 2025年2月15日(土)9:30~12:00
表彰式会場 : みはらしの丘あいさい広場(徳島県小松島市立江町炭屋ケ谷 47-3)
関連URL : https://organic-ecofesta.jp/
■今回の受賞について
今回受賞したホウレンソウは、農の学校の有機JAS認証圃場において、受講生が種まきから収穫まで一貫して栽培管理し、1月に出品したものです。評価されたポイントは以下の通りです。
①主催者のデータベース平均値と比較して、抗酸化力は約1.7倍、ビタミンC含量は約1.5倍、甘み(Brix糖度)は約1.3倍と、いずれも高い値であったこと。
②えぐみの要因となる硝酸イオン含量は、平均値1829mg/kgに比べて、検出下限値である25mg/kg以下と非常に低く、優れた値であったこと。
③食味は、シャキシャキとした食感、爽やかな青い風味、余韻の残る甘味と旨味が評価され「美味しい」との高い評価。
①主催者のデータベース平均値と比較して、抗酸化力は約1.7倍、ビタミンC含量は約1.5倍、甘み(Brix糖度)は約1.3倍と、いずれも高い値であったこと。
②えぐみの要因となる硝酸イオン含量は、平均値1829mg/kgに比べて、検出下限値である25mg/kg以下と非常に低く、優れた値であったこと。
③食味は、シャキシャキとした食感、爽やかな青い風味、余韻の残る甘味と旨味が評価され「美味しい」との高い評価。
■専任講師からのコメント
一年間に渡って農場実習を指導してきた神川健太(かみかわ けんた)講師は、今回の受賞について、このように分析しています。
「作物の栽培も、全ては生態系という自然界との調和であるよと、意識してもらう講義を中心に行ってきました。入学時は受講生全員がほぼ初心者なので、それぞれの栽培過程で重要なポイントをしっかり噛み砕いて伝え、上手く生育している理由、失敗している原因とその対策も含めて、私の知りうる知識をできるだけ伝えたつもりです。それをひとつひとつ理解し、自分たちの作業に落とし込んで実践出来たのが、大きなポイントだったと感じています。その結果として、数値化したときに、このように高品質なホウレンソウとして外部からも評価いただける値が出て、より理解が深まったのではないかと思います。」
「作物の栽培も、全ては生態系という自然界との調和であるよと、意識してもらう講義を中心に行ってきました。入学時は受講生全員がほぼ初心者なので、それぞれの栽培過程で重要なポイントをしっかり噛み砕いて伝え、上手く生育している理由、失敗している原因とその対策も含めて、私の知りうる知識をできるだけ伝えたつもりです。それをひとつひとつ理解し、自分たちの作業に落とし込んで実践出来たのが、大きなポイントだったと感じています。その結果として、数値化したときに、このように高品質なホウレンソウとして外部からも評価いただける値が出て、より理解が深まったのではないかと思います。」
■受講生の声
担当した受講生の一人、髙嶋渓吾(たかしま けいご)さんは、「受賞できてまず素直に嬉しいし、びっくりしています。同じホウレンソウでもうまくいかなかった圃場もあり、土質や細かい管理の仕方など、卒業後もまだまだ勉強を続けていきたいと感じます。」との感想を述べていました。
もう一人の担当者、北山浩治(きたやま こうじ)さんは、「畑の土壌分析や施肥設計(肥料の配合割合を決めること)から始め、タネをまいてからは毎朝欠かさず見に行きました。畑の管理は受講生全員で協力して行ってきたので、偶々私たちが主担当者でしたけど、全員で戴いた賞だと思います。」と語っていました。
また北山さんは、「4月から就農する畑は、今回受賞したホウレンソウの畑とよく似た土質なので、ぜひ今回のような美味しいホウレンソウを育てたい。」と抱負を語っています。
もう一人の担当者、北山浩治(きたやま こうじ)さんは、「畑の土壌分析や施肥設計(肥料の配合割合を決めること)から始め、タネをまいてからは毎朝欠かさず見に行きました。畑の管理は受講生全員で協力して行ってきたので、偶々私たちが主担当者でしたけど、全員で戴いた賞だと思います。」と語っていました。
また北山さんは、「4月から就農する畑は、今回受賞したホウレンソウの畑とよく似た土質なので、ぜひ今回のような美味しいホウレンソウを育てたい。」と抱負を語っています。
■第4期生・平尾宗宏さんの最優秀賞(玉ねぎ部門)受賞について
今回、同コンテストの「玉ねぎ部門」において、農の学校の第4期生、平尾宗宏(ひらお もとひろ)さんが最優秀賞を受賞しました。卒業生では初めての受賞となります。
平尾さんは、2023年3月に農の学校を卒業後、故郷の青森県で新規就農し、農園名「大石平(おおいしだいら)」として就農2年目を迎えました。平尾さんは、農の学校の在学中から、農園の主力作物のひとつとして玉ねぎの栽培を検討し、熱心に勉強を重ねてきました。
今回の受賞について、平尾さんは、次のように述べています。
「在学中の農場実習や座学を通じて、玉ねぎ栽培では特に水はけがよくふかふかな土、といった物理性が良い土壌をつくることが一番大事だと痛感しました。そこで、自分の農園でも、学校で習った有機農法の技術をベースに、納豆菌や乳酸菌などの力を借りて玉ねぎが育ちやすい土壌・環境を整えて栽培しました。」
受賞を励みに、今後も品質の高い玉ねぎを栽培し、収量も増やしていきたい、との抱負を語っています。
平尾さんは、2023年3月に農の学校を卒業後、故郷の青森県で新規就農し、農園名「大石平(おおいしだいら)」として就農2年目を迎えました。平尾さんは、農の学校の在学中から、農園の主力作物のひとつとして玉ねぎの栽培を検討し、熱心に勉強を重ねてきました。
今回の受賞について、平尾さんは、次のように述べています。
「在学中の農場実習や座学を通じて、玉ねぎ栽培では特に水はけがよくふかふかな土、といった物理性が良い土壌をつくることが一番大事だと痛感しました。そこで、自分の農園でも、学校で習った有機農法の技術をベースに、納豆菌や乳酸菌などの力を借りて玉ねぎが育ちやすい土壌・環境を整えて栽培しました。」
受賞を励みに、今後も品質の高い玉ねぎを栽培し、収量も増やしていきたい、との抱負を語っています。
【受賞者情報】
氏名 :平尾 宗宏(ひらお もとひろ)
年次 :第4期生(2023年3月卒業)
就農地 :青森県弘前市
農園名 :大石平(おおいしだいら)
公式Instagram:https://www.instagram.com/ohishidaira/
※平尾さんへの取材をご希望の場合は、上記Instagramのコメント欄へご連絡ください。
氏名 :平尾 宗宏(ひらお もとひろ)
年次 :第4期生(2023年3月卒業)
就農地 :青森県弘前市
農園名 :大石平(おおいしだいら)
公式Instagram:https://www.instagram.com/ohishidaira/
※平尾さんへの取材をご希望の場合は、上記Instagramのコメント欄へご連絡ください。
■2024年の受講生について
農(みのり)の学校 第6期生は17名で、年齢層は10代~60代と幅広く、近隣地域から通学する受講生に加え、東京都、神奈川県、千葉県などからの移住者もいます(近畿地方12名、関東地方5名)。第1期生~5期生の卒業後の進路として約60%が丹波市内での就農を遂げており、地域との連携が強くなっています。また、地域外を含めると、独立就農および雇用就農が約80%を占め、専業でなくとも、卒業生全員がそれぞれの形で「農」に関わり続けています。
※受講生の方への取材をご希望の場合は、お気軽にお問合せください。
※受講生の方への取材をご希望の場合は、お気軽にお問合せください。
■全日制オーガニックスクール「農(みのり)の学校」について
兵庫県丹波市が2019年に設置し、マイファームが指定管理業者として運営する、全国初の「公設民営」の有機農業を学ぶ学校です。古くから有機農業が盛んな丹波市の地域特性を活かしつつ、全国的に活躍する講師陣を迎え、農業技術から農業経営まで幅広く学ぶカリキュラムを実施しています。
【特徴①】実践重視で有機農業の「原理原則」を学ぶ
専任講師の指導の下、総受講時間の約7割を農場実習が占める実践重視の内容で、農薬や化学肥料に頼らない有機農法による野菜づくりや土づくりを学び、有機農業の「原理原則」を身につけることを目指します。また有機農家の伝統的な手法にとどまらず、科学的な視点で有機栽培技術を読み解き、就農後も役立つ土壌分析や施肥設計など、最新の科学的知見を農業経営に活かす手法も学ぶことができます。
【特徴②】有機JAS認証の総合的な学び
学校の農場では2020年から有機JAS認証を取得しており、日々の栽培から収穫・出荷まで、有機JAS規格に沿った管理を実践的に学んでいきます。有機JAS講習会(資格取得講習)をはじめ、国内外のオーガニック農産物の流通トレンドを学ぶ経営講義、有機農家への視察研修、地元の農産物直売所や阪神間への販売実践などを通じて、有機農産物の栽培管理及び販売・販路開拓のノウハウを総合的に習得することができます。
【特徴③】最先端のスマート農業の学び
農家の「目」「頭」「手」にかわるセンサー技術、データ管理システム、自動運転機器などの最新技術を、実際の農作業データ管理や農機実演を通じて実践的に体験し、経営に活かすノウハウを学びます。また、実際に農作業の現場で活用している農家を訪ね、スマート機器の選び方や従来のノウハウとの融合など、最新の実践例にも触れます。
■第7期生募集中
丹波市立農の学校では、2025年4月に入学する第7期生を下記の通り募集中です。
・開講期間 :2025年4月~2026年3月(1年間/2学期制)
・総受講時間:1,607時間 週5日程度/全日制
・定員 :20名
・入学要件 :満18歳以上で、高校卒業程度の学力を有する方
・費用 :受講料670,000円(税込) ※その他農業検定受験料等負担あり
・出願期間 :2024年7月1日(月)~2025年3月10日(月)
※「農の学校」ご入学の方には、在学中の家賃助成や移住サポートを実施しています。国が実施する「就農準備資金」(年間150万円給付)の認定研修機関です。
※詳細は、別紙募集要項の通り
・開講期間 :2025年4月~2026年3月(1年間/2学期制)
・総受講時間:1,607時間 週5日程度/全日制
・定員 :20名
・入学要件 :満18歳以上で、高校卒業程度の学力を有する方
・費用 :受講料670,000円(税込) ※その他農業検定受験料等負担あり
・出願期間 :2024年7月1日(月)~2025年3月10日(月)
※「農の学校」ご入学の方には、在学中の家賃助成や移住サポートを実施しています。国が実施する「就農準備資金」(年間150万円給付)の認定研修機関です。
※詳細は、別紙募集要項の通り
<丹波市立 農-みのり-の学校>
募集専用WEBサイト : https://agri-innovation.jp/minori/
公式WEBサイト : https://minori.agri-innovation.jp/
公式Instagram :https://www.instagram.com/tambaminori/
公式Facebookページ :https://www.facebook.com/tanba.minori/
公式WEBサイト : https://minori.agri-innovation.jp/
公式Instagram :https://www.instagram.com/tambaminori/
公式Facebookページ :https://www.facebook.com/tanba.minori/
【第7期 募集要項(PDF)】
【プレスリリース添付資料(PDF)】
会社概要
株式会社マイファーム (https://myfarm.co.jp/)
本社所在地:〒600-8216 京都市下京区東塩小路町607番地 辰巳ビル1階
代表者 :代表取締役 西辻 一真
設立日 :2007年9月26日
資本金 :497,500,000円
事業内容 :耕作放棄地の再生及び収益化事業/体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)/農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾)/農産物生産事業および企業参入サポート/流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)
株式会社マイファーム (https://myfarm.co.jp/)
本社所在地:〒600-8216 京都市下京区東塩小路町607番地 辰巳ビル1階
代表者 :代表取締役 西辻 一真
設立日 :2007年9月26日
資本金 :497,500,000円
事業内容 :耕作放棄地の再生及び収益化事業/体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)/農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾)/農産物生産事業および企業参入サポート/流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)