atpress

文部科学省後援 EMIRA×PEP共催ビジコン最終審査結果。 「エンタメ×エネルギー」をテーマに、 学生発のビジネスアイデアが集結! 最優秀賞は「Gゼミ」の『TCGで伝える下水道とエネルギーの循環』に決定! 下水道事業とエネルギーづくりの仕組みをカードゲーム化

「EMIRAビジコン2025 エネルギー・インカレ」レポート

調査・報告
2025年2月26日 12:30
FacebookTwitterLine

イノベーションを「エネルギー」という視点で読み解くことで未来を考えてゆくメディア「EMIRA」は、2025年2月22日、早稲田大学パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム(PEP)とともに、ビジネスアイデアコンテスト「EMIRAビジコン2025 エネルギー・インカレ」を早稲田大学内にて開催し、EMIRA最優秀賞をはじめとした各賞の受賞者が決定しました。

本コンテストは、早稲田大学を代表校に13大学が連携する5年一貫の博士人材育成プログラムである「PEP」と、「EMIRA」が共催。6回目の開催となる今回は、「エンタメ×エネルギー」というテーマで、ビジネスアイデアを全国の大学生・大学院生から募り、205チームの頂点が決定しました。

EMIRA最優秀賞を受賞したのは、「TCGで伝える下水道とエネルギーの循環」について発表した中央大学・新潟法律大学校のチーム『Gゼミ~下水の道をひろげる者たち~』。受賞後のインタビューでは「下水道の魅力が、審査員の方々に伝わったのかなと実感できました。自分たちの活動は、今後もこの方針でやっていくべきだという自信にも繋がりました」と語りました。


<「EMIRA」 URL>https://emira-t.jp/


■出場5チームのプレゼン内容

全205チームの中から、審査によって選ばれた5チームが本コンテストに出場。「エンタメ×エネルギー」をテーマとして、各チームがプレゼンテーションを展開しました。EMIRA最優秀賞は「TCGで伝える下水道とエネルギーの循環」を提案した『Gゼミ~下水の道をひろげる者たち~』が受賞。最優秀賞の詳しい発表内容は「EMIRA」で掲載予定です。また、KADOKAWA賞は『LJA』、TEPCO賞は『Uja-Uja-Mealworm』、優秀賞は『BL4S』と『すぎおファーム』が受賞しました。


<EMIRA最優秀賞>Gゼミ~下水の道をひろげる者たち~(中央大学・新潟法律大学校)

テーマ:TCGで伝える下水道とエネルギーの循環

発表概要:

現在、下水道は「廃棄物を処理する事業」から「水をつくり、エネルギーをつくる事業」へと進化している。従来、廃棄物であった下水汚泥は下水道の力で電気へと大変身。さらに処理水も海の栄養源となりブルーカーボンの促進、地球温暖化への抑止力にもなる。下水道は、ただ水をつくりだすのではなく、エネルギーをつくり、ミライを守るカギになる。ミライの下水道は、まさに驚きとワクワクに満ちたユメの仕組みである。一方で、若年層に認知されず、ネガティブな印象を持たれているのはもったいない。そんな思いから下水道トレーディングカードゲーム「Circular economy 水 deck」を提案する。こちらは二人対戦で遊ぶゲームで、手札の「リソースカード」を使い、場に出ている「課題カード」を3枚獲得したほうが勝ちというルール。ゲームを楽しみながら、下水道事業、ひいてはエネルギー事業の未来を知ることができるカードゲーム。人手不足の土木系業界において、リクルーティングツールとしての活用も想定している。


<KADOKAWA賞>LJA(学習院大学)

テーマ:聖地巡礼により地方の活性化を助けるアプリ

発表概要:

国内外のアニメファンを対象に、アニメの聖地への道案内を、鉄道を利用した方法で行うアプリを提案する。このアプリを浸透させることで、地方への観光客と鉄道利用者の増加に繋がり、地域活性化と二酸化炭素排出量の削減に期待できる。このアプリには、大きく分けて5つの機能を搭載。1つ目はアニメの題名を検索することで、該当のアニメの聖地を地図上で確認できる機能。2つ目は出発地点と行きたい聖地を入力すると、主に鉄道を利用する移動方法を提案する機能。3つ目はマップ上にエコカーの充電スポットを表示するなど、エコカー利用を促進する機能。4つ目は、訪れた聖地の情報を口コミとして写真や文章で投稿できる機能。5つ目は英語・中国語・フランス語・韓国語のバージョンを選択でき、かつ外国語で聖地での過ごし方に関する注意点を表示する機能である。このシステムには、鉄道利用を証明する画像を送信することで、大手ポイント会社5社のうちいずれかのポイント還元を受けられるサービスも導入。アニメがもたらす経済効果は高く、財政力の上昇にも貢献できると考えられる。


<TEPCO賞>Uja-Uja-Mealworm(早稲田大学・東京農工大学)

テーマ:家庭用ゴミ処理器の中でミールワーム飼育

発表概要:

既存の家庭用生ごみ処理機にミールワーム養殖プラットフォームを組み込むことで、環境負荷の小さい廃棄物処理と持続可能な虫生産を両立する仕組みを提案する。ミールワームは食品廃棄物や一部のプラスチックを分解できることが科学的に示されており、装置が処理した廃棄物を餌にして成長する。装置はAIカメラとセンサーを搭載し、育成状況をアプリでモニタリングして、生育アドバイスを出力。また、飼育密度や生育データに応じて進化する仮想キャラクターをゲーム化し、利用者は生育アドバイスに従ってゴミを投入することでキャラクターを成長させ、ランキング形式でスコアを競い、上位者には専用ゴミ袋や交換キットなどの報酬が提供される。さらに、利用者は一切ミールワームに触ることなく、装置は育成されたミールワームを残渣ごと梱包された形で排出し、回収されてペットフード、水産養殖飼料等の既存の販路に活用される。


<優秀賞>BL4S(早稲田大学)

テーマ:パズナジー

発表概要:

新しいパズルの形「パズナジー」を提案する。これは従来のパズルの要素に加えて、謎を解く要素に電気を必要とするものの、電池を入れる場所がなく、あるのは不思議なパーツだけ。自力で実験をし、自力でエネルギーを加えなければ次に進めない仕組み。「開けゴマ!」と喋りかけたら箱が開いたり、パーツを組み合わせて風車になったりと、我々の想像力をさらに広げてくれると考えられる。狙いは、謎に直面した時に自然とエネルギーの作り方を実験して調べること。学生にはエネルギー問題について能動的に知るきっかけになり、ある程度の知識がある大人には新しい発想を生む種になる可能性がある。「パズナジー」は、エネルギーを自分で作り出すおもちゃであるため、今までスマホで消費していた分のエネルギーの節約にもなる。今後のエネルギー技術の発展とともに進化していく点も魅力のひとつであると言える。


<優秀賞>すぎおファーム(国士舘大学)

テーマ:JーH4クレジット制度による農泊の新規財源

発表概要:

J-クレジット制度を活用し、農泊の運営団体の新規財源獲得を目指す。森林や農山村を休暇で過ごすというエンタメ要素がある農泊の運営団体には、収益性および資金調達において2点の課題がある。1つ目は、収益性において、通常の観光業の1人1泊当たりの平均宿泊単価が2,236円低いという点。2つ目は、設備投資を中心とした資金調達が不可欠であるものの、補助金以外の自己負担・金融機関からの融資によって生じる事後的な資金繰りにリスクが生じてしまう点だ。こうした課題を解決するために、再生可能エネルギーのバイオマス固形燃料(木質バイオマス)による化石燃料の代替による認定量と、森林の森林経営活動よる認定量のクレジット売却から収益を得る方法を考案。メリットとしては、所有する未活用の自然資源を有効活用できるほか、導入コストの低さや、CO2排出量削減への間接的な貢献などが挙げられる。


<審査員>

林泰弘(早稲田大学理工学術院 教授/同大スマート社会技術融合研究機構 機構長/同大卓越大学院PEPプログラム プログラムコーディネーター)

飯尾真(東京電力ホールディングス株式会社 エリアエネルギーイノベーション事業室 室長)

亀谷潮太(EMIRA編集長)

<特別審査員>

カリスマカンタロー(株式会社アノマリー代表取締役)

大畑慎治O ltd. CEO/Makaira Art&Design 代表/ザ・ソーシャルグッドアカデミア 代表)

<主催>

EMIRA編集委員会(株式会社KADOKAWA、東京電力ホールディングス株式会社、株式会社読売広告社)、早稲田大学パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム(PEP)

<後援>

文部科学省

早稲田大学スマート社会技術融合研究機構(ACROSS)、早稲田大学マーケティング&サステナビリティ国際研究所(MII)、早稲田大学ビジネススクール(WBS)、早稲田大学カーボンニュートラル社会研究教育センター

<協力>

早稲田大学 アントレプレナーシップセンター


最優秀賞受賞者・審査員インタビュー

コンテスト終了後、EMIRA最優秀賞を受賞したGゼミ~下水の道をひろげる者たち~の松村淑花さん、横山和輝さん、安田愛花さんにインタビューを実施。受賞の喜びや今後の展望について語りました。


<「EMIRA最優秀賞・Gゼミ~下水の道をひろげる者たち~」インタビュー>


―最優秀賞を受賞した、今の率直な感想を聞かせてください。

横山和輝さん(以下、横山さん):最優秀を受賞できて、素直に嬉しいです。下水道の魅力が、審査員の方々に伝わったのかなと実感できました。自分たちの活動は、今後もこの方針でやっていくべきだという自信にも繋がりました。来週また学校でゼミのみんなに会うので、報告して喜びを分かち合いたいです。

松村淑花さん(以下、松村さん):これは先輩の代から続いている企画で、こうして応募できるような形にできたのも先輩のアイデアのおかげなので、本当に先輩と先生方には感謝しています。

安田愛花さん(以下、安田さん):受賞直後は「頑張って良かったな」と思っていましたが、今回の受賞は先輩たちがきっかけを作ってくれたおかげでもあります。会場に来たのは3人ですが、プレゼンの構成などはほかのゼミメンバーも含めて考えたもので、プレゼンの途中で流した動画もみんなで作りました。改めて、みんながいたからこその受賞だなと実感し始めています。


―発表テーマである、「TCGで伝える下水道とエネルギーの循環」という内容に着目したきっかけは何ですか。

横山さん:きっかけは、下水道について若者の認知を高めようという、3年前のゼミの先輩たちの考えから始まりました。トレーディングカードに落とし込もうと思ったのは、当時、休みの日にカードゲームの大会に行って運営の補助をやるくらいトレーディングカードが好きな先輩がいたからです。エンタメ化することで、面白く主体的に学べる仕組みづくりをしようと企画が立ち上がりました。僕たちがブラッシュアップした点で言うと、カードに書かれている下水道事業の紹介文をブラッシュアップして、より正確な情報を伝えるというところ。加えて、専門家じゃない人にも伝わるように、わかりやすい言葉を使うという部分に重点を置きました。また、下水道部の方に写真掲載の許可取りをするなど、よりゲームが楽しくなるようにルールづくりも工夫しました。


―実際にこの事業を進めていくとしたら、課題はどのようなことになると思いますか?

横山さん:トレーディングカードゲームはルールを覚えるのに時間がかかりますし、下水道を題材にしているので、より手に取りづらいところがあると思います。遊んでもらうまでが難しそうだなと。普及させるためには、発表でもお伝えしましたが、まずはリクルートツールとして活用してもらうことを考えました。実際にさまざまな下水道部から写真の提供をいただいているので、まずはそういったところに声かけをして、どんどん全国に広めていきたいです。水関係の民間企業にも展開していきたいですね。まずは、一人でも多くの人に知ってもらうところから始めたいです。

安田さん:また、ほかのコンテストで一緒になった下水道部の方や企業の方にこのカードゲームを紹介したところ「面白い」と思ってくださる方がいたので、そういうアプローチの方法もあると思っています。


―この研究の今後について、どのようにお考えですか。ビジネスとして形にしたいといったお気持ちがあれば、教えてください。

安田さん:私たちのビジネスの目的は“継続”だと考えていて、ゼミとして一番の利益はお金ではなく“理解を得る”ことだと思っています。マイナスにならないことはもちろん大事なのですが、その結果、多くの収益を生み出そうとはあまり考えていません。そもそもの下水道の役割は衛生面を保つことで、豊かにするものというよりは、マイナスからゼロにする働きが大きい。根本的にとても重要なインフラだということを広く知ってもらえたら嬉しいです。

松村さん:色んな人が、このカードゲームで自分のデッキを持っているという状況になったらすごいと思っています。そのためにはやはり認知度を高めていきたいです。自分たちが卒業してカード制作から退いても、それを面白いと思った人からどんどん広がっていき、そして理解に繋がっていくのが理想です。今回はその第一歩になったと思っています。

横山さん:二人の話の繰り返しにはなりますが、とにかく下水道に対する理解や認知を上げたいです。イメージだけで語られるのではなく、事実を知ってもらいたい。たとえ利益を得られなくても、その目的が達成できるのであればそれでいいんじゃないかと思います。とはいえ、自分たちが題材にしているものは敷居が高いと思うので、ただ「やってみませんか?」と言うだけでは手を伸ばしてもらえないでしょう。だから、いろいろな団体さんと連携し、関わってくれる人を増やすことで波及していく展開になればいいなと考えています。金銭的な利益が第一ではないので、まずはこの活動が持続していくことが大切。後輩たちにも引き継いでもらいたいし、今後は各地域の下水道の特色が反映されたデッキが出てきてもいいと思います。


<審査員 株式会社アノマリー代表取締役・カリスマカンタロー氏インタビュー>

―5組のアイデアについてどのように感じましたか?印象に残ったアイデアなど率直な感想をお願いいたします。

LJAの「聖地巡礼により地方の活性化を助けるアプリ」は若い子たちが飛びつきそうだと感じました。インバウンドの需要も高いですし、情報としてよく見るものを掛け合わせていたので、すぐに事業にできそうだと思いましたね。また、プレゼンについては指摘させていただきましたが、すぎおファームの「JーH4クレジット制度による農泊の新規財源」は自分で調べようと思わない限り知ることがないものです。そんなチャンスがあるなら活用したいと思う人は多いのではないでしょうか。一方で、やはりプレゼンの熱量と内容に乖離があると伝わりづらい。どれだけ良いことを考えていても、伝わらなければゼロになってしまう。人を口説く、説明するということの大事さを、少しでも伝えられたのであれば、良かったと感じています。


―「エンタメ×エネルギー」のテーマに関連して、エンタメが生み出すエネルギーの可能性などご自身のお考えをお答えください。

エンタメで生まれるのは「人の心を灯すエネルギー」だと思っています。自分はダンスの事業を行っていますが、人間が動くためのエネルギーとなるのは食料や水だけではなく、心のよりどころや目標、熱量が重要だと考えています。それらをもらえるものが、いまの社会でいうエンターテイメントだと思っています。食べて寝るだけでは何のために生きているかわからなくなってしまい、人としての価値を見出すのが難しくなる。だからといって仕事ばかりしていても安らぎはない。そこで、充電期間となるタイミングにエンタメが刺さるのではないでしょうか。“推し活”という言葉ができて、オタク活動が普通になってきた世の中。いままで直接的な力とされていなかった、エンターテイメントによって生み出されるエネルギーが、今後、第四次産業、第五次産業においてもっとも重要な装置になると感じています。そういう意味でも、今回のテーマは自分にとっても重要なものでした。


―今回の発表の中で、最も熱量を感じたチームについて教えてください。

Uja-Uja-Mealwormの熱量は凄まじかったですね。虫が好きという、あの一言だけで十分ですよね。“好き”というものは、止まるハードルが低くなるんですよ。好きじゃない仕事は心が折られたらすぐに冷めてしまうけど、好きなものなら心が折れても続けられる。でも、自分の“好き”が見つからない人も圧倒的に多いので、好きなことを見つけるきっかけにもエンターテイメントがなってほしいと思いますね。山を登るアニメが好きになって山を登りたいと思うかもしれないし、サーフィンのドラマを見てサーフィンをやりたいと思うかもしれない。その熱源となるものを見つけるというのがすごく大切なことだと思います。


―エンタメイベントをプロデュースされる立場から、勉学に励む、全国の学生にアドバイスなどをお願いします。

人を動かすためには熱量が重要なので、何かに対して欲求を素直にぶつけることを始めてみてはいかがかなと思います。それが怒りでも喜びでもいいわけです。僕はダンスを始めたときも、サッカーを始めたときも、とにかく「モテたい」という欲求がありました(笑)。でも、それを続けていたら、いつの間にか目標が「ソーシャル的なインパクトを与えたい」に変わっていったんです。それこそ、学生の皆さんはいまから何にでもなれますよね。起業家にもなれるし、会社に属してもいいし、究極働かなくてもいい。でも、どうやって生活をしていくのか考えなくてはいけない。いずれにしても、自分自身を変えるためには自分の気持ちに素直になることが大切なので。遠くに行きたければ「本当は何をしたいんだっけ?」と自分の中を覗くことが大事。親から言われたことや、金銭的な難しさなど、言い訳はたくさん出てくるわけですよ。でも、それと自分の素直な気持ちを照らし合わせ、天秤にかけた上で、やっぱり自分の想いのほうが強いものを探してほしいです。好きなことでも嫌いなことでもどうせ壁は出てくるので、だったら好きなことをやっていたほうが続くんじゃないかなと、僕は思います。まずは自分をとことん知ろうとしないと、答えは出ない。根源的な欲求に気付かず行動している人が多いので、それを正直に言い合える親友を一人でも見つけられたら儲けものですよね。


<審査員 東京電力ホールディングス株式会社・飯尾真氏インタビュー>

―5組のアイデアについてどのように感じましたか?印象に残ったアイデアなど率直な感想をお願いいたします。

新鮮でした。普段、私たちはいかにビジネスをするかという、目の前のことを考えがちです。それに対して、学生の皆さんはより社会課題の解決を意識した、本来あるべき姿から考えてくれているように感じました。特に、最優秀に選ばれたGゼミの皆さんは、正に社会課題についてよく考えていたと思います。私としても下水道というインフラは重要かつ、エネルギー源や資源としてもポテンシャルがあると考えています。下水道から貴重なリンや窒素が回収できるというお話も発表の中でありましたが、それをどのようにして皆さんに知ってもらうかということ。嫌われものでなく、いかに表に出すかというところまで考えられていた点が素晴らしいと感じました。


―「エンタメ×エネルギー」のテーマに関連して、エンタメが生み出すエネルギーの可能性などご自身のお考えをお答えください。

エンタメというのは、広い意味で言えば「人を楽しませること」だと思います。エネルギーによって直接的に人を楽しませることができたらいいですが、エンタメとエネルギーをマッチさせるのはなかなか難しいですよね。ですが、エンタメとエネルギーとは遠いようで、近いところもあるのだと今日の発表でも感じました。皆さん、いかに人を楽しませられるかを考えてくれていました。個人的に、可能性として感じたのはUja-Uja-Mealwormの「家庭用ゴミ処理器の中でミールワーム飼育」。たくさん増やせば利益が得られるようになれば、エンタメ性が高いと考えます。


―エリアエネルギーイノベーション事業室 室長としての立場から、勉学に励む、全国の学生にアドバイスなどをお願いします。

エリアエネルギーイノベーション事業室とは、その名の通りエリアエネルギーを扱う事業室で、地域やお客さま構内といった“エリア”のエネルギーにイノベーションを起こすことを目的とした組織です。具体的には、地産地消かつカーボンニュートラルで、さらに防災にも資するようなエネルギーのあり方を提案しています。ぜひ学生の皆さんにも、カーボンニュートラルとエネルギーを安定的に使っていくこと、それらを両立した姿を未来に向かって考えていただきたいと思います。身近なところだと、目的地まで歩くか、車に乗るかというところもカーボンニュートラルですし、家で使用している電気やガスがどれくらいCO2を排出しているかなど、生活の中で一瞬でも意識してもらえると嬉しいです。


■EMIRA

EMIRA(エミラ)は、イノベーション(変革)を「エネルギー」という視点で読み解くことで未来を考えてゆくメディアです。

<メディア公式サイト>

https://emira-t.jp/

すべての画像

1
<EMIRA最優秀賞>Gゼミ
<KADOKAWA賞>LJA
<TEPCO賞>Uja-Uja-Mealworm
<優秀賞>BL4S
<優秀賞>すぎおファーム
EMIRA最優秀賞・Gゼミインタビュー
カリスマカンタロー氏インタビュー
飯尾真氏インタビュー
表彰式_全員
「EMIRA最優秀賞」Gゼミ_表彰
「KADOKAWA賞」LJA_表彰
「TEPCO賞」Uja-Uja-Mealworm_表彰
「優秀賞」BL4S_表彰
「優秀賞」すぎおファーム_表彰
飯尾真氏インタビュー
カリスマカンタロー氏インタビュー
「EMIRA最優秀賞」Gゼミインタビュー
<EMIRA最優秀賞>Gゼミ
「KADOKAWA賞」LJA

配信企業へのお問い合わせ

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら。
プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

この企業のリリース

文部科学省後援 EMIRA×PEP共催ビジコン最終審査。
「モビリティ×エネルギー」をテーマに、
全国の学生がビジネスアイデアを生み出す!
最優秀賞は東京大学『ひかり』の「トピタル(TaxiOfHospital)」に決定。
病院通院者に向けたタクシー相乗りサービスを提案
文部科学省後援 EMIRA×PEP共催ビジコン最終審査。
「モビリティ×エネルギー」をテーマに、
全国の学生がビジネスアイデアを生み出す!
最優秀賞は東京大学『ひかり』の「トピタル(TaxiOfHospital)」に決定。
病院通院者に向けたタクシー相乗りサービスを提案

文部科学省後援 EMIRA×PEP共催ビジコン最終審査。 「モビリティ×エネルギー」をテーマに、 全国の学生がビジネスアイデアを生み出す! 最優秀賞は東京大学『ひかり』の「トピタル(TaxiOfHospital)」に決定。 病院通院者に向けたタクシー相乗りサービスを提案

EMIRA

2024年2月13日 18:00

EMIRA×PEP共催ビジネスアイデア学生コンテスト(文部科学省後援)
「カーボンニュートラル×エネルギー」について、
全国の学生がビジネスアイデアを生み出す!
最優秀賞はECOCLO「アパレル業界の変革より、環境にやさしい世界を目指す」
洋服の長寿命化を目指し、大量廃棄の抑制に着目
「イノベーションを巻き起こしていけるように頑張っていきたい」
EMIRA×PEP共催ビジネスアイデア学生コンテスト(文部科学省後援)
「カーボンニュートラル×エネルギー」について、
全国の学生がビジネスアイデアを生み出す!
最優秀賞はECOCLO「アパレル業界の変革より、環境にやさしい世界を目指す」
洋服の長寿命化を目指し、大量廃棄の抑制に着目
「イノベーションを巻き起こしていけるように頑張っていきたい」

EMIRA×PEP共催ビジネスアイデア学生コンテスト(文部科学省後援) 「カーボンニュートラル×エネルギー」について、 全国の学生がビジネスアイデアを生み出す! 最優秀賞はECOCLO「アパレル業界の変革より、環境にやさしい世界を目指す」 洋服の長寿命化を目指し、大量廃棄の抑制に着目 「イノベーションを巻き起こしていけるように頑張っていきたい」

EMIRA

2023年2月20日 18:00

EMIRA×PEP共催ビジネスアイデア学生コンテスト。
学生が「住まい方×エネルギー」について、
ビジネスモデルを提案!アイデアの頂点が決定!
最優秀賞は早稲田大学LivLoop「生ゴミの水切り促進アプリ」
生ゴミの水切りアプリで廃棄物発電の処分事業者の負担を軽減
EMIRA×PEP共催ビジネスアイデア学生コンテスト。
学生が「住まい方×エネルギー」について、
ビジネスモデルを提案!アイデアの頂点が決定!
最優秀賞は早稲田大学LivLoop「生ゴミの水切り促進アプリ」
生ゴミの水切りアプリで廃棄物発電の処分事業者の負担を軽減

EMIRA×PEP共催ビジネスアイデア学生コンテスト。 学生が「住まい方×エネルギー」について、 ビジネスモデルを提案!アイデアの頂点が決定! 最優秀賞は早稲田大学LivLoop「生ゴミの水切り促進アプリ」 生ゴミの水切りアプリで廃棄物発電の処分事業者の負担を軽減

EMIRA

2022年2月15日 12:30

EMIRA×PEP主催ビジネスアイデア学生コンテスト。
「食×エネルギー」について学生たちがアイデア創出!
特別審査員に「出前館」前会長 コメントも「新しい生活様式というのはずっと定着していくと思う」。
最優秀賞は東北大学大学院のチーム「宏塾」
食の不均衡をエネルギーの視点から解決することに着目
EMIRA×PEP主催ビジネスアイデア学生コンテスト。
「食×エネルギー」について学生たちがアイデア創出!
特別審査員に「出前館」前会長 コメントも「新しい生活様式というのはずっと定着していくと思う」。
最優秀賞は東北大学大学院のチーム「宏塾」
食の不均衡をエネルギーの視点から解決することに着目

EMIRA×PEP主催ビジネスアイデア学生コンテスト。 「食×エネルギー」について学生たちがアイデア創出! 特別審査員に「出前館」前会長 コメントも「新しい生活様式というのはずっと定着していくと思う」。 最優秀賞は東北大学大学院のチーム「宏塾」 食の不均衡をエネルギーの視点から解決することに着目

EMIRA

2021年3月2日 12:00

EMIRA×PEP主催。
全国の大学生・院生168チームの頂点が決定!
「SDGs×エネルギー」を学生たちがプレゼン。
優勝は琉球大学の学生、喜びを語る「ビックリしたというのが一番」。
地球温暖化の抑制に役立つとされる「ブルーカーボン」に着目
EMIRA×PEP主催。
全国の大学生・院生168チームの頂点が決定!
「SDGs×エネルギー」を学生たちがプレゼン。
優勝は琉球大学の学生、喜びを語る「ビックリしたというのが一番」。
地球温暖化の抑制に役立つとされる「ブルーカーボン」に着目

EMIRA×PEP主催。 全国の大学生・院生168チームの頂点が決定! 「SDGs×エネルギー」を学生たちがプレゼン。 優勝は琉球大学の学生、喜びを語る「ビックリしたというのが一番」。 地球温暖化の抑制に役立つとされる「ブルーカーボン」に着目

EMIRA

2020年2月25日 16:00

プレスリリース配信サービスページ