Veeva Japan、株式会社協和企画と業務提携し 戦略的マルチチャネルソリューションを提供

Veeva Japan株式会社(代表取締役：岡村 崇、本社：東京都渋谷区)と、株式会社協和企画(代表取締役社長：小西 庸一、本社：東京都港区)は、製薬企業向けCRM(Customer Relationship Management)の市場において、より最先端のデジタルコンテンツを制作し戦略的なマルチチャネルソリューションを製薬企業に提供することで市場を牽引することを目指し、戦略的CLM(*1)(クローズド・ループ・マーケティング)パートナーとして共同で顧客サポート、営業・販売促進、マーケティング活動を実施することになりました。

医療現場でのインターネットの普及に加え、透明性ガイドラインの厳格運用によりMR(*2)による医師との面会機会が減少し、ここ数年で製薬企業の営業現場には大きな変革が訪れました。医師への情報提供は、Webを活用したeディテール(*3)の重要性が増し、MR(*2)チャネルとeディテール(*3)を有機的に統合したマルチチャネルへと発展しています。現状、多くの製薬企業が競って、iPadやWeb、コールセンターを活用した効果的な情報提供によるマルチチャネルの実現を模索しています。

製薬業界向けマルチチャネルCRMおよびコンテンツ管理ソリューションを提供し、すでに日本市場で多くの導入実績をもつVeeva Japanと、医療専門広告会社として50余年にわたる永年の実績をもつ協和企画が協業することで、今、多くの製薬企業が模索している「真に活用できるプロモーションコンテンツ」と融合したマルチチャネルCRMソリューションの提供を実現します。さらに協和企画の製薬業界での経験と、Veeva Japanの最新機能とを活かしてCRMとCLM(*1)の一体型ソリューションを提供し、競合優位を導く戦略的なマルチチャネルの実現を支援します。

本業務提携において、協和企画はVeeva製品と親和性の高い効果的なプロモーション用デジタルコンテンツを作成・提供します。またVeeva Japanは、既存のVeeva CRM利用顧客および見込み客に対し、協和企画と共同で、営業・マーケティング活動を行い、コンテンツ管理ソリューションやマルチチャネルCRMソリューションの導入促進、活用推進を図ります。


(*1) CLM(クローズド・ループ・マーケティング)とは：
MRによるディテール活動、Webアクセス、コールセンターなどマルチチャネルからのKPIデータを集積しマーケティング戦略の観点から分析を加え、継続的に営業プロモーション活動を改善していくマーケティング活動のこと。

(*2) MRとは：
メディカル・リプレゼンタティブ(Medical Representative)の頭文字をとったもので、医薬品メーカーの医薬情報担当者のこと。

(*3) eディテールとは：
インターネットによる医薬品情報の提供のこと。


【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社は、グローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソリューションを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで170社を超える顧客を擁し、技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功をサポートしています。2007年に設立されたVeevaはサンフランシスコのベイエリアに本社を置く企業であり、フィラデルフィア、コロンバス、トロント、ロンドン、パリ、バルセロナ、ブタペスト、上海、北京、東京、大阪、シドニー、シンガポールに拠点を展開しています。詳しくは公式サイト( http://veeva.jp )をご覧ください。


【株式会社協和企画について】
協和企画は、創業55年の実績を誇る国内最大の医療専門総合広告会社です。医療系に特化した広告会社という業態の先駆者として歩んでまいりました。創業以来、長年にわたって育んできた医療関係者との連携を基に、単なる広告会社にとどまらない様々な業務実績と学術的専門知識に裏付けられたマーケティング戦略の構築、プロモーション活動のプランニングと実施、さらに、各種医学系の学会・団体や製薬企業のコミュニケーション活動を幅広くサポートしています。詳しくは公式サイト( http://www.kk-kyowa.co.jp )をご覧ください。