農学部食品栄養学科生が参加する「ヘルスチーム菜良」考案　奈良県産の旬な食材を詰め込んだ「万博BENTO」の試食会を実施

近畿大学農学部（奈良県奈良市）食品栄養学科の、管理栄養士を目指す学生で構成されている食育ボランティアサークル「近畿大学ヘルスチーム菜良」（顧問：食品栄養学科講師　明神千穂）は、今年開催される「大阪・関西万博」で日本の弁当文化を世界に紹介することを目指して「万博BENTO」の開発に取り組んでいます。令和7年（2025年）3月5日（水）、日本料理店「奈良井上」（奈良県奈良市）にて、試食会を行います。

【本件のポイント】
●4大学合同の食育ボランティアサークルによる、「大阪・関西万博」で販売する奈良県特産品を使った弁当開発プロジェクト
●奈良県内の日本料理店「奈良井上」のアドバイスを受けてレシピをブラッシュアップ
●学生は、奈良県産の旬の食材を用いて、健康的かつ美味しいレシピを考案することで、お客様に喜ばれる商品開発を実践的に学ぶ

【本件の内容】
奈良県内の管理栄養士養成課程のある4大学の学生で構成される食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良」は、令和7年（2025年）に開催される「大阪・関西万博」の共創チャレンジ登録団体として、奈良県から依頼を受け、日本の弁当文化や奈良県特産の食材を世界に紹介することを目指した弁当「万博BENTO」の開発に取り組んでいます。
奈良県の伝統的な大和野菜、奈良漬け、大和肉鶏、三輪そうめんなど、奈良を象徴する食材をふんだんに使用し、奈良の食の魅力が全国のみならず世界に伝わる健康的で美味しい弁当を目指しており、これまでに「大和野菜のひとくちおにぎり」「金ゴマのせごはんレンコンカレー餃子」「大和肉鶏となすのしょうが焼き」「水菜のパリパリツナサラダ」などのメニューを検討してきました。
このたび、過去の試食会のアンケート結果をもとに、調理を担当する奈良県内の日本料理店「奈良井上」のアドバイスを受けてレシピをブラッシュアップし、販売時期の春に合わせて彩り豊かな奈良の旬の食材を使用した主菜、副菜およびスイーツのレシピを提案する、「ヘルスチーム菜良」の学生による試食会を行います。なお、完成した弁当は、令和7年（2025年）4月に万博会場内の関西パビリオンで販売予定です。

【開催概要】
日時　：令和7年（2025年）3月5日（水）13：00～16：00
場所　：日本料理店「奈良井上」
　　　　（奈良県奈良市秋篠町1176、近鉄奈良線「大和西大寺駅」北口から「押熊」行72番バスで
　　　　　「秋篠西」バス停下車すぐ）
参加者：「ヘルスチーム菜良」に所属する大学生16名

【ヘルスチーム菜良】
奈良県下の管理栄養士養成課程を持つ4大学（近畿大学・奈良女子大学・畿央大学・帝塚山大学）で構成されている食育ボランティアサークルで、本学からは食品栄養学科の学生約30名が「近大ヘルスチーム菜良」として所属しています。地域住民の健康保持・増進を目指して、産官学で連携して行う健康的なレシピの開発や販促提案、子ども向けの料理教室など、さまざまな取り組みを行っています。

【関連リンク】
農学部　食品栄養学科　講師　明神千穂（ミョウジンチホ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1065-myoujin-chiho.html

農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/