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リンクコントロールシリーズ(Lシリーズ)を発売

作業負担を軽減し生産性向上に貢献

商品
2025年3月4日 14:15
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 京セラインダストリアルツールズ株式会社(代表取締役社長:和田  康男)は、金属加工業の現場の困りごとを解決し、生産性の向上に貢献する電動工具「リンクコントロールシリーズ(Lシリーズ)」を、2025年3月中旬から発売しますので、お知らせいたします。


 製造業の生産性向上は、重要な課題の一つです。金属加工を行う現場の、限られた時間で質の良い作業をこなすには、優れた操作性と短時間でタスクを完了できるパワー、また長時間作業に耐えられる耐久性が求められています。

 このたび発売する『リンクコントロールシリーズ(Lシリーズ)』は、工具の心臓部であるブラシレスモーターと制御回路を分離し、これらを専用ケーブルで接続するという独自の新発想から生まれたシステムです。「コントローラー」+「ケーブル」+「工具」の3つのユニットで構成されたこの商品は、高出力と小型軽量化の両立を実現し、金属加工業における現場のニーズに応えます。

 お客さまの作業環境に合わせて選んでいただけるように、コントローラーはケーブルの接続口数が1口と4口の2タイプを用意。また、脱着ケーブルは、5mと10mをラインアップしました。工具は、金属の削りや磨き加工に使用する砥石外径100mmと180mmのディスクグラインダー、10mm幅のベルトサンダー、パッド径123mmのダブルアクションサンダーを取り揃えています。これらの工具は、既存のAC電動工具や高周波モデルに比べサイズ、質量、出力、耐久性において優位性を持っています。金属加工の現場で多用されているエア工具に対しては、重さと出力の優位性だけでなく、動力源である大型エアコンプレッサーに対して最大で70~90%※消費電力を抑えられ、カーボンニュートラルへの対応という副次的な効果も期待できます。

 Lシリーズはセット販売ではなく、「コントローラー」「脱着ケーブル」「工具」を使用用途に合わせて別々に購入できます。

 当社は、今後も様々な金属加工業の現場の声に応えリンクコントロールシリーズのラインアップを拡充し、お客さまの生産性向上に寄与してまいります。


※37kwエアコンプレッサーで砥石径100mmのエアーグラインダーを12台使用した場合(当社調べ)


リンクコントロールシリーズ(Lシリーズ)の特長                                          

1 「リンクコントロール」で金属加工業の問題を解決      

 工具本体からブラシレスモーターを制御する回路部を切り離した、コントローラーに格納する新発想のシステムより、従来金属加工の現場で使われていた電動工具やエア工具に比べ、質量、出力、耐久性において優位性を実現しました。200Vの電動工具や御回路を工具から分離大型エアコンプレッサーに対しては、消費電力を削減することが可能です。

制御回路を工具から分離


2 金属の研削・研磨作業に最適なモデルをラインアップ   

 工具は、4種類の研削・研磨用モデルから、製缶業や造船業などそれぞれの業種に応じた工具を選べます。今後さらにラインアップを拡充し、より多く金属加工のニースに対応してまいります。


3  自社開発の高出力・高耐久の密閉ブラシレスモーター      

 設計・開発から製造までを自社で行ったブラシレスモーターは、モーター部をアルミケースで覆った二重構造により、鉄粉など粉塵の多い環境下でも高耐久化を実現しています。


4  エア工具からLシリーズへ      

 エア工具は、エアコンプレッサーに溜めた空気の圧力を動力源にしています。

従来の大型エアコンプレッサーにかかる電力使用量に比べ、Lシリーズの電力使用量は

最大で70~90%※ 削減できます。


■製品仕様      



Lシリーズの「工具」各モデルの仕様は、以下の特設ページ(URL)に掲載しています。

https://www.kyocera-industrialtools.co.jp/news/2025/03/001317.html 




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