消費者・事業者の双方に実施した、 セルフレジに関する調査結果を公開
~セルフレジ導入率55.5%! 店舗の業態に応じた消費者の利用意欲やキャッシュレス決済需要が明らかに~
ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO 榛葉 淳)は、消費者・事業者の双方に、セルフレジに関するアンケート調査を実施しました。実施した調査の結果を抜粋してお知らせします。
<調査概要> 調査名 :セルフレジの利用/導入状況に関する調査 調査方法:インターネットリサーチ 調査地域:全国 調査期間:2025年1月20日~2月7日 調査対象:【消費者調査】1年以内に実店舗にてキャッシュレス決済を利用した男女 【事業者調査】店舗運営に従事する男女または店舗経営者 実施主体:SBペイメントサービス株式会社 |
<調査結果サマリー> ・消費者のセルフレジの利用経験は94.1%。店舗のセルフレジの導入率は55.5% ・消費者は「スーパーマーケット」「100円ショップ」など身近な場所でセルフレジを利用、セルフレジを導入してほしい施設は医療・飲食関連が多い ・セルフレジと有人レジがどちらもあった場合、30代以下はセルフレジを優先して使い、40代以上は状況によって判断して使い分ける傾向が見られる ・セルフレジでよく利用する決済手段の1位は「クレジットカード決済」(47.2%)、2位は「PayPay」(43.4%)、3位は「現金」(34.0%) ・消費者がセルフレジでよく利用する決済手段以外に、導入需要が高いのは「交通系IC」「d払い」「WAON」 |
<調査結果>
消費者のセルフレジの利用経験は94.1%。店舗のセルフレジの導入率は55.5%
消費者にセルフレジの利用状況を尋ねたところ、「直近1年間で利用した」と回答した方が86.9%、「1年よりも前に利用した」と回答した方が7.2%という結果となり、セルフレジの利用経験は94.1%にも上ることが分かりました。
一方、事業者にセルフレジの導入状況を尋ねたところ、「フルセルフレジを導入している」が22.2%、「セミセルフレジを導入している」が20.8%、「フルセルフレジ・セミセルフレジどちらも導入している」が12.5%となり、店舗のセルフレジの導入率は55.5%という結果となりました。
※フルセルフレジ・・・商品の登録から会計までをすべてお客さまが行う
セミセルフレジ・・・商品の登録は店員が行い、会計のみをお客さまが行う
セルフレジの導入率を業態別で見ると、「カラオケ」「レンタルショップ」「温浴施設」「コンビニエンスストア」「スーパーマーケット」でセルフレジの導入率が90%以上と、特に高いことが分かりました。
消費者は「スーパーマーケット」「100円ショップ」など身近な場所でセルフレジを利用、セルフレジを導入してほしい施設は医療・飲食関連が多い
一方、消費者に、セルフレジを利用したことがある店舗を尋ねたところ、最も選ばれたのは「スーパーマーケット」(72.8%)で、「100円ショップ」(56.0%)、「コンビニエンスストア」(37.8%)が続く結果となりました。消費者の身近な場所でセルフレジが利用されていることが見受けられます。
さらに、消費者に、セルフレジを導入してほしい店舗を尋ねたところ、「薬局・ドラッグストア」が20.4%と最も選ばれ、「病院・クリニック」(17.1%)、「飲食店」(13.2%)が続きました。消費者は、医療や飲食関連の施設で会計手続きが迅速に完了し、待ち時間短縮や混雑緩和を期待していることが推定されます。
セルフレジと有人レジがどちらもあった場合、30代以下はセルフレジを優先して使い、40代以上は状況によって判断して使い分ける傾向が見られる
消費者に、店舗でセルフレジと有人レジがどちらもあった場合、どちらを利用したいか尋ねたところ、「セルフレジを優先して使う」方が41.7%、「状況によって判断して使い分けている」方が38.2%という結果となりました。年代別で見ると、30代以下はセルフレジを優先して使う方が多い傾向にあり、40代以上は状況によって判断して使い分けている方が多いという傾向が見られました。
それぞれに理由を尋ねたところ、セルフレジを優先して使う方は「待ち時間が短い」「自分のペースでできる」「会計後に詰め直す手間がいらない」、状況によって判断して使い分けている方は「たくさん買い物をする時は有人レジ、少量の時はセルフレジを使う」「子供連れの時は大変なので有人レジを使う」などの理由が挙げられました。
セルフレジでよく利用する決済手段の1位は「クレジットカード決済」(47.2%)、2位は「PayPay」(43.4%)、3位は「現金」(34.0%)
消費者に、店舗のセルフレジでよく利用する決済手段を尋ねたところ、1位は「クレジットカード決済」(47.2%)、2位は「PayPay」(43.4%)、3位は「現金」(34.0%)、4位は「楽天ペイ」(23.4%)という結果となりました。クレジットカードや現金以外に、QRコード決済の普及が進んでいることが伺えます。
よく利用する決済手段を、消費者が利用する携帯電話のキャリア別で見ると、NTTドコモ系(docomo、ahamo)、KDDI系(au、UQ mobile、povo)、楽天モバイルを利用している方には「クレジットカード決済」が最も選ばれていました。また、「PayPay」は、ソフトバンク系(ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO)を利用している方には最も選ばれており、その他のキャリアを利用する方にも2~3位と上位に選ばれていることが分かりました。
一方、事業者に、店舗のセルフレジでどの決済手段を導入しているか尋ねたところ、1位は「PayPay」(41.7%)、2位は「クレジットカード決済」(36.3%)、3位は「楽天ペイ」(33.6%)、4位は「現金」(32.9%)と、消費者とやや順位が異なるものの、上位に同じラインアップがそろっていることが分かりました。
消費者がセルフレジでよく利用する決済手段以外に、導入需要が高いのは「交通系IC」「d払い」「WAON」
消費者に、店舗のセルフレジに導入してほしい決済手段を尋ねたところ、よく利用されている決済手段以外には「交通系IC」「d払い」「WAON」などが選ばれていました。
一方、店舗にセルフレジを導入している事業者に、今後セルフレジに導入したいキャッシュレス決済手段を尋ねたところ、多く導入されている決済手段の他に「楽天Edy」「交通系IC」「QUICPay」「iD」など多くの決済手段の導入を検討していることが分かりました。
今回の調査から、店舗でのセルフレジの導入は進んでおり、消費者も利用意欲が高く、セルフレジでは現金も利用するものの、キャッシュレス決済を利用する傾向が見られることが分かりました。まだセルフレジを導入していない事業者は、人手不足対策にも役立つセルフレジの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
SBペイメントサービス株式会社は、決済代行会社としてセルフレジの導入の支援や店舗に必須の決済手段を数多く提供しています。店舗ビジネスを開始される事業者や決済手段のラインアップを拡充されたい事業者は、ぜひSBペイメントサービス株式会社へお問い合わせください。
調査結果の全文はこちらからダウンロードしてください。
https://www.sbpayment.jp/whitepapers/download/survey-selfcheckout.html
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・その他、記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
【会社概要】
SBペイメントサービス株式会社
代表者 | 代表取締役社長 兼 CEO 榛葉 淳 |
所在地 | 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー |
設立 | 2004年10月1日 |
事業内容 | 決済サービス、集金代行および企業の計算事務代行、アクワイアリング(カード加盟店業務)事業、イシュイング(カード発行業務)事業 |
URL | https://www.sbpayment.jp/ |
【決済サービスに関するお問い合わせ】
SBペイメントサービス株式会社
お問い合わせフォーム | https://service.sbpayment.jp/contact/device/?argument=3qe9Sa9A&dmai=a5e1805c3d9698 |
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