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デパーチャー、中小製造業の業務改善に役立つ DIY型IoT機器「CWS」を2025年3月25日に一般販売開始

活用事例満載の製品紹介ハンドブックを公開中! 実物に触れられる展示会出展も予定

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2025年3月25日 12:00
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中小製造業のディジタル化をシステム開発で支援する株式会社デパーチャー(本社:新潟県長岡市、代表取締役:小宅 勝)は、過去1年以上にわたって開発してきたDIY型IoT機器「CWS」を2025年3月25日(火)に発売します。

既存の設備にセンサなどを取り付け、状況を計測・収集・分析して合理化に結び付けようという取り組みは「IoT」と呼ばれます。「CWS」はそうしたIoTを実現する電子機器で、独自の「DIY型設計」を採用し、試行錯誤の多いIoTの取り組みを無理なく楽しく進めることができます。昨年秋から行ってきたベータテストでも、参加した多くのテストユーザからきわめて高い評価を受けました。

今回の発売に先立ち、当社は「CWS」のすべてがわかる「製品紹介ハンドブック」を作り、ウェブサイトで公開しました。また6月には展示会に出展し、実物のデモンストレーションを行う予定です。「CWS」の可能性と価値を多くの方にお伝えしたいと考えています。


CWSの外観

CWSの外観


■IoTと「CWS」

IoTとは、ものづくり現場にある既存の設備にセンサなどを取り付け、その状況をリアルタイムに計測・収集・分析しようという取り組みのことです。また身近にあるものを利用してものづくり環境を改良していく取り組みは「からくり改善」などと呼ばれますが、IoTにはそんなからくり改善のディジタル版としての性格も持ちます。最近ではIoTによって大きな経費削減を果たした例も報告され、その大きな効果が注目されています。しかしIoTを実行しようとすると「高い(お金がかかる)」・「難しい(予備知識が必要)」・「面倒くさい(手間がかかる)」という三つの課題を乗り越えなければなりません。何かと余裕のない中小製造業にとって、IoTは試してみたくてもなかなか1歩を踏み出すことができない取り組みでした。


この状況に対して当社は「DIY型IoT」という新概念を提唱し、それを実現する機器を開発してIoTを普及させたいと考えました。DIYとは英語のフレーズ「Do It Yourself」を略したもので、「自分でやってみよう」という意味。すなわち趣味の工作や日曜大工の感覚でIoTに取り組むことを指しています。IoTには「試行錯誤が避けられない」という厄介な性質がありますが、そんなIoTに無理なく楽しく取り組んでいけるようにしようというのがDIY型IoTの考え方です。


こうしたDIY型IoTを実現する画期的なIoT機器が、当社の開発した「CWS」です。どんな場所にでも取り付けることができる万能の台座「Sベース」を土台とするコンパクトなケースに、小型・高性能の無線通信機とブレッドボード(はんだ付けをせずに電子回路を試作することができる基板)を格納。既存の生産設備に多種多様なセンサを自由自在に取り付けてパソコンと連携させる無線局として機能し、あらゆる対象設備の状況をリアルタイムに計測・収集・分析することを可能にします。「CWS」やDIY型IoTについて詳しくは、下記の製品ウェブサイトや製品紹介ハンドブックに記載しております。


「CWS」製品ウェブサイト

https://cws-iot.jp/


「CWS」製品紹介ハンドブック ダウンロード

https://cws-iot.jp/download-form/


なお「CWS」とは、「Capsulized Wireless Station」(カプセル入りの無線局)の略語です。


当社はDIY型IoT機器「CWS」を、2025年3月25日(火)に販売開始します。「CWS」には多彩なオプション製品やサポートサービスを用意しており、これらを利用してお客様の目的に合わせたIoTシステムをお作りいただけます。最小構成のIoTシステムを50万円以下で、本格的なIoTシステムでも100万円以下で作り上げることができるよう、製品価格やサービス料金をリーズナブルに設定しました。上記の「CWS」製品紹介ハンドブックに記載されている、製品・サービスの一覧に料金が詳しく記載されています。



■ベータテストの実施結果

ベータテストとは、発売前の製品をテストユーザに試用してもらい、その機能や使い勝手に問題がないかどうかを確かめることにより、製品の品質を高める取り組みのことです。当社は昨年9月~12月に「CWS」のベータテストを実施し、応募くださったテストユーザ8社に試用をお願いしました。その結果は次のとおりです。


<「CWS」で現場の何を計測・収集したか?>

表示灯の点灯/消灯

在庫品の重量

材料の寸法

廃棄物の分量

製品を積み重ねた高さ

設備の消費電力

制御盤からの信号出力

人員の在席状況

扉の開閉

機械の動き


<業務改善に「CWS」がどのように役立ったか?>

設備の稼働率を低下させる原因がわかった。

消耗品の在庫切れによる生産中断が減った。

複数の担当者への作業指示が合理化された。

定期的に何かを見に行く必要がなくなった。

出荷梱包時の計数ミスを防ぐことができた。

設備ごとの二酸化炭素放出量がわかった。


<今後「CWS」を購入して使い続けたいか?>

はい ……… 5社

いいえ …… 0社

検討中 …… 3社


多くのテストユーザが「CWS」を高く評価してくださったことがわかる結果となりました。今回のベータテストでの個別の活用事例を詳しく記したカルテが、上記の「CWS」製品紹介ハンドブックに掲載されています。



■展示会出展のお知らせ

当社は次の展示会に「CWS」を出展し、実物でのデモンストレーションを行うとともに、「DIY型IoT」のメリットについて詳しく解説するセミナーを開催します。


<画像センシング展2025>

主催      : アドコム・メディア株式会社

日時      : 2025年6月11日(水)~13日(金) 10:00~17:00

会場      : パシフィコ横浜 Dホール(神奈川県横浜市)

公式ウェブサイト: https://www.adcom-media.co.jp/iss/


「CWS」の実物やデモンストレーションをご覧になってから購入をご検討いただけます。



■株式会社デパーチャーについて

設立    : 2022年6月

資本金   : 500万円

本社所在地 : 〒940-0062 新潟県長岡市大手通二丁目2番地6

代表取締役 : 小宅 勝(おやけ まさる)

ウェブサイト: https://www.departures.jpn.com/


システム開発を手がける株式会社デパーチャーは、「御社の情報システム部」をモットーに、ICT(情報通信技術)の専門家を雇うことが難しい中小製造業のディジタル化を強力に支援しています。



■製品「CWS」に関するお問い合わせ先

株式会社デパーチャー

電子メール: info@departures.jpn.com (代表)

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