近大附属広島高・中東広島校自然科学部が全国大会出場 生徒が設計・制作・プログラムしたロボットで世界大会をめざす

調査・報告
2025年3月19日 14:00
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令和7年(2025年)1月開催の地区大会で優勝した生徒たち (左:チーム『La+』、右:チーム『Overcome the Impossible』)
令和7年(2025年)1月開催の地区大会で優勝した生徒たち (左:チーム『La+』、右:チーム『Overcome the Impossible』)
近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校(広島県東広島市)自然科学部は、令和7年(2025年)3月29日(土)・30日(日)に、名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開催される小学生・中学生・高校生を対象としたロボット競技の全国大会「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2025名古屋」に出場します。出場部門は、World Class Rescue Line(ワールドクラス,レスキューライン、以下RWL)と、Challange Class Rescue Line Entry(チャレンジクラス,レスキューラインエントリー、以下RCL)の2部門です。

【本件のポイント】
●「ロボカップジュニア」の全国大会に本校から自然科学部の2チームが出場
●生徒自身が設計・製作・プログラムを行ったオリジナルロボットで全国大会に挑む
●世界大会への出場がかかった上位リーグ「World Class Rescue Line」での優勝をめざす

【本件の内容】
「ロボカップジュニア」は、小学校・中学校・高校生を対象とした、地区大会と全国大会からなるロボット競技大会で、本校は平成29年(2017年)から毎年出場しています。1チーム2台ずつの自律型ロボットによるサッカー競技「Soccer‐League(サッカーリーグ)」、災害現場をテーマにしたさまざまな障害を乗り越えて被災者を見つける競技「Rescue‐League(レスキューリーグ)」、ロボットが1分30秒以上の演技時間の中で演技を披露する競技「OnStage‐League(オンステージリーグ)」の3種類のリーグで構成されています。近年、出場チームの技術レベルが上昇しており、注目度の高い大会です。
それぞれのリーグには、国内クラスである「Challenge Class(チャレンジクラス)」と、世界大会への出場が懸かった上位クラス「World Class(ワールドクラス)」の2種類があり、本校生徒が出場する「Rescue‐League(レスキューリーグ)」にも「Challange Class Rescue Line Entry(RCL)(チャレンジクラス,レスキューラインエントリー)」と、「World Class Rescue Line(RWL)(ワールドクラス,レスキューライン)」があります。
高校1年生3名の本校生徒によるチーム『La+』は、今大会でRWLに出場し、7月にブラジルで開催される世界大会への出場権利が得られるリーグ優勝をめざします。令和5年(2023年)の大会で本校のチームが同クラスで3位の好成績を残しており、『La+』は先輩の実績を超えることを目標に準備を進めています。
また、全員が初出場となる中学2年生2名によるチーム『Overcome the Impossible』は広島ノード大会(広島県内の西地区大会)、広島ブロック大会(広島県大会)で着実に得点を上げてきており、今大会でのさらなる成長が期待されます。

【大会概要】
大会名   :ロボカップジュニア・ジャパンオープン2025名古屋
開催日程  :<1日目>令和7年(2025年)3月29日(土)11:00~18:00
       <2日目>令和7年(2025年)3月30日(日)8:30~14:00
会場    :名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)第3展示館
       (名古屋市港区金城ふ頭2-2、
        名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「金城ふ頭駅」から徒歩約8分)
本校の参加 :高等学校自然科学部 高校1年生3名 チーム名『La+』
       出場部門「RWL」
       中学校自然科学部 中学2年生2名 チーム名『Overcome the Impossible』
       出場部門「RCL」
主催    :ロボカップジュニア・ジャパンオープン2025名古屋大会開催委員会
大会HP  :https://rcjj2025nagoya.com/

【関連リンク】
附属広島高等学校・中学校東広島校
https://hh.kindai.ac.jp/