ドラゴンリーフ細胞液が免疫調節作用と毛包細胞に対する効果を有することを発表
細胞の遺伝子解析を通して、ドラゴンリーフ細胞液(ドラゴンエクソソーム)はTLR2を介した免疫調節作用を有し、育毛、スキンケアなどの効果を有することを確認
サービス
2025年3月31日 15:00北海道科学大学薬学部薬理学研究室の若命浩二教授と、植物由来のエクソソーム原料および商品の開発・販売を手がける株式会社ジャパン・オーガニック・イールド(J.O.Y. 東京都文京区 代表取締役丹藤信平(たんとうしんぺい)は、3月28日に福岡で開催された日本薬学会において、J.O.Y.が販売するドラゴンリーフ細胞液(LDEx)が、細胞毒性を有さず、免疫調節作用と毛包細胞に対する育毛、皮膚バリア、抗シワ、保湿などの効果を有することを発表いたしました。
北海道科学大学薬学部公式サイト:https://www.hus.ac.jp/faculty/pharm/
J.O.Y.公式サイト:http://joy-mbr.jp
日本薬学会第145年回:https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/pharm145
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研究発表の概要
タイトル:ドラゴンリーフより抽出された細胞外小胞は免疫、育毛関連の遺伝子発現
を調節する
■細胞毒性試験
マウス由来マクロファージRAW264.7細胞とヒト由来毛包ケラチノサイトを用いて、ドラゴンリーフ細胞液を添加して24時間後の吸光度を測定。結果、10倍から50,000倍までのどの希釈溶液においても、RAW細胞、毛包ケラチノサイトいずれに対しても細胞毒性を有しないことを検証いたしました。
を調節する
■細胞毒性試験
マウス由来マクロファージRAW264.7細胞とヒト由来毛包ケラチノサイトを用いて、ドラゴンリーフ細胞液を添加して24時間後の吸光度を測定。結果、10倍から50,000倍までのどの希釈溶液においても、RAW細胞、毛包ケラチノサイトいずれに対しても細胞毒性を有しないことを検証いたしました。
■RAW細胞と毛包ケラチノサイトにおける遺伝子発現解析
マウス由来マクロファージRAW264.7細胞とヒト由来毛包ケラチノサイトを用いて、ドラゴンリーフ細胞液を添加した後にTotal RNAを抽出し、RT-PCR法により遺伝子発現解析を行いました。
その結果、RAW細胞においてはTLR2(Toll-like receptor II)、IL-1β(Interleukin I beta)、IL-6(Interleukin VI)が有意に誘導され、iNOS(Inducible nitric oxide synthase (nitric oxdie synthase 2))が抑制されました。これによりドラゴンリーフ細胞液はTLR2といった受容体を介して免疫調節作用を有することが推測されます。
また毛包ケラチノサイトでは、17型コラーゲンα1、HAS2(Hyaluronan Synthase II)、OCLN(Occluding)、AQP3(Aquaporin III)遺伝子が誘導されたことから、育毛、皮膚バリア、抗シワ、保湿などの効果を発現することが期待されます。
■ドラゴンリーフ細胞液
「ドラゴンリーフ細胞液(化粧品成分表示名称:セレニセレウスコスタリセンシス葉/茎エキス、INCI名:Selenicereus Costaricensis Leaf/Stem Extract)」は、奄美群島徳之島原産のドラゴンフルーツ葉茎を原料とし、特殊技術を用いて植物の細胞壁の中に含まれている細胞液を取り出した植物エクソソーム様小胞体入りの100%植物由来原料です。
ドラゴンリーフ細胞液の原料となっているドラゴンフルーツ葉茎は鹿児島県奄美群島産です。奄美群島は固有の動植物が多く、植物が豊かに生育する土壌です。ドラゴンフルーツ葉茎は、ドラゴンフルーツ収穫後に残った葉茎を原料としていますが、この葉茎はこれまで有効活用されることなく廃棄対象となっていた農業残渣でした。J.O.Y.はドラゴンフルーツ葉茎中の植物細胞液を世界ではじめて商品化し、優れた特長を明らかにし化粧品原料として開発しました。
アンチエイジング抗老化作用(エラスターゼ阻害作用)およびヒアルロン酸とコラーゲン産生効果が検証されており、またモニターテストの結果、「肌のキメが整った」「肌が引き締まった」「肌にはり、ツヤが出てきた」「皮膚の乾燥が防げた」「乾燥による小ジワが目立たなくなった」といった評価・感想をいただきました。
■株式会社ジャパン・オーガニック・イールド(J.O.Y.)会社概要
J.O.Y.は「ボタニカル革命」ビジョンを通して、農業残渣や未利用植物資源を有効活用しながら高付加価値の健康・美容・生活用品やその原料を提供しアップサイクルな社会の実現に寄与します。
ドラゴンリーフ細胞液は農業残渣であるドラゴンフルーツ葉茎を活用することで付加価値を持った化粧品・美容・健康食品原料となります。
弊社は今後も未利用植物資源の活用を主とした付加価値の高い商品および原料の開発を進め、オーガニックでサステナブルな社会の実現に貢献して参ります。
【問い合わせ先】
株式会社ジャパン・オーガニック・イールド
電話:03-5340-7440 FAX:03-4243-2970
メールアドレス:admin@joy-mbr.jp
ホームページ:http://joy-mbr.jp