フォースネット、全国の0ABJ番号へ発着信可能な クラウド電話サービス「VOICE-LINE」を新たに提供開始
企業は電話設備を持つことなく高品質な固定電話番号の利用が可能な時代へ
フォースネット株式会社(本社：東京都渋谷区、代表取締役：漆谷 智行、以下「当社」)は、法人向けに全国の固定電話番号(0ABJ番号)をクラウド環境で利用できる新サービス「VOICE-LINE」の提供を2025年4月2日より開始しました。
本サービスにより、企業は物理的な電話回線や主装置/PBXなどの設備を事業所に設置する必要がなくなり、クラウド上で高品質な固定電話番号を全国規模で利用することが可能になります。
VOICE-LINEイメージ
■提供の背景とニーズ
テレワークやDXの進展により、通信インフラには「柔軟性・高信頼性・拡張性」がこれまで以上に求められています。
050番号などのIP電話が広がる一方で、03・06といった市外局番を含む地域の固定電話番号(0ABJ番号)は、法人・行政・公共分野において今なお信頼性や安心感の象徴として根強いニーズがあります。
また、企業からは以下のような声が寄せられていました。
・電話回線工事の煩雑さ・設置コストを削減したい
・災害時の冗長化やBCP対策を強化したい
・スタートアップや地方拠点でも迅速に固定番号を取得・運用したい
こうした声に応える形で、当社の長年のネットワーク技術と開発力を集結し、「VOICE-LINE」を開発いたしました。
■サービスの特徴
「VOICE-LINE」は、当社が第2種電気通信事業者として自社データセンターに通信キャリアの電話回線を直接収容し、全国の0ABJ番号の発行・継続利用を可能とするクラウド型電話回線サービスです。
＜主な特長＞
・全国の0ABJ番号(03、06など)をクラウド上で即時利用可能
・電話回線やPBXの物理的設置が一切不要
・既存の電話番号をそのままクラウドで継続利用
・番号ポータビリティに対応(最短3週間)
・BCP対策に最適な冗長構成・障害時の自動切替対応
・クラウドPBX事業者との互換性確保
・セキュリティ対策済：閉域網接続・暗号化通信も可能
VOICE-LINEメリット
■対象企業と導入メリット
このサービスは、以下のような企業や団体に最適です。
・全国拠点を持つ大手企業・金融機関・自治体など
・コールセンターやサポートセンターなど、安定した音声品質が求められる業種
・短期間で通信環境を整えたいスタートアップや中小企業
・クラウドPBXとの連携を考慮した柔軟な音声インフラを構築したい企業
導入により、通信機器の設置・管理負担が大幅に軽減されると同時に、品質面でも業界最高水準の音声通話を利用することが可能となります。
■技術力と品質へのこだわり
当社は、通信キャリアをはじめとする豊富なシステムインテグレーション経験、クラウド型VPNやIP電話サービスの提供で培った高度なネットワーク技術と開発力を強みに、全国の企業インフラを支えてきました。
本サービスは、「安定的なインフラ」と「通信の品質」に徹底的にこだわった当社ならではの技術と設計思想によって実現されたものです。
特に以下のポイントは他社にはない大きな特長です。
・自社開発の通信制御基盤により、パブリッククラウドを超える安定性と音声品質を実現
・音声コーデックやネットワークルーティングの最適化によるクリアな音声通話
・データセンター内に冗長化構成を標準で導入し、途切れのない高可用性を提供
当社では「IP網でも、固定電話と変わらない音質・信頼性を」――という思想のもと、企業のコア通信インフラとして安心してご利用いただける品質を追求しています。
■フォースネット株式会社について
当社は、法人企業向けに最適なインフラやネットワークのコンサルテーション、インテグレーション、自社製品やサービスを提供しています。vBOXシリーズの販売やワンタッチVPNサービス、IP電話接続サービスのFC-GW(エフシーゲートウェイ)、クラウドストレージサービスの提供等があります。
当社はネットワーク技術の専門会社であるため、VPNのほかにも、社内ネットワークやファイルサーバ、クラウド環境から電話サービスまで、様々なお客様のIT環境に対するご相談をお受けすることもできますので、何かお困りごとがありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
今後もより一層利用者の皆さまの利便性向上のための製品開発に努めてまいります。
会社名 ： フォースネット株式会社
所在地 ： 東京都渋谷区円山町28-4 大場ビルB館6F
代表者 ： 漆谷 智行
会社サイト： https://forcenet.jp/
製品サイト： https://forcenet.jp/voice-line/
その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の内容です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
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