さらなる商店街の発展を目指し川口銀座商店街振興組合が AI人流交通量調査システム『AHFC』3月1日より運用を開始
株式会社ボーグテクノロジー(本社:東京都台東区、代表取締役社長:齊藤 正孝)が開発したAI人流交通量調査システム(AHFC)は、(川口銀座商店街振興組合 所在地:埼玉県川口市、理事長:白井 慎一)に採用され、2025年3月1日より運用を開始しました。
AIカメラの通行量の実測
【導入経緯】
川口銀座商店街振興組合においては、DX推進事業の一環でデジタルアプリの導入及び来街者のデータ分析を行うなかで、来街者の属性、人回遊分析の為にAHFCを導入しました。また、高精度人流計測システムと人回遊情報収集システムを併設した日本初(当社調べ)の取組みを行っております。
以前は紙で実施したスタンプラリーを本年度よりデジタルと紙用紙を導入、イベント参加者のデータを収集・分析し、さらなる商店街の発展につなげていきたいと考えております。
【導入効果】
AIカメラの通行量の実測により自転車(2人乗り時カウント)、バイク、車、歩行、各進行方向の計測数値の収集します。第2に時間帯データです。特定の時間帯や曜日ごとの人流パターンを収集します。第3に属性データです。年齢層や性別などの推定データを(個人を特定しない範囲で)収集します。男女別、年齢別(10歳以下、10歳代、20歳代、30歳代、40歳代、50歳代、60歳代、70歳代以上)マスク使用有無、通行人の密集度・混雑状況を収集します。得られたデータは商店街の様々な業種に合わせて分析しマーケティングに生かしていきます。整合性を確認し、連動して得られたデータをもとに販促のターゲットやイベント日時、営業時間、スタッフ配置を絞り、費用対効果を高めたいと考えます。
時間帯別の人口流入など、店の繁忙時間を見定めることで、営業時間や人員配置、販促に活かすことができ、メリハリを持った店舗管理を行うことができるようになります。また、年代別、性別の通行量人口の把握により、来街者のニーズを把握、利便性を高め商店街全体の活性化につなげます。
また、人回遊システムを併設することで、滞留時間を計測、来街者の属性を見極めることができます。
今後も自治体ほか関係各所と連携を深め、安心安全なまちづくりを推進します。
整合性を確認し、連動して得られたデータをもとに販促のターゲットやイベント日時、営業時間、スタッフ配置を絞り、費用対効果を高めたいと考えます。
川口銀座商店街
■AI人流交通量調査システム(AHFC)
【商店街の人流を高精度で細かい情報を収集可能】
商店街の人流、プロファイル収集、自転車・バイク・車等交通量計測、コロナ関連情報の計測を実装した、商店街向けAI人流調査システムです。
1. 計測画面・内容
性別・年齢・自転車・バイク・自動車などを検知しリアルタイムに反映いたします。
取得した画像は解析、計測後直ちに数値データ化し廃棄します。
撮影画像は数値データ化したもののみ利用するよう設計されています。(経済産業省・総務省のガイドブック準拠)
2. 顔以外の情報も判別し、プロファイル精度を担保
映像の中から「物体」を検出し、識別IDを付与。「物体」のクラス分類を行い「歩行者」「自転車」「バイク」「自動車」を区別する(検出した物体の動きをトラッキング)
3. 圧倒的な精度で実現
目視計測一致度が90%以上という高精度分析、トラッキング・複数回チェックなどあらゆるノウハウで高精度を実現。
4. 撮影映像を残さずプライバシーを保護
通常の防犯カメラとは違い、交通量計測が目的であるため、AHFCは撮影映像を瞬時に分析後消去します。
計測目的以外のデータを保持せず、プライバシー保護に役立ちます。
■人回遊計測システム
AHFC用カメラに隣接したビーコンにより、商店街を訪れる人の回遊状況を測定する特許技術により個人情報に配慮し、人回遊データから人の流れが可視化でき、販促、店舗運営の高効率化に寄与する。