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“かつての賑わいの有る目黒通りを” マルシェで商店復活に挑む  「第13回目黒マルシェ」を5月3日(土)、4日(日)に開催

イベント
2025年4月24日 10:00
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有限会社マルニャ物産(本社:東京都目黒区、代表:山本威史)が主宰する、目黒通りで行われる「目黒マルシェ」が、目黒通り商店街の活性化に貢献しています。このたび「第13回目黒マルシェ」を5月3日(土)、4日(日)の2日間開催します。


公式Instagram: https://www.instagram.com/meguromarche


沢山の人が集まる目黒通り

沢山の人が集まる目黒通り


【東京でも250もの商店街がなくなっている】

地方のシャッター街が話題になっていますが、東京でも商店街はここ10年で250も減少しています。都心にある目黒通りの商店街も存続の危機にあります。かつて目黒通り 大鳥神社から本競馬場前には小さなお店がたくさんひしめいていましたが、大型スーパーの影響で、段々とお店の数が減っていきました。そして近年はネット通販の影響でお店が減ってきています。目黒通りの商店街も昨年だけで20店舗が閉店するなど、お店が減少しています。実店舗での買い物でつくり手やお店の方の想いなどを聞く機会が少なくなってきています。


今では貴重になってきた、つくり手さんから直接手渡しでするお買い物

今では貴重になってきた、つくり手さんから直接手渡しでするお買い物


【2万人が集まるマルシェ、でも第1回はたった2店舗でだった】

そんな中、目黒通りで行われるイベント「目黒マルシェ」が目黒通りの活性のために復活して賑わっています。コロナで1度は消滅しましたが、世の中が暗いムードの時に「今こそ目黒マルシェをやる時では」という近所のお店の方の声から復活しました。目黒マルシェは春と秋の年2回、2日間に渡って目黒通りで行われるマルシェです。目黒通りのお店は軒先に商品を並べ、歩道には露店が並びます。今までは4,000人程度の来場でしたが、復活後は20,000人が目黒通りに押し寄せ、130店舗が出店するイベントに。1年で1番目黒通りに人が集まるイベントにまで成長しました。雑貨エリア、飲食エリア、食材エリアなどがあり、地元目黒からの出店も多く、地域の人も一緒になって出店者として参加しているのが特徴です。またマルシェというと若い人が集まるイメージがありますが、60代の出店者さんも多く、昔から住むお年寄りが多い土地柄もあり「大人がはしゃいじゃうマルシェ」として、地域のお年寄りが露店の店主と楽しむ、ほのぼのとした姿が風物詩となっています。第3回から出店している雑貨屋さん、和菓子屋さん、輸入品のはちみつ屋さんなど目黒マルシェの人気店ですが、販売しているのはどれも60代の女性ばかりです。


歩道に並ぶ出店者さん

歩道に並ぶ出店者さん


【成功の秘訣は、仲間外れはつくらない!】

目黒マルシェは目黒通りの店主が目黒通りを盛り上げるために行ってきました。

「最初は私のお店とお隣と2店舗だけで始めました。それを見て周りのお店から参加したいと声を掛けてもらい、出てくれたお店や、近所の住民が出店者さんを紹介してくれて段々大きくなりました。最近では自分のお店の周りに知り合いを呼ぶお店も増え、目黒マルシェの中で「小さなマルシェ」を始めるお店も出てきてくれるようになりました。紹介や繋がりが膨らみ、いつの間にか130店舗を超える大型イベントになりましたが、準備はまだ最初と同じように、私一人で行っている手作りイベントなんです。」と主宰のヤマモトは話します。

活性化成功の秘訣は「商店街に入っている、入っていない」で分けること無く、「目黒通りのお店」全体を巻き込んで行っている点。別け隔てなく目黒通りのお店1店1店に出向いて声をかけているため、仲間意識が生まれています。目黒通りのお店の人からは「1年で一番来客も売上も高いのが目黒マルシェの日。毎回この日のためにイベントを考えて、来場者をもてなすのが楽しみになっている。」など目黒通りのお店の人も楽しみにしているイベントになっています。また地域のお年寄りからは「歳なので遠出が出来なくなってしまったが、毎回近所で行われる目黒マルシェの露店を楽しみにしている。頑張ってものづくりをしている出店者さんを応援したい。」などと、物品だけではなく、優しい気持ちの交流が行われるようになりました。しかし、大きくなる程にいろいろな意見が出てくるため、昔からの住人の方に理解をいただくことに色々なことを言われるのも事実です。


主宰者の声「昔からお店をやっていた方の話では、かつての目黒通りはずらっとお店が並び賑わっていたそうで、昔の写真でその風景を見ることが出来ます。5月の開催では、歩道全体に露店を並べることで、かつての賑わいのある目黒通りと同じ風景づくりに挑戦したいです。子供達にとって露店が並んでいる景色が楽しい体験になれば、将来ここで商売してくれるかもしれません。最近は閉店が多いけど、何とか次の世代につなげたいです。」「実はいちど諦めかけましたが、お店の方に『今こそそういう事が必要じゃないか』と言われて、諦めの気持ちをすべて消し去りました。目黒マルシェでは、モノの背景にある物語やつくり手の想いを大切にし、新しい時代の豊かな暮らしを提案していきたいです。」


昔の目黒通り。通り沿いに小さなお店が並んでいる

昔の目黒通り。通り沿いに小さなお店が並んでいる


《第13回目黒マルシェ「初夏祭!」》

日時:5月3日(土)、4日(日) 11時~17時

   どちらかが雨天の場合5月5日(祝)に振替

場所:目黒通り歩道 大鳥神社~清水交差点 付近の歩道にて



【会社概要】

会社名 : 有限会社マルニャ物産(代表 山本 威史)

本社  : 〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-1-11

事業内容: イベント事業、アパレル事業

URL   : https://www.analoglighting.com/

有限会社マルニャ物産

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