マレーシアに治療を受けに来る日本人が増加中
マレーシアに治療を受けに来る外国人患者数で、インドネシア人・インド人に続き、日本人は第3位となっています。多くの日本人医療観光者がマレーシアに来ているのは、競争力のある価格で且つ質の高い医療に対して、価値を感じているからです。マレーシアは世界でも数少ない政府が管轄している医療観光国です。
マレーシア医療観光協会(MHTC:Malaysia Healthcare Travel Council)はマレーシア政府保健省(日本でいう厚生労働省)傘下の企業代理店で、医療観光を推進するために設立されました。現在MHTCのメンバー病院は72の一流病院で構成されており、それぞれの病院は簡単な健康診断から、ロボット外科手術、サイバーナイフを使用したがん治療、低侵襲手術など、最先端技術を駆使した専門治療が可能です。International Living.comのレポートによると、マレーシアの医療システムは世界で第3位に位置しています。
マレーシア政府保健省は、国内の民間医療施設の安全性や品質基準を満たすため、議会制定法、民間医療施設とサービス法1998、民間医療施設とサービス規則2006等の法律を制定しています。MHTCに登録した全ての医療施設は慎重に選出されており、それぞれの医療施設ごとに専門分野があります。最近、マレーシアの民間病院は今年3月にドバイで初めて開催されたIMTJ Medical Travel Awards 2014で、9つの賞のうち3つの賞を獲得しました。
受賞カテゴリは下記の通りです:
1.年間国際病院賞 - グレンイーグルス・クアラルンプール
2.年間国際歯科クリニック賞 - インペリアル歯科専門クリニック
3.年間国際不妊治療クリニック賞 - プリンス・コート・メディカル・センター
2013年10月に開催されたマレーシア国際ヘルスケアトラベルEXPO 2013(MIHTE:Malaysia International Healthcare Travel Expo 2013)では、1,300名以上の医療観光産業における主要投資者が集まり、同じ医療観光業界のバリューチェーンの中でも、異なる事業分野の方々が交流することで、それぞれの経験を共有することができました。このイベントには、日本の観光庁医療観光推進室 丸尾 重雄氏、厚生労働省医政局総務課 永田 翔氏、多摩大学 真野 俊樹教授、東京女子医科大学東医療センター 水谷 一夫助教授など、多くの著名な日本人スピーカーを迎えました。今回のスピーチは、マレーシアと日本のヘルスケアの改善や医療観光産業の成長をテーマの中心として行いました。
治療を目的にマレーシアを訪れた渡航者数は2011年に583,000名、2012年に671,000名、2013年も同じように15%成長の増加をしています。
マレーシアは医療観光専用のコールセンター(+ 603 272 68 688)を運営しており、運営時間は月曜日から金曜日の午前9時から午後6時となっています。Eメールについては日本語での対応も可能です。(アドレスは callcentre@mhtc.org.my )
マレーシアの一部の病院では日本語を話す医師や看護師もおり、事前予約による日本語通訳者の手配も可能です。
日本食レストランが豊富にあり、日本人会や、日本人学校等、日本人が生活する上で困らないものが揃っています。また日本の各主要都市(東京・大阪)へ毎日直行便が運航していて、マレーシアは医療観光にとって便利で好ましい渡航先となっています。
MHTCは2014年8月に開催されるマレーシアヘルスケア記者会見やセミナーシリーズに参加する予定です。
【マレーシア医療観光協会(MHTC)について】
マレーシア医療観光協会(MHTC)は、マレーシアが医療観光の渡航先として選ばれるよう、マレーシアの位置づけを強化し、マレーシアにおける医療観光産業の発展とプロモーションを目的とした第一機関としてマレーシア政府保健省(日本でいう厚生労働省)により設立されました。MHTCは関連のある政府機関や民間の医療機関と協力し、治療を目的とした渡航者が円滑に質の高い医療を受けられるよう努めています。
URL: http://www.medicaltourism.com.my
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