インテックとサン電子、PKIを利用した電子メールの署名・暗号化ソリューションで協業
報道関係各位
プレスリリース 2006年6月23日
株式会社インテック
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インテックとサン電子
PKIを利用した電子メールの署名・暗号化ソリューションで協業
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株式会社インテック(本社:富山市、代表取締役社長:宮地 秀明)は、
サン電子株式会社(本社:愛知県江南市、代表取締役社長:若井 富幸)と、
PKIを利用した電子メールの署名・暗号化ソリューションにおいて、両社の
サービス・製品を連携させたパッケージサービスの提供を開始いたします。
インテックは、電子証明書発行サービス「EINS/PKI+(アインス・ピーケーアイ
プラス)」のメニューの中で、「セキュアメール・サイン」と「パブリック
クライアント証明書」の2種類の電子証明書の発行サービスを提供しています。
この2種類の証明書はS/MIMEに使用可能で、RSAセキュリティ社ルート認証局
からの信頼チェーンが組まれており、インターネットを通じて不特定多数の
相手との電子メールのS/MIME署名付与・暗号化の用途に幅広く利用することが
できます。
また、サン電子では、電子メールのS/MIME署名付与・暗号化を一括で実施し、
利用者の負荷を大幅に軽減するサーバソフトウェア「SPIS-BOX(スパイス
ボックス)」シリーズを提供しています。
今回、インテックが提供するEINS/PKI+の「セキュアメール・サイン」、
「パブリッククライアント証明書」は、サン電子が提供する「SPIS-BOX」と
営業的、技術的に連携いたします。
これによって、「SPIS-BOX」を導入するための諸手続きと、「SPIS-BOX」上に
搭載する電子証明書を取得する際に必要となる一連の手続(申請・審査から
電子証明書の発行・インストールまで)とを、インテックとサン電子で連携
して行うことが可能になりました。この2つのサービス導入のお客さま窓口は、
インテックないしはサン電子に一元化されるため、導入にかかるお客さまの
手間を大幅に軽減することができます。
また、SPIS-BOXはユーザーフレンドリーなインタフェースで電子証明書を
一括取得することができ、かつ、電子証明書のインストールから管理までを
EINS/PKI+パブリック認証局とSPIS-BOXが連携して行います。「SPIS-BOX」は、
取得した電子証明書の管理も行うため、証明書管理のための別サーバを立てる
必要がありません。とくに、電子証明書を大量に取得されるお客さまの場合、
本ソリューションをご利用いただくことで、S/MIMEゲートウェイサーバでの
S/MIME署名付与に関する運用負荷や設備費用を大幅に軽減することが
可能になります。
このような、S/MIME署名付与・暗号化サーバが直接認証局から証明書を取得する
ソリューションは、EINS/PKI+とSPIS-BOXの組み合わせによる独自のサービス
スタイルです。インテックでは、ビジネスパートナーとの協業を通じて、
安全なネットワーク環境づくりに役立つ新たなサービスを、これからも
提供してまいります。
■EINS/PKI+パブリック証明書 発行サービスについて
インテックは、RSAセキュリティ社のルート認証サービスであるRSA Root
Certificate Signing Servicesより署名を受けたEINS/PKI+パブリック認証局
より、電子証明書を発行しています。
RSAセキュリティ社のルート認証局の認証局証明書(ValiCert Class3)は、
Internet ExplorerやNetscapeなどの主要ブラウザ、主要Webサーバに
「信頼されたルート証明機関」として登録されています。
そのため、EINS/PKI+パブリック認証局より発行された電子証明書は、公的に
信頼されたパブリック証明書としてご利用いただけます。
参考)EINS/PKI+ http://www.einspki.jp
■S/MIME(SecureMIME)
インターネット電子メールの標準的な暗号化方式で、IETFによって国際的な
規格として標準化されています。RSA公開鍵方式を使用して、メッセージへの
電子署名の付与およびメッセージの暗号化を行います。そのため、利用する
際には、送信側・受信側ともにS/MIMEに対応していることと、認証局が
発行する電子証明書を入手していることが必要です。
■セキュアメール・サイン
株式会社インテックのパブリック認証局(WebTrust for CA監査規準に準拠)
から企業の代表メールアドレス(例:info@XXX.co.jp 等)に対して
発行される、S/MIME証明書。
■クライアント証明書
主にクライアントが使用する電子証明書。WebのSSLクライアント認証の他、
電子メールでのS/MIMEによる暗号化や署名付与に使用される。
■サン電子株式会社について
1971年 (昭和46年) に設立したサン電子(ジャスダック証券コード:6736)は、
個人のユーザ向けに「SUNTAC」ブランドで通信機器やMP3プレイヤー関連
商品を、「SUNSOFT」ブランドでゲームコンテンツを提供しています。
また、パチンコホール向け情報システムの提供やインターネット関連事業と
して、ASPサービス、コンテンツ配信サービス、PKIソリューションサービスの
提供をしており、「エンターテンメント事業」、「デジタル家電事業」、
「IT事業」を中心に事業活動を展開しています。
参考)サン電子eソリューション部ホームページ
http://www.sun-denshi.co.jp/esol/
■株式会社インテックについて
インテックは1964年創立の独立系総合IT企業です。ITコンサルティング、
システムインテグレーション、ソフトウェア開発、アウトソーシング、
ネットワークを柱に、医療や金融、行政、製造など様々な分野のお客さまに
最適なトータルサービスを提供しています。経営戦略に沿った情報化戦略の
立案から、情報システムの設計・開発、ネットワークの構築や基盤システムの
運用保守まで、お客さまのITパートナーとして幅広く事業を展開しています。
○お問い合わせ先
インテック ネットワーク営業部 千葉・佐藤
TEL:(03)5665-5026
e-mail: net_info@intec.co.jp
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