自治体の人事・給与情報の一元管理と、データ連携で自治体DXを推進　「公開羅針盤V4人事給与システム」をリリース

サービス

2025年2月4日 15:00

株式会社両備システムズ(本社：岡山県岡山市、代表取締役社長：松田敏之、以下当社)は、当社が開発・提供する地方自治体向けシステム「公開羅針盤V4(ブイフォー)」シリーズの「人事給与システム」を開発、2025年2月より新たに提供開始いたします。

「公開羅針盤」は、地方自治体内部の業務に特化した総合内部情報システムで、グループウェアシステム、文書管理システム、庶務事務システム、人事給与システムの4つのシステムで構成されています。

「公開羅針盤人事給与システム」をリリース

この人事給与システムでは、すべての作業をWebブラウザ上で行うことができます。正規職員や会計年度任用職員に関係なく、人事情報、給与情報、福利厚生情報を一つのパッケージで一元管理できる点が特長です。

さらに、外部機関からのデータ連携や、給与支払報告書などの電子報告、財務会計システムへの連携にも対応しています。そのため、既存のシステムや業務運用に合わせて柔軟に対応することができます。

■背景

当社はこれまで、地方自治体向けに人事給与システムをはじめ、グループウェアシステム、文書管理システム、庶務事務システムなどの内部情報システムの開発、導入、運用保守などのサービスを提供してまいりました。自治体におけるDX推進の一環として紙業務を廃止して電子化(データ化)する自治体が増えており、今後は、データの連携や分析により、さらなる業務の効率化や、利便性の向上へのニーズが見込まれます。

人事給与システム連携イメージ図

■サービスの特長

1. 人事情報と給与情報の一元管理で業務効率化を実現

人事異動発令、人事昇給発令、会計年度任用更新による所属職名、給料、科目変更、任用内容はそのまま給与処理に反映します。その他にも、勤務形態情報に連動し、社会保険・雇用保険の取得・喪失対象の自動判定や、家族の続柄、生年月日に連動し、扶養手当の特定扶養、年齢喪失・税扶養の年少・特定・老親等の自動判定にも対応しています。

2. 外部機関のデータ連携機能を標準提供

データ出力および一括取込を標準装備しており、ご担当者様の作業負担を軽減します。システムで管理する各種基本情報や履歴情報を出力でき、表計算ソフトでの集計データとしても活用できます。さらに、取込情報の検証サービス、汎用データ出力機能、外部機関等からのExcelデータ取込機能など、お客様が簡単に操作できる柔軟なシステム構築が可能です。

3. モダンブラウザ・レスポンシブデザインへの対応

Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど、様々なブラウザに対応するとともに、モダンブラウザの性能を生かし、レスポンス性能を低下させることなく、一度に大容量の情報を表示することができます。また、レスポンシブデザイン対応により、ディスプレイの大きさや解像度を意識することなく、最適な画面表示を実現しており、より直感的に理解しやすく、感覚的に操作しやすいシステムになっています。

その他

なお、財務会計システムはジャパンシステム株式会社「行政経営支援サービス FAST 財務会計」を活用することで、特に人事給与システムとの連携においては給与支払情報の連携がスムーズに行えます。

人事給与システムデモ画面画像