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今後、テニス売場が熱い!! ―売場目線のプロスタッフから見る売上増加予想調査―

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2015年3月27日 09:00
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 流通・サービス業に特化したアウトソーシング事業を展開する株式会社メディアフラッグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 福井康夫)は、全国のスポーツショップの売場を巡回し、売り場メンテナンスや売り場獲得の交渉を行う“ラウンド事業を展開しています。
図1:スポーツマーティング報告
 今回は、大型スポーツ量販店はどのスポーツにビジネスチャンスを見出しているのか、当社の売場目線プロスタッフがプロの視点からビジネスチャンスを捉え、どの様に売り場構築を行っているかを報告します。

【アンケート結果とマーケティング調査による「テニス」への注目度】
 大型スポーツ量販店スタッフを対象として、「2015売上増加予想カテゴリー」アンケートを実施いたしました。

<店舗スタッフ売上増加予想アンケート結果>
  1位「ランニング」:24%
  2位「テニス」:21%
  3位「サッカー」:20%
  4位「女性トレーニング」:7%
  5位「山登り、トレッキング他」:7%
  (調査期間:平成27年2月11日~平成27年2月18日 有効回答数:41名)

<スポーツマーティング報告>
※図1
  
[総括] 
 日々、現場の最前線に立ち、エンドユーザーの思考を追い続けている店舗スタッフの意見と、様々な情報を基に今後の流行を映し出すマーケティング報告が一致している。


【テニス売場の拡大予測の背景と当社現場プロスタッフ活動の関連性】
 注目のスポーツとして声が上がる「テニス」にフォーカスをあて、その背景と当社現場目線プロスタッフの売場構築との関連性を報告いたします。
 
<錦織選手の活躍とベテラン層の増加>
 テニス売場拡大予測の背景には、二つの理由があると思われます。
 一つ目は、錦織選手の活躍です。
 錦織選手の活躍は、主にジュニア層に影響をあたえると予想されており、人口減少が叫ばれて久しいテニス界の盛り返しに一役買う事を期待されています。ジュニア層の拡大は、テニス界全体の未来に向けて欠かせない事であり、その意味でも錦織選手の活躍は、日本テニス界全体にとって非常に大きな意味を持つと思います。(関東スタッフ)

 二つ目は、ベテラン層の増加です。
 ベテラン層の増加は、高齢化社会の到来と共に、生涯スポーツ、健康管理としてテニスを行う方が増えています。学生時代にテニスをやっており、健康管理の高齢者テニスを始めたカムバックプレイヤー。メタボが気になり始め、主治医から運動を勧められ、テニスを始めたプレイヤー。このベテラン層の増加により、ベテラン向けの大会は、大会数や参加者が増加の一途を辿りテニス界全体に大きな影響を与えていると思います。(関西スタッフ)

<売場目線プロスタッフによる、店頭活動状況>

 このテニス界の活況予想を受けて、当社現場目線プロスタッフは、すでにスポーツショップの現場で動き始めています。先々を読み、テニス売場の拡大を促し、先々に起こるであろう、テニスフィーバーに向けて着々と準備を整えています。

※ 図2
(調査期間:平成27年3月11日~平成27年3月20日 店舗数:522店舗)

<売場目線プロスタッフの主なコメント>
・店長は拡大を望んでおり、本部からの了承を待っている店舗が多い。(北海道担当スタッフ)
・売場全体の拡大は、無いが取扱いアイテムは、格段に増加している。(中京担当スタッフ)
・錦織選手コーナーが出来るなど、テニスに関する注目は高まっている。(関西担当スタッフ)
・ジュニア層の来客は、増加傾向が著しく、メーカーの商品ラインナップが追い付いていない。(北陸担当スタッフ)
・ベテラン層の取り込みに向けて、店舗へのベテラン層向けコーナーの構築に成功した(九州担当スタッフ)

※図3
(相関図)

 上記のことから、当社プロスタッフは様々な情報に精通し、客観的に判断し予想していることが伺える。店舗スタッフと密にコミュニケーションを取る当社売場目線のプロスタッフは、スポーツ業界の先読みを出来る事でクライアントに対して提案が可能となっている。