流通・サービス業に特化したアウトソーシング事業を展開する株式会社メディアフラッグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 福井康夫)は、店舗店頭に特化したフィールドマーケティングシステム「MarketWatcher」を提供しております。当該システムを活用し、アパレルショップにおいて、セールストークの共有を実施し、売上実績が前年比117.3%を達成いたしました。
データベース活用概要
アパレル業界は、低価格ブランド・インターネットによる通信販売などの拡大により、既存ブランドの実店舗での売上は、厳しいものとなっております。当社では、店舗での売上増加の為の施策として、ハイパフォーマンス人材のノウハウの平準化・共有化を行うため、当社が開発したフィールドマーケティングシステム 「MarketWatcher」を活用し、店頭でのセールストークのデータベースを作成しました。
当該データベースを活用し、お客様のニーズの引き出し方や売り込み強化商品など販売時の成功事例トークをショップ間で共有し、新人スタッフの販売育成や接客時の決定率アップにつなげるための取り組みを支援いたしました。
◆ セールストークデータベース 活用結果
セールストークデータベースを活用し、プロパー(特売品や奉仕品以外の通常の値入率のまま販売しているもの)の売上が2014年第1四半期の売上前年に比べ117.3%増を達成し、対象店舗14店舗全てで、前年比100%以上の売上をあげることができました。特に新商品や販売強化商品についての、共有を実施しました。
(1)テーマの設定
週ごとにSVがテーマを決め、そのテーマに応じたセールストーク、キラートークなどの成功事例を「MarketWatcher」を活用してデータベース化する。
(2)情報共有
データベース化されたセールストーク、キラートークについて、各店舗のスタッフが随時閲覧するとともに販売戦略、新人教育、勉強会など、全体的に知識共有を実施する。
「Marketwatcher」による、情報共有により、次ような効果がありました。
・マーケットウォッチャーを活用することで最新の成功事例をタイムリーに共有できる。
・新たな商品の魅力、組み合わせ提案等を共有することで販売においての決定率が格段に上がる。
・接客トークの引き出しが増える事で販売機会の損失を防ぐことが出来る。
・新人からベテランまで全スタッフの接客サービスを統一する事でお店全体の販売力アップに繋がる。
今後とも当社は、「IT」と「人」による流通小売業の向上を図ってまいります。