関西初の木造大型商業ビル「SUBACO(巣箱)プロジェクト」...

関西初の木造大型商業ビル「SUBACO(巣箱)プロジェクト」が誕生  ~地域産木材を構造体に活用し、環境に配慮したエコビル~

株式会社リヴ(本社:京都市西京区、代表取締役:波夛野 賢)は、京都府向日市の阪急洛西口駅前にて、関西初の木造大型商業ビル「SUBACO(巣箱)プロジェクト」(建築確認番号:第ERI15034497号 2015年9月9日)を建築します。
「SUBACO(巣箱)プロジェクト」は、地元の木材を活用した環境配慮型のビルで、地域の活性化を目指す関西初の取り組みです。

SUBACO 1
SUBACO 1

■「SUBACO(巣箱)プロジェクト」の特長
(1) 関西初!地上5階1,000m2超の木造大型商業ビル ※1階は鉄筋コンクリート
規模・用途・高さ(階数)共に、木造としては関西初の大型商業ビルです。木材は鉄骨・コンクリートに比べて同じ重量当たりの強度が鉄材の4倍、コンクリートの6倍あります。さらに2×4(ツーバイフォー)工法によって、従来の木造建築の弱点であった耐震性と耐火性を高めています。現在、国の政策によって、低層・中層建築物の木造化が先導されているものの、ほぼ公共建築や介護施設等に限定されていました。数少ない大規模木造建築(1,000m2以上)においても、環境や地域経済に貢献する国産木材の使用率は10%以下と極めて低く、国産木材の使用は今回が関西初です。

(2) 輸送時のCO2発生が少なく、高い耐久性の地域産木材を活用
国産木材の中でも地域産木材を中心に活用します。伐採地と近い場所で乾燥や加工を行うことで、CO2削減はもちろんのこと、シロアリや腐朽などの気候・土壌耐性が向上し、建築の耐久性も向上します。京都府内の森林の90%以上を人工林が占めていますが、海外産木材に押され、荒廃が進んでいました。CO2吸収力が低下した大型樹木を伐採して若木を植えることで、地盤保持力を高め、土砂崩れの予防など、森林の保全にも役立ちます。

(3) 国土交通省の地域型住宅グリーン化事業の「優良建築物」部門に採択
国土交通省の「平成27年度 地域型住宅グリーン化事業」において、住宅以外の環境配慮型建築である「優良建築物」部門に採択いただきました。使用する地域産木材の出荷証明、建築物の環境評価の結果はもちろん、外装にも木材を使い、木の優しさと周囲に馴染むデザイン、市民にも開放する京都府内産木材を内装にあしらったコンベンションホールの設置なども評価されました。

(4) 地域住民にコンベンションホールを開放
ビル1階に、市民に開放するコンベンションホールを設置し、様々なイベントを開催します。内装に木目や色が美しい京都府内産木材をあしらい、木の香りに包まれた優しい空間で、府内産木材の普及を啓発します。

(5) 地域活性化に向け、飲食店やオフィスの若手起業家テナントを誘致
地元の若手起業家の飲食店やオフィスを誘致しており、テナントもほぼ埋まっています。プロジェクト名の「巣箱」のように、若い力で地域活性化を発信する建物を目指しており、若手起業家に安価(1部屋5万円(15畳)から)でスペースを貸し出します。


■会社概要
株式会社リヴ
所在地 : 〒615-8241 京都市西京区御陵谷町38番地6
代表者 : 代表取締役 波夛野 賢
事業内容: 建設工事の請負並びに企画・建設。
      管理及びコンサルティング業務、
      不動産の売買・仲介、損害保険代理業
URL   : http://liv-r.co.jp

カテゴリ:
店舗
ジャンル:
住宅・不動産 経済(国内)
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