グローバルソーシングのセカイラボ、米国拠点をサンフランシスコで開始 世界標準のソフトウェア開発プラットフォームを目指す
セカイラボ・ピーティイー・リミテッド(東京都目黒区 本社:シンガポール 代表取締役CEO:いな川 宏樹 以下 セカイラボ社)は、世界中からエンジニアチームを海外ソーシング(発注)できる仕組み:セカイラボ(現在15カ国10,000人のエンジニアを内包する100社の開発会社をパートナーとして登録済)を2014年2月より日本企業に提供しております。このたび、2015年9月14日に米国セールス&マーケティング拠点をサンフランシスコに設立いたしました。
■セカイラボ・アメリカ 企業概要
会社名:Sekai Lab Inc.(セカイラボ・アメリカ)
所在地:580 California Street, Suite 1200 San Francisco, CA 94104
株主 :セカイラボ・ピーティイー・リミテッド、
株式会社モンスター・ラボ(セカイラボ親会社)
代表者:いな川 宏樹、立入 勝義(現地責任者)
設立 :2015年9月14日
■セカイラボ社 事業概要
セカイラボ社は、「全ての企業に開発リソースを」という理念に基づき、2014年2月より“企業がグローバリゼーションによって急激に発展するアジアの人材を活用して活躍するためのサービス=セカイラボ”を日本企業に提供しています。
具体的には、世界中(主に東南・南アジア)のソフトウェア開発会社がパートナー企業としてセカイラボに登録されており、それらのパートナー企業に所属するソフトウェア・エンジニア(チーム数 300、エンジニア 10,000名)をディレクター、プロジェクトマネージャーを含んだチーム単位でネットワーク化することで、顧客企業の依頼内容・予算に最も効果的かつ安価な形でアプリやWebサービス開発のリソースを提供しています。
例えば、ベトナム人エンジニアであれば、コストを日本の約3分の1に抑えることができます(現在1案件あたりの平均予算額は約1,000万円)。また、開発の際のコミュニケーションは日本語で進めることが可能です。
■米国拠点開設の背景
2014年にサービスを開始いたしましたセカイラボ社は、現在アジア15カ国に100社散らばるパートナー企業を束ねる自社開発拠点を中国(四川省成都市と山東省青島市)とベトナム(ダナン市)、バングラデシュ(ダッカ市)に展開しています。
当初顧客を日本企業にほぼ限定して活用されていた開発プラットフォーム「セカイラボ」のグローバルソーシングを海外の顧客に広げるべく、シンガポール拠点でも営業を開始しておりますが、中でも世界最大且つ最先端のIT地域であるカリフォルニア(サンフランシスコ)に下記の4つの背景から米国拠点を設立するにいたりました。
(1) 米国内でも特にシリコンバレーのソフトウェア開発人材が不足がちであるため、アジアの安価で高品質なエンジニア・リソースの需要市場が見込まれたため。
(2) 日本や中国の企業の北米進出を支援するサービスを提供する機能を実装する拠点として、米国の拠点を構える必要性があったため。
(3) 北米企業のアジア(特に中国)進出を支援するローカライゼーションサービスを、当社日本本社及び中国拠点を通じて提供するため。
(4) シリコンバレーのスタートアップやテクノロジーの変化を感じながら、自社サービスをよりグローバルでエッジのきいたものにしていくためのマーケティング&リサーチ拠点を設立する必要性を実感しているため。
尚、今回の米国拠点設立に先駆けて9月末にプラットフォームをグローバル(英語)対応化しております。
■米国拠点の戦略
売上として3年後に年間1,000万ドル(約10億円)を目指しています。また、拠点としては現在主にロサンゼルスとベイエリア(サンフランシスコとシリコンバレー)が中心になりますが、東海岸(NYやボストン)、テキサス、あるいはカナダなど市場に応じて拠点数を複数に増やしていく予定です。
■Sekai Lab Pte. Ltd. 会社概要
会社名: セカイラボ・ピーティイー・リミテッド
所在地: 東京都目黒区中目黒3-3-2 EGビル2F
URL : http://www.sekai-lab.com/
代表者: 代表取締役CEO いな川 宏樹
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- 企業動向
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