「年齢差による夫婦関係に関する意識調査」を発表 仲良し夫婦は...

「年齢差による夫婦関係に関する意識調査」を発表  仲良し夫婦は“年の差婚”より“同い年婚”!?  ~同い年婚に比べ年の差婚夫婦の方が頻繁に喧嘩し、 別居・離婚の危機も感じている~  ~同い年婚ほど婚約指輪や挙式・披露宴などセレモニー実施率が高い~

総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:江幡 哲也)と、ブライダルジュエリー事業を主力としてティアラ・レンタルサービスなどを展開する株式会社シーマ(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長:白石 幸生)は、20代~40代の既婚女性のうち、配偶者が同い年の方(同い年婚)と、配偶者が10歳以上年上の方(年の差婚)各440名を対象に、それぞれの“夫婦関係”に関する意識調査を共同で実施いたしました。

【グラフ1】現在の夫婦関係
【グラフ1】現在の夫婦関係

【調査結果のポイント】

■夫婦関係の良好度に対する認識や、休日の会話時間で同い年婚・年の差婚に大差はない。

■一方で、夫婦喧嘩の発生頻度や、別居・離婚など夫婦間の危機を感じた経験は年の差婚夫婦の方が高い傾向に。

■“包容力・人生経験の豊富さ”では年上男性の方にメリットを感じるものの、“経済力”では年の差婚夫婦の方が不満を感じている。

■同い年婚夫婦ほど「婚約指輪」や「挙式・披露宴」など、セレモニーの実施率が高い。


【調査概要】
・調査期間 :2015年10月1日(木)~10月2日(金)
・調査地域 :全国
・有効回答数:同い年婚440件、年の差婚440件、計880件
・調査方法 :インターネットリサーチ
・年代   :同い年婚
       20代40名(9.1%)、30代170名(38.6%)、40代230名(52.3%)
       年の差婚
       20代53名(12.0%)、30代159名(36.1%)、40代228名(51.8%)


■夫婦関係の良好度に対する認識や、休日の会話時間で
 同い年婚・年の差婚に大差はない。

現在結婚している20~40代の女性のうち、「同い年婚」「年の差婚」の方、各440名に対して夫婦関係に関する意識調査を実施しました。まず、現在の夫婦関係の良好度について質問したところ、「良好である」(「とても良好」・「まあまあ良好」の合計)と回答した方はどちらも8割以上となり、夫婦関係の認識については年齢の違いによって大きな差がないことが分かりました(とても良好・まあまあ良好の合計、同い年婚:83.9%、年の差婚:80.5%)。【グラフ1-i、ii】
また、平日と休日における夫婦の平均会話時間も尋ねたところ、平日だと年の差婚夫婦の方が「30分以上」会話している割合が高いものの(同い年婚:61.8%、年の差婚:71.4%)、休日になるとどちらも「3時間以上」が35%近くまで上昇することが明らかになりました。【グラフ2-i、ii】

【グラフ1】現在の夫婦関係
https://www.atpress.ne.jp/releases/79001/img_79001_1.png
【グラフ2】平日/休日における夫婦の会話時間
https://www.atpress.ne.jp/releases/79001/img_79001_2.png


■一方で、夫婦喧嘩の発生頻度や、別居・離婚など
 夫婦間の危機を感じた経験は年の差婚夫婦の方が高い傾向に。

夫婦喧嘩の発生頻度について尋ねたところ、「週に1回以上」(「週に複数回」・「週に一回程度」の合計)の高頻度で喧嘩すると回答したのが、同い年婚では14.2%にとどまる一方、年の差婚は5ポイント多い19.8%という結果になりました。【グラフ3-i、ii】
また、別居や離婚をしたいと思ったことがあるかどうかについても尋ねたところ、「はい」と回答したのは、年の差婚で2人に1人となり(50.8%)、夫婦喧嘩の頻度同様、同い年婚と比較して5ポイント多くなりました。良好かどうかであるかの認識では、同い年婚・年の差婚に差は見られなかったものの、夫婦間のマイナス行動や危機意識については、両者に微妙な違いがあると言えるでしょう。【グラフ4-i、ii】

【グラフ3】夫婦喧嘩の頻度
https://www.atpress.ne.jp/releases/79001/img_79001_3.png
【グラフ4】別居・離婚をしたいと思ったこと
https://www.atpress.ne.jp/releases/79001/img_79001_4.png


■“包容力・人生経験の豊富さ”では年上男性の方にメリットを感じるものの、
 “経済力”では年の差婚夫婦の方が不満を感じている。

パートナーの良い点を尋ねたところ、「家事・育児に協力的」が同い年婚・年の差婚それぞれで上位となり(同い年婚:40.0%、年の差婚:37.1%)、男性の育児参加がどの世代も多くなってきたことがみてとれます。なお「包容力がある」、「人生経験が豊富」といった項目については、年の差婚の方が同い年婚より大きく上回るなど、年上男性ならではのメリットを享受していることが顕著に表れました。ただし、「金銭感覚が近い」、「自分の親との関係性が良い」については、同い年婚の方が評価されています。【グラフ5】
一方、パートナーの悪い点については、「経済力がない」、「金銭感覚が合わない」を筆頭に、ほぼ全ての項目で年の差婚の方が同い年婚を上回り、10歳以上の年上男性をパートナーに持つ方が不満を抱えていることが浮き彫りになりました。【グラフ6】

【グラフ5】パートナーの良い点
https://www.atpress.ne.jp/releases/79001/img_79001_5.png
【グラフ6】パートナーの悪い点
https://www.atpress.ne.jp/releases/79001/img_79001_6.png


■同い年婚夫婦ほど「婚約指輪」や「挙式・披露宴」など、
 結婚時のセレモニー実施率が高い。

結婚時における各種セレモニーの実施状況を質問したところ、「プロポーズされた」にはじまり「新婚旅行にいった」まで、全ての項目で同い年婚の実施率が高い結果になりました。特に「挙式をした」に関しては、両者で16ポイント以上も差が開きました(同い年婚:68.6%、年の差婚:52.0%)。
同い年婚夫婦の方がこのようなセレモニーを重要視する意向が高いことが今回の調査から読み取れます。【グラフ7】

【グラフ7】結婚時のセレモニー実施状況
https://www.atpress.ne.jp/releases/79001/img_79001_7.png

※結果は四捨五入しているため、100%にならないことがあります


■All About「夫婦関係」ガイド 二松 まゆみ氏のコメント
「“大人の男性が好き!”というタイプの女性像」を想像してみてください。
年上男性に惹かれる女性は「穏やかさ」「知性」「冷静さ」「寛大な心」を求めていると想像できませんか。
それなのに調査では夫婦喧嘩の頻度が多い、別居・離婚願望が多いということが判明しています。理想と違う年上夫という現状が見て取れます。男性は年を重ねたからと言ってパートナーを受け入れる力が増すものではないということがわかります。「安心させて願望」の女性の理想に答え続ける男性はすぐにはみつからない世の中なのです。
年の差婚のデメリットは「大人男が乙女を広い心で包み込む」という関係性が崩れたときに妻のほうが不満を持ち始めることにあります。特に女性は経済力に敏感ですので、「いい年なのに稼ぐ力がないじゃない」「年上夫だからもっとラクして暮らせると思った」と思う方々が表面化するのは目に見えています。
一方、同い年婚のデメリットは、お互いに譲らない、対立的な喧嘩が多発します。妻側が平等をふりかざし、なかなか折れないという事例もしょっちゅう聞きます。恋愛夫婦というより同志、友達夫婦というさっぱりした夫婦になりがちで、時々妻側が「私を女性として見て」「映画みたいなキスがしたい」と乙女のような不満を言い始めます。メリットは、同じ世代を生きて来たので感性が近いこと。同じ歌で泣き、同じバラエティ番組を見て笑える、ちょっとした日常の触れ合いに“一致観”がプラスに働きます。調査にも現れている「自分の親との関係性がよい」が年の差婚よりポイントが上であることがそれを裏付けています。お互いの親を思いやる感性も近いので、同調が自然にできます。
かなり年上の夫との生活は、夫のタイプを見極めておかないとギャップに悩むことになります。高橋ジョージ夫妻の離婚事例がわかりやすいでしょう。現実にも似たような相談が寄せられています。年上夫は妻に威圧的態度を取り王様のようにふるまう方と、妻にデレデレでずっと監視したいタイプの方と様々です。
調査結果で同い年婚ほどセレモニー実施率が高いと出ています。ここは注目すべき点です。
女性は記念日やサプライズが大好き。年を重ねてもワクワクするイベントを夫婦で仕掛けようという「しらけない気持」を持ち続けることがエターナルラブを勝ち取る鍵になるでしょう。

【二松 まゆみ氏 プロフィール】
会員1万3,000人を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」を運営し、夫婦仲の改善、セックスレス対処法、ED予防法を真剣に考える夫婦仲コメンテーター。的確なアドバイスにファンが多く、マスコミ取材や著書の執筆、講演多数。


■株式会社シーマ マーケティング担当のコメント
今回の調査結果で顕著な特徴は、夫の人生経験が豊富で包容力や経済力が上であると思われる年の差婚の夫婦の方が同い年婚の夫婦よりも不満度が高いということです。
この結果は純粋に男性の包容力・経済力の比較から生じているのではなく、既婚女性が夫に求めるイメージ・経済力と現状とのギャップが様々な不満をもたらす要因となっていることが想像されます。
これは弊社で日頃接しているお客様からの声からも同様の傾向が見られ、男性が記念日などに女性にプレゼントをする意識の低さと女性が記念日にはプレゼントをしてほしいという気持ちには大きなギャップがあるように感じています。
夫婦間の喧嘩やお互いへの不満というのは、なかなか無くすことは難しいと思いますが、よりよい夫婦関係を継続するうえで男性にお薦めしたいのは、記念日や大切な日、クリスマスなどに相手への想いや日ごろ頑張ってくれている事に感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ることです。
言葉で感謝を伝えるのは照れるという方やしばらくプレゼントしていないなという男性こそ、プレゼントした際の女性の喜びは大きいと思います。弊社でラブレター代わりに贈る相手への想いを表現したLove Letter Jewelry( http://www.diamond-shiraishi.jp/fashion )が記念日のプレゼントとして人気なのも、男性が想像する以上に女性はプレゼントされることが嬉しいというギャップがあるからかもしれませんね。


■オールアバウトについて URL: http://corp.allabout.co.jp/
大日本印刷株式会社を大株主とする株式会社オールアバウトが運営するAll Aboutは、約1,300のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その分野に関する情報を提供する総合情報サイトです。2001年2月15日のサイトオープン以来、順調にユーザ数を伸ばし、月間総利用者数は約3,150万人(2015年7月実績、スマートフォン、モバイル含む)となっています。独自記事の展開を中心にシステムだけでは到達しない満足度へ“人”が編集・ナビゲートするサービスです。

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