人間総合科学大学、『心身健康科学シリーズ』第1弾(全6巻)発刊を記念し、人類学者の長谷川 眞理子先生を招聘、進化生物学をはじめ多分野の講義を予定
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2008年6月25日 09:30人間総合科学大学(学校法人早稲田医療学園、本部:埼玉県さいたま市、学長:久住 眞理)は、インターネットなどを利用した通信制課程を、私立大学では国内で初めて開始し、21世紀の生涯学習、教養教育を実践してきた大学です。
同大では、毎年、一般公開の「生涯学習特講」を行っていますが、今回は、5月に紀伊國屋書店から発売された『心身健康科学シリーズ』第1弾(全6巻)の発刊記念講演会として「Knowledge for well-being―よりよく生きるための知恵~『こころ』と『からだ』の健康を科学する」を開催いたします。
人間総合科学大学で研究の進められている『心身健康科学』という分野は、「こころ」と「からだ」を別々にとらえるのではなく、心身の健康を総合的に研究する世界でも数少ない研究領域です。今回は、同シリーズのテーマである「Knowledge for well-being」を冠し、現代人がよりよく生きるためには何が必要かを、さまざまな角度から講義します。
ゲスト講師に、長谷川 眞理子総合研究大学院大学教授を招き、「こころ」と「からだ」の健康について、進化生物学の観点からわかりやすい解説を行います。
また、シリーズの執筆にあたった同大学の多彩な教授陣、新井 康允(脳科学)、筒井 末春(心身医学)、川口 毅(公衆衛生学)、久住 武(心身健康学)、鈴木 はる江(生理学)による講演が予定されています。
本学の学生のみならず、関心のある一般の方々のご参加をお待ち申しております。
詳細については、下記、人間総合科学大学ホームページ、あるいは直接お問い合わせください。
注)下記に記載された「心身健康科学シリーズ」のうち、心身健康科学概論が当日の講演の参考テキストとして役に立ちます。ネットか紀伊國屋書店にてお買い求めください。
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■「心身健康科学シリーズ発刊記念講演」概要
<総合テーマ>
Knowledge for well-being―よりよく生きるための知恵~「こころ」と「からだ」の健康を科学する
<日程>
日時 :2008年7月12日(土)
開演 :9:00~17:40
場所 :人間総合科学大学 2F 大教室
プログラム:下記の<講演>をご参照下さい。
<講演>
特別講演 :ヒトはなぜ病気になるのか
―進化生物学からみた「よりよく生きるための知恵」とは―
講師 :長谷川 眞理子(総合研究大学院大学)
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講演1 :Knowledge for well-being
―心身健康科学から生まれる「よりよくいきるための知恵」―
久住 眞理(人間総合科学大学学長)
講演2 :現代人に必要なメンタルヘルスマネジメント
筒井 末春(人間総合科学大学院研究科長)
講演3 :積極健康(Positive health)とヘルスプロモーション
川口 毅(人間総合科学大学客員教授)
講演4 :脳の発生と脳の成長―こころの発達を考える―
新井 康允(人間総合科学大学部長)
講演5 :脳と健康、こころと健康
久住 武(人間総合科学大学教授)
講演6 :こころとからだを繋ぐメカニズム
鈴木 はる江(人間総合科学大学教授)
◆受講希望の方は、電話またはeメールにて以下の点を末尾申しこみ窓口にお知らせください
(1)7月12日生涯学習特講受講希望
(2)名前
(3)電話番号
(4)一般参加
※車でのご来場はご遠慮ください。
※ゲスト講師、講演内容は一部変更となる場合があります。
【学校法人早稲田医療学園所在地(アクセス方法)】
〒339-8539 埼玉県さいたま市岩槻区馬込1288
※JR宇都宮線「蓮田駅」東口から徒歩13分、または国際興業バス約4分
【申込先・お問い合わせ先】
人間総合科学大学 事務局
TEL : 0120-277-713
FAX : 048-749-6110
URL : http://www.human.ac.jp/
e-mail: admin@human.ac.jp
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【資料】ご一読ください。心身健康科学シリーズに関して
今回の講演の各テーマの中心となる心身健康科学シリーズについて下記に紹介します。
■心身健康科学シリーズとは
人間総合科学大学は、「よりよく生きる知恵(Knowledge for Well-Being)」の創出を目指し、社会人、大学生、医療従事者のためのテキストとして、「心身健康科学シリーズ」全6冊を現在、全国の書店から絶賛発売中。
発行:人間総合科学大学
発売:紀伊國屋書店
監修:久住 眞理(人間総合科学大学学長)
■心身健康科学シリーズの推薦文が各方面から届いています
小泉 英明<株式会社日立製作所役員・日立フェロー>
現代の複雑な諸問題を解決するために、心身の問題を架橋・融合した新たな科学が、今、どうしても必要である。鳥が大空から大地を見渡すように、人間自身とその営みの全容を科学の目で俯瞰する。そして、細分化された学問諸分野を統合して、客観的に人間のよりよき生存の方向を指し示す。
俯瞰統合論の時代を象徴し、かつ、生存のための羅針盤を担うのが、この心身健康科学シリーズであろう。
上村 洸<東京理科大学特別顧問・物理学>
21世紀になって、学問は予想もしないスピードで、既存の学問分野を乗り越えて発展している。従ってこれからは、個々の成果がより大きな全体に、どの様に発現していくかを広い視野から常に考えることが大切であろう。そのような考え方を、「ホリスティック アプローチ」と呼ぶが、心身健康科学シリーズは、人間のこころと身体の相関を軸に、「ホリスティック アプローチ」によって、「生命」「健康」「人類」を学際横断的に研究し、人間の全体像の把握を目指す新しい学問領域である。このシリーズを読むことで、現代の健康課題である心身の健康問題を解決する科学的アプローチを学ぶことができるだろう。
谷口 和久<学校法人明治東洋医学院・明治国際医療大学理事長>
長寿社会を迎えている私たちに対して、「どのように対処すべきか」という命題に明快に記述されている。本書のねらいは人間の「こころ」と「からだ」の相関性と生命現象のメカニズムを解明するために統合的に捉える主旨で、人間総合科学大学の英知を結集し、より優れた執筆陣を網羅している点である。
社会人、一般人にとっては、いまニュースで流れている万能細胞などのテーマをより深く解説してくれている。若いがゆえに悩みの多い大学生ならびに専門学校生たちの年齢層に対しては、「こころ」と「からだ」を別々に扱うのではなく、両者を関連づけて自立して解決できるように、分かりやすく解説を加えており、心身ともに健康で前向きな姿勢で明日を切り開く指針にもなるような具体的で豊富な内容となっている。また本書は、監修者の久住 眞理氏の“人間を愛することが心身健康科学の始まりである”との思いから、このシリーズが始まったのではと思われる。今回、人間総合科学大学から出版された「心身健康科学シリーズ」は、このような時代に応える形で、「よりよく生きる」に主体的に取り組むための必須情報が体系的に編集されている。「健康で幸福に生きたい」と願う、私たち一人ひとりの必読書としてここにお薦めするものである。
後藤 修司<学校法人後藤学園理事長、社団法人全日本鍼灸学会会長>
医療や鍼灸臨床はまさしく「人間学」の実践だといわれています。それを科学化するには、従来の分析科学とは違う方法論が必要とされます。学際的なアプローチからの新しい「知」の体系の構築が必要なのです。本シリーズは、まさしく心と身体を扱う学問領域を横断的にまとめようとされた画期的かつ新しい発想の素晴らしい企画だと思います。
監修者である久住先生は、人間総合科学大学を創立された時からの、新学問確立への熱き情熱を維持し続けられ、今回の快挙を成し遂げられたばかりか、ご自身も「人間科学」の探求のために学び続けておられます。心からの敬意と、このシリーズが多くの方々の学びの糧として活用されることを期待しております。
田沼 靖一<東京理科大学薬学部教授、生化学>
心身健康科学シリーズの素晴らしい点は、誕生から死までの連続した中で、人々の「よりよい生」を考えている点だろう。そのために基礎医学から進化学、生命科学や脳科学、心身医学や行動科学、ストレス科学や生命倫理学までを網羅しており、健康の総合理解には、学生のみならず、医療関係者や私たち専門家にとっても非常に役立つ構成となっている。
柳川 洋<元埼玉県立大学長、公衆衛生>
本シリーズは「心身相関」をキーワードとして心身健康への科学的アプローチを目指した画期的な書であり、これから地域・職場や学校などでヘルスプロモーションの事業に関わる、実践志向の人たちにとって貴重な座右の書となるでしょう。
宮子 あずさ<東京厚生年金病院 看護師長>
「こころとからだ、-Knowledge for well-being-よりよく生きるための知恵」。
「学ぶ」と「生きる」が自然に結びついた、このメッセージは、大人の学習者と向き合う人間総合科学大学ならではの視点です。こころとからだのかかわりを科学的に解き明かすこの叢書は、全身を使って生ききるための力を、私たちに与えてくれるでしょう。
阿倍 正俊<保健行政・元参議院議員>
生活習慣病対策としての「特定検診」が始まり、あらゆるところでメタボ論議が溢れている。疾病観も「他律型」から「自律型」に変わらなければならない。
65歳以上の人生は、付け足しの「余生」ではない。人生の完結期の20年として自主的・自律的に設計して欲しい。この度刊行された心身健康科学叢書は、完結期をはじめ、漸く手にした成熟社会を「生ききる」ための知恵とヒントを授けてくれるだろう。
■心身健康科学シリーズ第1弾全6冊の内容
1.心身健康科学概論
こころとからだの<健康>を求める現代人のために、よりよく生きるための知恵を“Knowledge for well-being”として展開した現代人必読の書。
2.ストレスと健康
ストレスを乗り越える自己を重視。最新の脳科学やストレスに対する生体反応、実践的メンタルヘルスからストレスマネジメントなどを包括的に理解するストレス対処のバイブル。
3.心身医学
新しい健康理論である健康生成論やポジティブな生き方の問題について触れ、「よりよい生き方」の実践のための心身医学の基本入門書。
4.行動科学概論
人間の「こころ」と「行動」の法則性について重点をおき、認知行動療法なども踏まえた、人間の心と意識、その行動のさまざまな問題解決のために。
5.生命科学概論
生命の始原から、人間の誕生そして成長についてわかりやすく解説し、特に脳の可塑性など最新の知見を網羅した、人間の総合理解のための必読書。
6.生命倫理学
自己決定と自己責任の問題が私たちの身近な問題としてクローズアップされている今、生活者に必要な生命倫理の「知」を広く解説する。
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■関連URL
人間総合科学大学
http://www.human.ac.jp/
人間総合科学研究科
http://www.human.ac.jp/gakubuin/in/tokucho.html
人間総合科学・心身健康科学研究所
http://www.human.ac.jp/about/kenkyu.html
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■人間総合科学大学 概要
法人名 : 学校法人早稲田医療学園
学校名 : 人間総合科学大学
理事長・学長: 久住 眞理
本部 : 〒339-8539 埼玉県さいたま市岩槻区馬込1288
大学開学 : 2000年(平成12年)4月
設置学部学科: (学部)人間科学部
(学科)人間科学科(通信)、健康栄養学科(通学)
人間総合科学研究科心身健康科学専攻(修士、博士)
関連施設 : 人間総合科学 心身健康科学研究所
関連団体 : 日本心身健康科学会
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同大では、毎年、一般公開の「生涯学習特講」を行っていますが、今回は、5月に紀伊國屋書店から発売された『心身健康科学シリーズ』第1弾(全6巻)の発刊記念講演会として「Knowledge for well-being―よりよく生きるための知恵~『こころ』と『からだ』の健康を科学する」を開催いたします。
人間総合科学大学で研究の進められている『心身健康科学』という分野は、「こころ」と「からだ」を別々にとらえるのではなく、心身の健康を総合的に研究する世界でも数少ない研究領域です。今回は、同シリーズのテーマである「Knowledge for well-being」を冠し、現代人がよりよく生きるためには何が必要かを、さまざまな角度から講義します。
ゲスト講師に、長谷川 眞理子総合研究大学院大学教授を招き、「こころ」と「からだ」の健康について、進化生物学の観点からわかりやすい解説を行います。
また、シリーズの執筆にあたった同大学の多彩な教授陣、新井 康允(脳科学)、筒井 末春(心身医学)、川口 毅(公衆衛生学)、久住 武(心身健康学)、鈴木 はる江(生理学)による講演が予定されています。
本学の学生のみならず、関心のある一般の方々のご参加をお待ち申しております。
詳細については、下記、人間総合科学大学ホームページ、あるいは直接お問い合わせください。
注)下記に記載された「心身健康科学シリーズ」のうち、心身健康科学概論が当日の講演の参考テキストとして役に立ちます。ネットか紀伊國屋書店にてお買い求めください。
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■「心身健康科学シリーズ発刊記念講演」概要
<総合テーマ>
Knowledge for well-being―よりよく生きるための知恵~「こころ」と「からだ」の健康を科学する
<日程>
日時 :2008年7月12日(土)
開演 :9:00~17:40
場所 :人間総合科学大学 2F 大教室
プログラム:下記の<講演>をご参照下さい。
<講演>
特別講演 :ヒトはなぜ病気になるのか
―進化生物学からみた「よりよく生きるための知恵」とは―
講師 :長谷川 眞理子(総合研究大学院大学)
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講演1 :Knowledge for well-being
―心身健康科学から生まれる「よりよくいきるための知恵」―
久住 眞理(人間総合科学大学学長)
講演2 :現代人に必要なメンタルヘルスマネジメント
筒井 末春(人間総合科学大学院研究科長)
講演3 :積極健康(Positive health)とヘルスプロモーション
川口 毅(人間総合科学大学客員教授)
講演4 :脳の発生と脳の成長―こころの発達を考える―
新井 康允(人間総合科学大学部長)
講演5 :脳と健康、こころと健康
久住 武(人間総合科学大学教授)
講演6 :こころとからだを繋ぐメカニズム
鈴木 はる江(人間総合科学大学教授)
◆受講希望の方は、電話またはeメールにて以下の点を末尾申しこみ窓口にお知らせください
(1)7月12日生涯学習特講受講希望
(2)名前
(3)電話番号
(4)一般参加
※車でのご来場はご遠慮ください。
※ゲスト講師、講演内容は一部変更となる場合があります。
【学校法人早稲田医療学園所在地(アクセス方法)】
〒339-8539 埼玉県さいたま市岩槻区馬込1288
※JR宇都宮線「蓮田駅」東口から徒歩13分、または国際興業バス約4分
【申込先・お問い合わせ先】
人間総合科学大学 事務局
TEL : 0120-277-713
FAX : 048-749-6110
URL : http://www.human.ac.jp/
e-mail: admin@human.ac.jp
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【資料】ご一読ください。心身健康科学シリーズに関して
今回の講演の各テーマの中心となる心身健康科学シリーズについて下記に紹介します。
■心身健康科学シリーズとは
人間総合科学大学は、「よりよく生きる知恵(Knowledge for Well-Being)」の創出を目指し、社会人、大学生、医療従事者のためのテキストとして、「心身健康科学シリーズ」全6冊を現在、全国の書店から絶賛発売中。
発行:人間総合科学大学
発売:紀伊國屋書店
監修:久住 眞理(人間総合科学大学学長)
■心身健康科学シリーズの推薦文が各方面から届いています
小泉 英明<株式会社日立製作所役員・日立フェロー>
現代の複雑な諸問題を解決するために、心身の問題を架橋・融合した新たな科学が、今、どうしても必要である。鳥が大空から大地を見渡すように、人間自身とその営みの全容を科学の目で俯瞰する。そして、細分化された学問諸分野を統合して、客観的に人間のよりよき生存の方向を指し示す。
俯瞰統合論の時代を象徴し、かつ、生存のための羅針盤を担うのが、この心身健康科学シリーズであろう。
上村 洸<東京理科大学特別顧問・物理学>
21世紀になって、学問は予想もしないスピードで、既存の学問分野を乗り越えて発展している。従ってこれからは、個々の成果がより大きな全体に、どの様に発現していくかを広い視野から常に考えることが大切であろう。そのような考え方を、「ホリスティック アプローチ」と呼ぶが、心身健康科学シリーズは、人間のこころと身体の相関を軸に、「ホリスティック アプローチ」によって、「生命」「健康」「人類」を学際横断的に研究し、人間の全体像の把握を目指す新しい学問領域である。このシリーズを読むことで、現代の健康課題である心身の健康問題を解決する科学的アプローチを学ぶことができるだろう。
谷口 和久<学校法人明治東洋医学院・明治国際医療大学理事長>
長寿社会を迎えている私たちに対して、「どのように対処すべきか」という命題に明快に記述されている。本書のねらいは人間の「こころ」と「からだ」の相関性と生命現象のメカニズムを解明するために統合的に捉える主旨で、人間総合科学大学の英知を結集し、より優れた執筆陣を網羅している点である。
社会人、一般人にとっては、いまニュースで流れている万能細胞などのテーマをより深く解説してくれている。若いがゆえに悩みの多い大学生ならびに専門学校生たちの年齢層に対しては、「こころ」と「からだ」を別々に扱うのではなく、両者を関連づけて自立して解決できるように、分かりやすく解説を加えており、心身ともに健康で前向きな姿勢で明日を切り開く指針にもなるような具体的で豊富な内容となっている。また本書は、監修者の久住 眞理氏の“人間を愛することが心身健康科学の始まりである”との思いから、このシリーズが始まったのではと思われる。今回、人間総合科学大学から出版された「心身健康科学シリーズ」は、このような時代に応える形で、「よりよく生きる」に主体的に取り組むための必須情報が体系的に編集されている。「健康で幸福に生きたい」と願う、私たち一人ひとりの必読書としてここにお薦めするものである。
後藤 修司<学校法人後藤学園理事長、社団法人全日本鍼灸学会会長>
医療や鍼灸臨床はまさしく「人間学」の実践だといわれています。それを科学化するには、従来の分析科学とは違う方法論が必要とされます。学際的なアプローチからの新しい「知」の体系の構築が必要なのです。本シリーズは、まさしく心と身体を扱う学問領域を横断的にまとめようとされた画期的かつ新しい発想の素晴らしい企画だと思います。
監修者である久住先生は、人間総合科学大学を創立された時からの、新学問確立への熱き情熱を維持し続けられ、今回の快挙を成し遂げられたばかりか、ご自身も「人間科学」の探求のために学び続けておられます。心からの敬意と、このシリーズが多くの方々の学びの糧として活用されることを期待しております。
田沼 靖一<東京理科大学薬学部教授、生化学>
心身健康科学シリーズの素晴らしい点は、誕生から死までの連続した中で、人々の「よりよい生」を考えている点だろう。そのために基礎医学から進化学、生命科学や脳科学、心身医学や行動科学、ストレス科学や生命倫理学までを網羅しており、健康の総合理解には、学生のみならず、医療関係者や私たち専門家にとっても非常に役立つ構成となっている。
柳川 洋<元埼玉県立大学長、公衆衛生>
本シリーズは「心身相関」をキーワードとして心身健康への科学的アプローチを目指した画期的な書であり、これから地域・職場や学校などでヘルスプロモーションの事業に関わる、実践志向の人たちにとって貴重な座右の書となるでしょう。
宮子 あずさ<東京厚生年金病院 看護師長>
「こころとからだ、-Knowledge for well-being-よりよく生きるための知恵」。
「学ぶ」と「生きる」が自然に結びついた、このメッセージは、大人の学習者と向き合う人間総合科学大学ならではの視点です。こころとからだのかかわりを科学的に解き明かすこの叢書は、全身を使って生ききるための力を、私たちに与えてくれるでしょう。
阿倍 正俊<保健行政・元参議院議員>
生活習慣病対策としての「特定検診」が始まり、あらゆるところでメタボ論議が溢れている。疾病観も「他律型」から「自律型」に変わらなければならない。
65歳以上の人生は、付け足しの「余生」ではない。人生の完結期の20年として自主的・自律的に設計して欲しい。この度刊行された心身健康科学叢書は、完結期をはじめ、漸く手にした成熟社会を「生ききる」ための知恵とヒントを授けてくれるだろう。
■心身健康科学シリーズ第1弾全6冊の内容
1.心身健康科学概論
こころとからだの<健康>を求める現代人のために、よりよく生きるための知恵を“Knowledge for well-being”として展開した現代人必読の書。
2.ストレスと健康
ストレスを乗り越える自己を重視。最新の脳科学やストレスに対する生体反応、実践的メンタルヘルスからストレスマネジメントなどを包括的に理解するストレス対処のバイブル。
3.心身医学
新しい健康理論である健康生成論やポジティブな生き方の問題について触れ、「よりよい生き方」の実践のための心身医学の基本入門書。
4.行動科学概論
人間の「こころ」と「行動」の法則性について重点をおき、認知行動療法なども踏まえた、人間の心と意識、その行動のさまざまな問題解決のために。
5.生命科学概論
生命の始原から、人間の誕生そして成長についてわかりやすく解説し、特に脳の可塑性など最新の知見を網羅した、人間の総合理解のための必読書。
6.生命倫理学
自己決定と自己責任の問題が私たちの身近な問題としてクローズアップされている今、生活者に必要な生命倫理の「知」を広く解説する。
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■関連URL
人間総合科学大学
http://www.human.ac.jp/
人間総合科学研究科
http://www.human.ac.jp/gakubuin/in/tokucho.html
人間総合科学・心身健康科学研究所
http://www.human.ac.jp/about/kenkyu.html
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■人間総合科学大学 概要
法人名 : 学校法人早稲田医療学園
学校名 : 人間総合科学大学
理事長・学長: 久住 眞理
本部 : 〒339-8539 埼玉県さいたま市岩槻区馬込1288
大学開学 : 2000年(平成12年)4月
設置学部学科: (学部)人間科学部
(学科)人間科学科(通信)、健康栄養学科(通学)
人間総合科学研究科心身健康科学専攻(修士、博士)
関連施設 : 人間総合科学 心身健康科学研究所
関連団体 : 日本心身健康科学会
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