日本語検定公式キャラクターが「にほごん」に決定しました！

●「日本語検定公式キャラクター」募集から決定まで

日本語検定委員会では、「日本語検定」の顔となるキャラクターを、今年の2月12日(火)から4月11日(金)まで広く一般から募集いたしました。

約2か月間で、全国から750点を超えるご応募をいただきました。個性豊かな優れた作品が多く、選考は難航しましたが、「たくさんの人に愛されるキャラクターを」というコンセプトから、ホームページ上でのウェブ投票を行うことにしました。ホームページに一次選考通過の77作品を掲載し、その中の1つに投票してもらうという方法で、6月に投票を実施しました。

結果、人気を集めた「にほごん」(東京都のデザイナー　福政 真奈美さんの作品)を、最優秀作品とし、日本語検定公式キャラクターに採用することと決定しました。

また、次いで人気の高かった「ゴ犬」(東京都のデザイナー　あべ木 寛和さんの作品)と「ニホンゴ侍」(神奈川県のデザイナー　串戸 学さんの作品)を優秀作品に決定しました。


● 日本語検定委員会の講評

公式キャラクターに決定した「にほごん」には、人を和ませる愛くるしさとあたたかみがあります。また、しっぽの鉛筆などフォルムの独自性や、出自や性格の設定により、幅広い方面でさまざまな活用が可能な作品だと期待しています。

ご応募いただいた作品に共通して見られたモチーフとしては、「日本」や「日本語」、「日本文化」をイメージさせる「桜」「富士山」「筆」「着物」など、また「検定」を連想させる「博士」「学生」「鉛筆」、さらには「語検(ごけん)」という日本語検定の略称にからめて「犬(けん)」を用いたものも多くありました。

こちらの予想をはるかに超える数のご応募をいただきました。選考に時間がかかってしまいましたが、おかげさまで素敵なキャラクターが誕生しました。


●「にほごん」を通して日本語の大切さを伝えたい

今後「にほごん」は、「日本語検定」の認知拡大と受検者とのコミュニケーションのため、日本語検定のパンフ等の販促物やホームページ、機関誌などの中で活躍させていく予定です。

「にほごん」にはその愛くるしさで、「検定」「勉強」といった堅苦しいイメージを和らげ、「日本語の大切さ」「学ぶことの楽しさ」を伝えるメッセンジャーになってほしいと思います。「日本語の乱れ」が危惧されているこの社会状況で、「にほごん」を通してたくさんの人が日本語に関心をもち、日本語を学ぶモチベーションを抱くきっかけ作りをしていきます。


● 受検者数の推移

昨年6月に第1回を実施して2万人が受検し、11月に第2回を実施して2万3,000人が受検しました。
第3回目となる今回は、6月20日と21日に、全国115都市124会場で、8歳から85歳まで約47,000人以上が受検し、前回の2倍以上となりました。
各級の内訳は、1級735人、2級6,201人、3級14,796人、4級11,501人、5級7,146人、6級6,754人の合計4万7,133人となっています。今年の11月には4回目が実施されますが、5万人以上が受検する見込みで、受検者数は本年度が9万7,000人、累計で12万人となる予定です。
また今回6月20日、21日に、団体として受検したのは、学校、企業など1,146団体で、これも、前回に比べて2倍以上となっています。


● 平成20年度2回目(通算4回目)日本語検定について

一般会場　　： 平成20年11月9日(日)
準会場　　　： 平成20年11月7日(金)・9日(日)・15日(土)
申込受付期間： 平成20年8月1日(金)～10月7日(水)
お申込み方法： 日本語検定のホームページ、書店、日本語検定のお問合わせからも受け付けています。

日本語検定委員会ホームページ
URL　 ： http://www.nihongokentei.jp/

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会社概要
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社名　： 東京書籍株式会社
代表者： 代表取締役社長　河内 義勝
所在地： 東京都北区堀船2-17-1
創業　： 明治42年
資本金： 8,000万円
URL　 ： http://www.tokyo-shoseki.co.jp/