ニコンシステム、高解像度スライドショー合成ソフトウェアをリリース

2008.09.18 15:00

株式会社ニコン(社長：苅谷道郎、本社：東京都千代田区、以下ニコン)の子会社である株式会社ニコンシステム(社長：萩元雅夫、本社：横浜市西区、以下ニコンシステム)は、デジタルカメラで撮影したデジタル画像をハイビジョンテレビにて音楽付きスライドショーを表示する技術「ハイビジョンピクチャ」を開発致しました。

スライドショーデザイン１

本技術は9月にニコンより発売されるコンパクトカメラ「COOLPIX S60」に搭載され(機能名：HD Pictmotion)、製品化第一弾としてリリースされます。

●発売概要
商品名　　：ハイビジョンピクチャ
価格　　　：お問い合わせ下さい
発売予定日：2008年9月

「ハイビジョンピクチャ」は、デジタルカメラで撮影したデジタル写真を基に、フルHD解像度(1920×1080ピクセル)の音楽付きスライドショーを作成するソフトウェア技術です。
この技術は、近年一般家庭に普及が著しいハイビジョンテレビを、新たな写真鑑賞デバイスとして位置付け、ご家庭のリビングにおいて、家族や友人等が「みんなで同時に」、「ハイビジョンテレビならではの迫力ある大画面」で写真を、手軽に鑑賞、共有して楽しむ事を目的としてニコンシステムにおいて開発致しました。

「ハイビジョンピクチャ」は、写真を鑑賞するという点を意識してデザインされた、特徴あるスライドショーデザインと音楽が搭載されており、その中からユーザーが好みに応じて選択を行うと、ニコンシステムにて自社開発した独自の画像分類技術を用いて写真を選択、自動的に音楽付きスライドショーを合成して写真のプレゼンテーションを行います。

今後、同技術はニコンシステムのソフトウェア製品としてデジタルカメラ、ビデオカメラ、薄型TV等各種デジタル映像製品に向けて広く販売展開を行っていく予定です。

●主な特長：
1.　写真鑑賞に適したスライドショーデザイン
現在急速に普及しつつあるハイビジョンテレビの高い映像表現力と、メガピクセルの解像度を持つデジタルカメラ写真の高い親和性に着目、「写真を鑑賞する」という点に主眼をおいた、他社には無いニコンシステムならではの高品位な写真プレゼンテーションの世界をユーザーに提供します。

2.　選択したデザインに応じて写真出力を変化させる画像分類機能
デジタルカメラで撮影された一連の写真において、撮影場所が変わるなどの撮影イベントの変化を自動で検出し、同一イベントで撮影された写真をグルーピングして同一画面上に表示する「イベント分類処理」、写真の色味を判定し、色味に応じて写真を分類する「色分類処理」が、写真プレゼンテーションをより効果的なものにします。

3.　多様な組み込みプラットフォームに対応
お客様の要望に応じて各種デジタル映像製品に向けた、組み込みソフトウェアとして製品提供を行う事が可能です。また、スライドショーデザインに関しても、様々なニーズに応じたカスタマイズが可能です。

【会社概要】
名称　：株式会社ニコンシステム
設立　： 1986年(昭和61年)設立
資本金： 5,000万円
代表者：社長　萩元雅夫
本社　：〒220-6116　横浜市西区みなとみらい2-3-3クイーンズタワーB 16F
TEL　： 045-682-0120
URL　： http://www.nikon-sys.co.jp/