≪デスクワン調べ≫ 掲載スペースは新聞690ページ分、広告換算値にすると約590億円。北京五輪の報道傾向調査結果
株式会社デスクワン(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:大畑 一裕)は、北京五輪の報道傾向調査を行いました。2008年8月の全国紙5紙における北京五輪に関する掲載スペースは1,368,828cm2(新聞690ページ分)、そのスペースを各紙・各面の広告料金に換算すると589億8,858万円となりました。
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北京五輪掲載料推移
■最も掲載量が多かったのは、閉会式翌日の朝刊
最も掲載量が多かったのは、閉会式翌日の25日朝刊で、広告費にすると27億5,932万円相当のスペースを割いて報じられました。5紙すべてが一面・社会面で閉会式の模様を伝えたほか、スポーツ面などでは前日の競技結果に加え、17日間に及んだスポーツの祭典を総括する特集記事が組まれました。
また、総合面、国際面、経済面での掲載も多く、開催国・中国の運営面や今後の経済発展などに言及する記事も散見されました。
■15日朝刊、競泳・北島と体操・内村のメダル重なり掲載量増加
競技期間中の掲載量は8月15日の朝刊が最多で、18日朝刊、17日朝刊と続きます。15日朝刊は水泳の北島 康介選手の2冠達成と体操の男子個人総合での内村 航平選手の銀メダル獲得が大きく報じられ、広告換算値は25億6,794万円となりました。北島選手の第一報は前日の夕刊でしたが、翌日朝刊でも5紙すべてがカラー写真付きで大々的に取り上げました。内村選手は2種目めのあん馬で落下し、3種目終えた時点で23位となりましたが、残り3種目で21人を抜き去り銀メダル。「19歳の新鋭」による男子個人総合での「24年ぶり」のメダル獲得と話題性が高く、大きなスペースを割いて報じられました。
■毎日新聞の掲載スペースが最多、換算値では読売
媒体別の掲載スペースを見ると、毎日が351,757cm2で最も多く、全体の26%を占めました。次いで読売が22%、朝日が20%となりました。広告換算値では、読売が208億円と一番高く、朝日161億円、毎日123億円と続きました。五輪はスポーツ面を増やして報じられるのに加え、一面や社会面での扱いも多くなります。今回の北京五輪報道のうち、社会面で報じられたスペースは全体の15%、一面は8%となりました。
【株式会社デスクワンについて】
新聞(全国紙・産業経済紙・地方紙)・雑誌などから必要な記事を代行検索するメディアモニタリング業務と、独自の記事情報・分析評価システムによる広報効果度分析業務を手掛けています。毎月、全国紙5紙の企業関連記事の分析レポートを発行、またオーダーメイド型レポートを作成するなど企業の広報活動をサポートしています。
URL: http://www.deskone.co.jp
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