茨城県神栖市の伝統鳴り物会「はさきあばれ太鼓会」が明治神宮に...

茨城県神栖市の伝統鳴り物会「はさきあばれ太鼓会」が 明治神宮にて奉納太鼓を披露!

平成25年の伊勢神宮式年遷宮でも奉納太鼓の実績

茨城県神栖市波崎(はさき)の手子后神社を本拠地とし、地域の青年らにより結成された「はさきあばれ太鼓会(代表:斉藤良一)」は、平成28年5月22日、明治神宮で奉納太鼓を披露いたします。

あばれ太鼓1
あばれ太鼓1

【手子后神社】
 茨城県の最南端、利根川の河口に位置する神栖市波崎「手子后神社(てごさきじんじゃ)」は奈良時代の神護景雲年間(767-770)の創建で古くは息栖神社・大洗磯前神社と共に鹿島神宮の三摂社と称されていました。鹿島神宮の御祭神、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)の御妃と言われている手子比売命(てごひめのみこと)をお祀りしており、毎年旧暦の6月15日前後の土日に、豊漁・豊作・海の安全・地域の繁栄を祈り、大潮祭(例祭)を執り行っています。(本年は宵宮7月16日・本宮17日)

【伝統文化の継承】
「はさきあばれ太鼓会」は大潮祭(例祭)で囃される笛、鉦、太鼓の鳴り物と、1尺5寸の和太鼓で表現する祭礼太鼓の伝統を保存継承するために平成9年に地域の青年たちにより結成されました。
特に1尺5寸の和太鼓を脇に抱え、大海原が荒れたり穏やかになったりする海面の様子を表現とした「はね太鼓」はこの祭りの特徴でその勇壮果敢で躍動感あふれる演舞は漁師町の祭りならではの荒々しさで観る者を魅了します。

また、「はさきあばれ太鼓会」では地域の子供たちを対象に「あばれ塾」を開催し、鳴り物の楽しさや和太鼓の魅力を教えることで若者や子供たちの芸能行事への参加を促し、地域に根差した伝統文化の保全と継承・発展に貢献しています。

漁師でもある斉藤会長を先頭に地域コミュニティ活動の活性化や文化活動などにも積極的に取り組み、新たな文化の創造を推進し、若者の力で地域を盛り上げようと活動しています。

地域の活動だけでなく、「かしま大使(茨城県鹿嶋市)」でもある相川七瀬さんの20周年記念ライブの前座へ「はさきあばれ太鼓会」が招待された実績もあり、活躍の場が広がっています。

【明治神宮で奉納太鼓】
平成25年10月には、伊勢神宮式年遷宮の奉祝行事に参加し奉納太鼓を舞いましたが、このたびの平成28年5月22日午前11:30より明治神宮でも奉納太鼓を披露する運びとなりました。



【地域活動】
・手子后神社大潮祭 鳴物渡御
・神栖市波崎きらっせ祭り 鳴物渡御
・神栖市国際交流フェスティバル
・地域小学校運動会等 おやじの会と共演
・あばれ塾運営(青少年育成活動)

【はさきあばれ太鼓会の主な歩み】
平成9年3月 神栖市無形文化財指定 手子后神社大潮祭鳴物「はね太鼓」継承を目的に発足
平成12年3月 利根川かもめ大橋開通記念式典 出演
平成14年6月 日韓ワールドカップ関連イベント出演
平成14年8月 全国高等学校総合体育大会茨城総体開会式 出演
平成18年5月 はさきあばれ太鼓会発足10周年記念式典
平成22年9月 鹿島神宮例大祭 鳴物奉納
平成23年4月 あばれ塾 開講
平成25年10月 伊勢神宮式年遷宮奉祝行事 奉納太鼓
平成26年5月 笠間稲荷神社 奉納太鼓
平成26年6月 鹿島神宮大鳥居竣工祭 出演
平成26年6月 鹿島神宮式年遷宮御船祭 鳴物渡御
平成27年3月 鹿行文化賞 受賞
平成27年11月 相川七瀬20周年記念ライブに前座として出演

現在会員は80名程(15歳~35歳くらいの青年男女)

カテゴリ:
イベント
タグ:
芸能 社会(国内) 教育
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