藤枝産抹茶を世界へ発信!抹茶スイーツの『ななや』、アメリカ・...

藤枝産抹茶を世界へ発信!抹茶スイーツの『ななや』、 アメリカ・ヨーロッパ・アジアの 輸出先に合わせた抹茶を製品化  各地域好みの抹茶ジェラートもネット限定で6月5日発売

静岡抹茶を使用した菓子・製造を行う『ななや』を運営する丸七製茶株式会社(所在地:静岡県藤枝市、代表取締役社長:鈴木 成彦)は、抹茶の輸出に本格的に参入します。輸出先の国別に栽培を見直し、それぞれの国の嗜好や基準に合わせて製品化します。2016年度製品化される抹茶を世界各地の飲料、食品メーカー、外食産業向けに輸出拡大することを目指します。また、海外進出する日本の食品、飲料メーカー向け、貿易商社、茶商向けに安定した高品質な原料供給などを目指し、タイアップしていただける企業も募集します。

ジェラートショーケース
ジェラートショーケース

当社が運営する『ななや』は6年前にオープンし年々人気が高まり、今では行列ができる店として藤枝店、静岡店、浅草店とも好評をいただいています。行列しなくても食べられる唯一の店として茶園のまん中にある牧之原店も交通アクセスが不便な中でも着実に来店客が増加しています。『ななや』の抹茶ジェラートはその美味しさを評価していただいており、年々増加する輸出向けに、当社はジェラートに使用する抹茶をさらにレベルアップさせる製品作りに取り組み、日本の農産物の輸出拡大に貢献して参ります。


■輸出先の嗜好や基準に合わせて製品化
日本の農産物が世界中に輸出される数量が年々増加しています。日本政府の強力な後押しもあり、日本茶の輸出も増加しています。中でも抹茶の人気は日本だけでなく海外の消費者にも高まっており、既に“MATCHA”という言葉が外国人にも通じるほどとなっています。しかし、従来の日本の抹茶生産ではまだまだ各国の嗜好や基準に適さないものがほとんどです。こうした背景を踏まえ当社では5年前から徐々にこうした問題を改善する体制を整えておりましたが、本年度から初めて本格的に輸出対象国ごとに栽培から製品の香味などの品質も区別した製品の販売を開始します。


■世界と日本の違い、その嗜好と基準
抹茶の健康的な成分と緑色の綺麗な食材としての希少性と付加価値の高さ、そして日本の茶の湯の文化を背景とした高級感などから世界中の人たちが日本の抹茶に注目しています。しかし、日本人が感じる抹茶の渋味の中に感じられる旨味や馥郁とした香りは十分に理解されているとは言えません。海外で日本の寿司がカリフォルニアロールに変化していくように、抹茶に果汁を加えたり炭酸で割ったりして飲まれ始めています。
また、日本の安全基準と世界各国の安全基準が異なるために、日本の抹茶のほとんどが正規に輸出することができないのが現状です。こうした課題を解決するには何年もの時間が必要となります。当社では、様々な課題を契約栽培農家とともにひとつひとつ時間を掛けて問題解決プロジェクトを組み、嗜好、品質、基準等全てをひとつの茶園で解決することは困難と考え、仕向け地別に茶園と生産農家を区分けして栽培に取り組みました。
また、それぞれの国を訪問し、各地によって異なる香味の好みやグレードの認識などを把握。焙煎方法などの見直しを行い、製品化を進めてきました。
こうした取り組みを重ね、多くの課題をクリアして参りました。こうした活動がまだ完全ではないものの本年度スタートラインにつけるところまで辿りつくことができました。


■地区別にターゲットに合わせて栽培
ターゲット国に合わせ、効果的な農業指導体制を整えるために地区別に管理手法とその製品加工時の加工方法、調合を変えて製品化します。米国向けにはFDA(米国食品医薬品局)が制定したFSMA(食品安全強化法)にもいち早く対応し、米国で求められるコーシャ認証、アジア圏で求められるハラル認証も取得しています。

それぞれの製品の概要は、
◎アメリカ向け:市之瀬地区
濃い緑色の清涼感のある香りと上質な甘味を感じるタイプ
◎EU向け:朝比奈、小園地区
明るい緑色と馥郁とした香りと余韻のある味わいを感じるタイプ
◎アジア向け:青葉根地区
深みのある緑色で芳ばしい香りでリーズナブルな製品

また、全国でも前例のない規模で製品の全ての茶園を個別に残留農薬試験を行い、それぞれの国によって求められる異なった安全性の確認をより確実なものとして製品化します。残留農薬は近隣の茶園や他の農産物の畑からの飛散や大気汚染なども影響する場合があり、これらの影響がないことも確認し相手国とのトラブルを未然に防ぐ体制を整えます。
すべての茶園について2年前から経済優先になることなく、環境汚染や茶園従事者の労働問題など様々な公益性の確認も既に第三者機関により確認作業が終了しています。


■輸出国別抹茶ジェラートセット
2016年5月2日から本年度産の収穫を始め、5月中に収穫した一番茶のみを使用し、抹茶の新茶を初めて製品化、ジェラートとして発売します。また、様々な課題を改善した抹茶をそれぞれの仕向け地の嗜好に合わせ製品化したことを活かし、輸出先の国の食材との相性を考えた抹茶ジェラートを作りました。それらをセットして記念にネット限定にて6月5日に発売します。

<グローバル抹茶ジェラートセット>
(1) アメリカ向け抹茶を使った抹茶アーモンドジェラート
  カリフォルニア産アーモンドを使った抹茶ジェラート
(2) EU向け抹茶を使った抹茶レモンジェラート
  イタリア産レモンを使った抹茶ジェラート
(3) アジア向け抹茶を使ったマンゴー抹茶ジェラート
  台湾産マンゴーを使った抹茶ジェラート

この3種を各4個(各120ml)ずつ入った12個セット、さらに今回静岡抹茶レモンティ(80g)を1袋付きにてネット限定商品で販売いたします。
保冷パッケージとクール便(-17℃)の送料込みで全国一律(沖縄、離島を除く)特別価格5,600円(消費税込み)にてお届けいたします。
お取り寄せのURL http://nanaya-matcha.com/


■藤枝産静岡抹茶
過去には高級茶である玉露産地として隆盛を極めたものの、その後衰退を続ける山間地農業を救うために当社と地元農家とが協力して1988年に静岡で初めて抹茶作りを始めました。他社にない100%契約栽培で始めた抹茶作りは幾度かの苦難を乗り越え、伝統だけでなく様々な最新技術を導入し、新しい抹茶作りを進めてきました。当社が始めた殺菌処理済抹茶はその高度な衛生管理により生菌数管理などが求められる分野への利用に広がり、今日の抹茶食品の拡大に繋がりました。また、新たな抹茶の魅力を伝えるために2010年7月7日に“抹茶スイーツファクトリー『ななや』”をオープンし、お茶屋の視点で作る自家製スイーツの販売を行っています。自らスイーツを作ることで初めて分かるスイーツと抹茶の“相性の本質”を感じた経験を生かし、お茶の風味を土づくりから栽培技術、製造工程までを見直し、地元の名産品を“飲む”だけでなく“食べる”ための美味しいお茶となるよう進めています。
現在、国内だけでなく米国、欧州、アジアなど世界各地に抹茶の輸出を行っています。
2015年3月には日本で初めてレインフォレスト・アライアンス認証(米国ニューヨーク本部)を取得しその栽培方法が地域社会や環境へ配慮した農業であることが認められました。


■会社概要
会社名 : 丸七製茶株式会社
所在地 : 静岡県藤枝市上青島1870
代表者 : 代表取締役社長 鈴木 成彦
事業内容: 日本茶・茶類の製造・販売、
      茶類を使用したスイーツの製造・販売
URL   : http://marushichi-group.jp/

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

プレスリリース配信 @Press

記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)

  • 会社情報