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メール誤送信対策アプライアンス「BRODIAEA safeAttach」シリーズの 新モデル「BRODIAEA safeAttach HX2」をリリース

~最大2倍の性能向上を実現、 Bcc化機能を搭載した新システムソフトウェアも今冬リリース~

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2009年9月10日 09:30
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電子メール関係システムの開発・販売を行う株式会社オレンジソフト(本社:東京都品川区、代表取締役:日比野 洋克)は、添付ファイルの暗号化をメールサーバ側で行うメール誤送信対策アプライアンス「BRODIAEA safeAttach(ブローディア セーフアタッチ)」シリーズの新モデル「BRODIAEA safeAttach HX2」を新たに開発し、2009年9月10日より販売を開始いたします。


■「BRODIAEA safeAttach」シリーズ開発の背景

ビジネスを進める上で、電子メールは電話に代わる双方向コミュニケーションツールとして、もはや欠かせないものとなっています。しかし、これに伴い、宛先間違いなどの誤操作を原因とする情報漏えいが頻発に発生しており、大きな問題となっております。この問題は、2005年に個人情報保護法が施行されて以降、企業だけにとどまらず社会全体の問題として懸念されております。

この問題に対応すべく、経済産業省も「情報セキュリティ管理基準」を発表し、添付ファイルの保護(暗号化)などを求めておりますが、メール送信時に手作業で暗号化を行うには「暗号化の操作が煩雑で作業効率が低下する」「個人で暗号化したファイルを、メール監査ゲートウェイが監査できない」「安易なパスワードが多用されており、簡単に解読可能」といった問題がありました。

これらの問題を解決するために開発されたのが、メールの添付ファイルを自動的にパスワード付ZIPファイルに変換するなどの機能を備えたメール誤送信対策アプライアンスサーバー「BRODIAEA safeAttach」シリーズです。本シリーズは2007年の販売開始以来、KDDI株式会社など多くの企業に導入されております。


■「BRODIAEA safeAttach HX2」の特徴

「BRODIAEA safeAttach HX2」は、ハイエンドモデル「BRODIAEA safeAttach HA」の後継モデルであり、

・ハードディスク容量を、1テラバイトに拡大(HA比約6倍)
・メモリ容量を、8ギガバイトに拡大(HA比約4倍)
・CPUをクアッドコア Xeon 5500シリーズ×2へアップグレード

などの大幅な機能拡張を行なっており、旧モデルと比較した際のメール配送性能が、最大2倍にまで向上いたしました。この性能向上により、必要となるサーバ台数を減らすことができ、より導入コストを下げることが可能となりました。


■「BRODIAEA safeAttach HX2」製品概要

CPU     : クアッドコア Xeon 5500シリーズ×2
メモリ   : 8Gbyte
HDD     : 1Tbyte、二重化、ホットスワップ対応
電源ユニット: 二重化対応
NIC     : 1,000M×2
形状    : 1Uラックマウント

リリース日 : 2009年9月10日
販売価格  : 300万円(税別、別途保守料が必要)
詳細URL   : http://www.orangesoft.co.jp/safeAttach


■システムソフトウェアのバージョンアップについて

オレンジソフトでは、下記の機能に対応すべく、「BRODIAEA safeAttach」システムソフトウェアを2009年12月にV2.0へバージョンアップする予定です。
なお、本バージョンアップは既存の「BRODIAEA safeAttach」全モデルに対応いたします。

◇本文暗号化機能
従来の添付ファイルの暗号化機能に加えて、メール本文の暗号化にも対応し、メール本文に含まれる機密情報の漏洩対策も可能となります。
他社製品では、本機能が未対応のものが多く、対応していてもライセンス料が高価である、という問題があり導入が難しい機能でしたが、「BRODIAEA safeAttach」では、サーバーライセンスのみで導入可能となります。

◇AES 256bitに対応
「ZIP形式では不安」というユーザーの声を踏まえ、より暗号強度の高い暗号化アルゴリズムであるAES 256bitに対応し、高度なセキュリティ要求にも対応できるようになります。
本機能は、他社製品では未対応の製品が多く、対応している場合でも「独自形式であり、Windows以外に対応していない」などの問題がありました。「BRODIAEA safeAttach」では、これらの問題を解決いたします。

◇Bcc化機能
「本来Bccに記述するメールアドレスを、誤ってTo/Ccに設定してしまい、メールアドレスが漏洩してしまう」というトラブルに対応すべく、To/Ccのメールアドレスを、強制的にBccに変換する機能を搭載いたします。
これにより、設定ミスによるメールアドレス情報の漏洩を一切遮断いたします。


■今後の展望

次期システムソフトウェアV3.0において、「時間差配送機能」を搭載予定であり、HX2のハードディスクサイズ拡張によって、より大容量のメールを保留することが可能になります。
メール誤送信対策ソリューションは現在非常にホットな製品分野です。オレンジソフトでは、今後もいち早く機能を拡充し、「BRODIAEA safeAtatch」シリーズのシェア増加を目指してまいります。
なお、「BRODIAEA safeAttach HX2」につきましては、2010年3月末までに100台の販売を計画しております。


■会社概要

名称  : 株式会社オレンジソフト(英字表記 Orangesoft Inc.)
所在地 : 〒141-0022 東京都品川区東五反田1-8-12 小原サンデンビル6F
代表者 : 代表取締役 日比野 洋克
設立  : 1990年9月
資本金 : 7,250万円
事業内容: 電子メール関係システムの開発・販売
URL   : http://www.orangesoft.co.jp/