今シーズンは西日本で大飛散に!? 環境省の花粉観測情報と独自の飛散予測を サイト「花粉ナビ」で公開!
日本気象株式会社(本社:大阪市、代表取締役:鈴木 正徳、以下 日本気象)は、花粉の飛散情報を確認できるポータルサイト「花粉ナビ」を2017年2月1日(水)に公開いたします。
環境省による花粉飛散予測は2016年で終了してしまいましたが、日本気象では今シーズンのスギ・ヒノキの花粉の飛散開始・終息時期や、これから予想される飛散量、さらに環境省の調査に基づくリアルタイムの花粉飛散量の情報、花粉症の方に役立つ情報を「花粉ナビ」で掲載してまいります。
-
「花粉ナビ」花粉飛散量実況データ
花粉ナビ: http://s.n-kishou.co.jp/w/charge/kafun/kafun_top.html
日本気象は環境省から委託を受け、今期のスギの雄花調査と全国のダーラム法による花粉の観測データを収集しています。また予測に関する情報については、過去の関連する研究や知見を基に日本気象独自に開発した予測式で行っています。
■2017年シーズンの総飛散量と飛散時期の傾向について
<北日本>
総飛散量は、概ね例年並みで、岩手と山形では例年よりやや多くなる見込み。
・スギ :例年より1~2週間程度飛散開始が早く、2月上旬頃から飛散開始。
※北日本ではヒノキがあまり分布しておらず、ヒノキ花粉もほとんど飛散しません。
<東日本>
総飛散量は、概ね例年並みですが、関東などの一部地域ではやや少ない。一方、三重では非常に多くなる見込み。
・スギ :例年通り2月上旬から中旬頃にかけて飛散開始。
・ヒノキ:概ね例年並みで3月中旬から下旬に飛散開始。
<西日本>
総飛散量は、例年より多く、四国・九州では非常に多くなる見込み。
・スギ :例年通り2月上旬から中旬頃にかけて飛散開始。
・ヒノキ:概ね例年並みで3月中旬から下旬に飛散開始。
九州地方ではやや遅く3月下旬から4月中旬の見込み。
都道府県ごとの詳細な情報は、下記をご覧ください。
http://s.n-kishou.co.jp/w/charge/kafun/kafun_top.html
■花粉飛散情報ポータルサイト「花粉ナビ」(無料)について
・花粉飛散実況データ
全国24ヶ所で観測した現在の飛散量について、詳細な飛散個数と8段階の飛散レベルを掲載。日本地図上に表示されたマーカーで、各地の飛散レベルが一目でわかります。
・今期の総飛散量予測と飛散期間・ピーク予測
都道府県ごとの飛散開始日・終息日の予測を、スギ・ヒノキに分けて時系列の表で掲載。自分が発症する花粉に絞って確認することができます。また総飛散量予測は、過去10年の平均値・昨年の飛散量と併せてグラフで確認することができます。
・全国市町村花粉飛散予報
1週間先までの全国市町村の花粉飛散予報を6段階で分かりやすく表示しています。週末のお出かけ前の花粉対策などに役立ちます。(2日目からの情報は有料)
「花粉ナビ」は天気防災総合サイト「お天気ナビゲータ」内で掲載しています。
※ダーラム法による観測
実況データはダーラム法によって観測されたものです。スライドガラスに白色ワセリンを塗布したものを屋外に24時間静置し、その上に落下した花粉を顕微鏡で計測しています。日本では最も一般的な花粉の測定法で、当サイトでは「ほぼ飛散なし、少ない、やや多い、多い、非常に多い、猛烈に多い、飛散開始前、飛散終息済」の8段階の飛散レベルで掲載しています。
■日本気象の花粉の飛散予測について
スギ・ヒノキ花粉の総飛散量予測及び飛散時期予測は、過去の関連する研究や知見を基に考案した、日本気象株式会社独自の予測式を用いて行っています。
花粉総飛散量は、前年夏の気候に左右されることが知られており、その関係を定式化し、シーズンを通しての総飛散量を計算しています。飛散時期予測については、前年秋からの気温の推移を基にスギ・ヒノキの雄花の生長状態を予測して計算しています。また、スギとヒノキではバイオリズムが異なるため、それぞれ別の予測式を立て、飛散開始・ピーク・終息時期の3要素を計算しています。
【日本気象株式会社 概要】
本社所在地: 大阪市浪速区幸町2-7-6 大阪桜川ビル
代表者 : 代表取締役 鈴木 正徳
URL : http://n-kishou.com
- カテゴリ:
- サービス
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)