NTTドコモの顧客システムとの連携により MVNOにおけるSIMカード開通などの迅速化と 「OCN モバイル ONE」の開通待ち時間の 大幅な短縮を実施

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)の回線を利用したモバイル通信サービスにおいて、2017年4月にNTTドコモの顧客システムとのオンライン連携を完了し、お申し込みから利用開始(開通)までにかかる時間を大幅に短縮します。

 このたびのNTTドコモの顧客システムとのオンライン連携によって、NTT ComをMVNEとして利用するMVNOは「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ」を介したSIMカードの開通などの迅速化やオペレーションの自動化が可能になります。

 また、NTT Comが個人のお客さまに提供する「OCN モバイル ONE」においては、即日受渡カウンター申し込み時の待ち時間が大幅に短縮されます。


1.機能強化のポイント

(1) MVNOにおける、SIMカード開通などのオペレーションを迅速に

 今回のオンライン連携(下図[1])により、NTT ComがMVNO向けに提供しているモバイル回線のプロビジョニング(※1)および利用通信量の確認ができるポータルサイトやAPIを介したオペレーションにおいて、SIMカードの開通などをさらに迅速に行うことができます。

 なお、これらのAPIは、セキュアな接続を実現する「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ」を介して提供します。NTT Comの企業向けサービスを複数利用されているMVNOは、統一された仕様でNTT Comの各APIを利用することができます(下図[2])。

https://www.atpress.ne.jp/releases/126922/img_126922_1.jpg


(2) 「OCN モバイル ONE」のお客さまにおける、開通待ち時間の短縮

家電量販店などの即日受渡カウンターにおいて、MNP転入によりお申し込みされる場合、今回のオンライン連携によりSIMカードをお渡しするまでの待ち時間が従来の最短約30分から最短約10分(※2)へと大幅に短縮されます(4月下旬より開始予定)


<「OCN モバイル ONE」 お申し込みのイメージ>

https://www.atpress.ne.jp/releases/126922/img_126922_2.jpg



2.提供開始時期

2017年4月



3.今後の展開

 NTT Comは、MVNO向けのAPI機能拡充など、モバイル通信サービスのさらなる利便性向上に今後も取り組んでいきます。

 また、「OCN モバイル ONE」は、お申し込み者が自宅などから開通手続きをすることができる「らくらくナンバーポータビリティ」(※3)を提供していますが、現在最大2時間程度かかることがある開通時間を短縮し、即時の開通を可能にする改善も予定しています(2017年7月予定)。



※1:モバイル回線の開通、MNP転入、プラン変更などの作業のこと。

※2:待ち時間は店舗の混雑状況などにより異なります。

※3:Webサイトなどで購入したSIMカードについて、MNP転入(携帯電話番号ポータビリティ)のお申し込みをする場合、お客さまが希望される任意のタイミングで開通作業を始められるサービスです。自宅などにいながらにしてSIMカードを開通させることができ、従来のようにSIMカードが発送されてから届くまで電話番号が使えなくなるという不便さを解消しています。



■関連リンク

・NTTコミュニケーションズ モバイルアクセス卸サービス(MVNE)

http://www.ntt.com/business/services/network/m2m-remote-access/bmobile/course.html

・NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ/デベロッパーポータル

https://developer.ntt.com/

・OCN モバイル ONE

http://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html

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